「研究室」に行ってみた。 の商品レビュー
紹介されてる研究者6人それぞれの研究内容と熱量が詰まっている。「はじめに」で『自分が十代の頃にこういう人たちに出会いたかったな』と述べているように、全員が大望を抱き熱をもって語る姿は胸を熱くさせる。特に「宇宙旅行を実現するために」の高橋有希さんのキャリアに、本当にこんな歩みをして...
紹介されてる研究者6人それぞれの研究内容と熱量が詰まっている。「はじめに」で『自分が十代の頃にこういう人たちに出会いたかったな』と述べているように、全員が大望を抱き熱をもって語る姿は胸を熱くさせる。特に「宇宙旅行を実現するために」の高橋有希さんのキャリアに、本当にこんな歩みをしている人がいるんだ!と憧れる。一方で会社員として40代となった身には、17年間に新元素を追い続けた「地球に存在しない新元素を創りだす」の森田浩介さんや、会社で研究を続ける「宇宙エレベーターは可能である」の石川洋二さんの言葉には目頭が熱くなった。
Posted by
著者は『夏のロケット』などの小説や、朝日の書評を書いたり多才な人。そのロケットの現場の人に取材したり、アフリカでバッタを追う研究者を訪ねてみたり。わかりやすく書かれているので、将来何になりたいかを気にする高校生にもいいと思う。研究者の最先端の現場、考え方、夢がわかる。良書。
Posted by
科学の先端で活躍しているひとの取材記事。 最初に登場する、前野ウルド浩太郎さんのサバクトビバッタのはなしが気に入った。 思わず、ウルドさんの本を購入してしまいました(笑)。
Posted by
日本の理系文系というくくりではなく、それがクロスオーバーするような世界のしかも先端的情報を開示、それはバッタから宇宙旅行・宇宙エレベーター・ロボット・元素等広範囲に及び興味が尽きない面白さだ。
Posted by
これまで知らなかった世界を掘り下げている人達には物語がある.しかし,その物語は敢えて語らず,その先にある精神と人とを描こうとする.シリーズ化して貰いたい.
Posted by
なによりもいつも笑顔を絶やさないこと。笑顔には科学の真実や素敵な人、幸福や人生の愉しみを引き寄せる力がある。
Posted by
- 1
- 2