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ビブリア古書堂の事件手帖(6) の商品レビュー

3.8

514件のお客様レビュー

  1. 5つ

    97

  2. 4つ

    193

  3. 3つ

    141

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

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2023/03/28

これまでは、日常のミステリーに近かったが、前回に田中敏雄が出てきたかと思わせた時から、日常に収まらない本格的なミステリーな感じになった。今までよりもずっとドキドキして、先が気になる展開となっていて面白い。栞子の母親の背景についても少しずつ分かってきて、より興味をそそるものになって...

これまでは、日常のミステリーに近かったが、前回に田中敏雄が出てきたかと思わせた時から、日常に収まらない本格的なミステリーな感じになった。今までよりもずっとドキドキして、先が気になる展開となっていて面白い。栞子の母親の背景についても少しずつ分かってきて、より興味をそそるものになっている。

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2023/02/28

6巻、大変面白かった! 最後の方まで全然犯人がわからなくてドキドキしながら読み進められた。 物語はやや複雑な動きをするので、何度も前を見返したけど。 本が好きな所以、本の中に出てくる本というのはかなりの大好物。 ビブリア古書堂シリーズはどの作品にも必ず古書が絡んでくるので、自然...

6巻、大変面白かった! 最後の方まで全然犯人がわからなくてドキドキしながら読み進められた。 物語はやや複雑な動きをするので、何度も前を見返したけど。 本が好きな所以、本の中に出てくる本というのはかなりの大好物。 ビブリア古書堂シリーズはどの作品にも必ず古書が絡んでくるので、自然、近代文学周辺の作品が出てくる。 私は日本文学に関してはだいぶ不勉強で、でも興味はあるので、とっても良いガイドブックにもなっている。 ところで個人的には栞子さんと五浦くんの恋愛模様は不要なんだよなぁ…ミステリにドキドキしてる最中に恥ずかしいドキドキ描写は要らんのよ…あとこの本を手に取るときに引っかかるのはこのターゲット不明な表紙の絵…あと目の裏にチラつくランチパック(剛力彩芽)…キャスティングって切実に大事。

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2023/01/16

#読了 今回は再び太宰治の著書にまつわる長編。巡り巡って大輔の祖母の秘密にも言及されたり、栞子さんの家族の過去や秘密が明かされたり、めまぐるしい。 美女が古書にまつわる謎を解いていくホンワカ解いていく心温まるシリーズかと思って軽い気持ちで手に取ったら大間違い。まあ最初から栞子さん...

#読了 今回は再び太宰治の著書にまつわる長編。巡り巡って大輔の祖母の秘密にも言及されたり、栞子さんの家族の過去や秘密が明かされたり、めまぐるしい。 美女が古書にまつわる謎を解いていくホンワカ解いていく心温まるシリーズかと思って軽い気持ちで手に取ったら大間違い。まあ最初から栞子さんが何者かに襲われて入院中っていうシリアスっぷりだったからすぐに考えは改まったけど、この巻は特に古書への執着が強く、人の道を踏み外しまくる人が多くてぞわぞわした。

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2022/11/30

栞子さんシリーズ6作目 登場人物多し、展開も右往左往して結構複雑で正直分かりにくかった それでもラスト付近のどんでん返しにはびっくり

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2022/10/29

ストーリーとしてはいろいろと展開があった巻ですが、"軟弱とか女々しいといった批判に晒されてきました……" の太宰をちゃんと読んでいないな、と思いましたし、その後に「セレクトブック」で『道化の華』を読んで、やっぱり面倒だな、、と思いましたが、よいきっかけになりま...

ストーリーとしてはいろいろと展開があった巻ですが、"軟弱とか女々しいといった批判に晒されてきました……" の太宰をちゃんと読んでいないな、と思いましたし、その後に「セレクトブック」で『道化の華』を読んで、やっぱり面倒だな、、と思いましたが、よいきっかけになりました。

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2022/09/19

6巻も内容はいつも通りおもしろかった。ただ、この巻ではかなり多くのキャラクターが出てくるので、誰がどういうキャラだったのかを読んでる途中に忘れてしまったりすることが多かった。ビブリアやその他の読んでみたい本を読み終わった後にまだ気力があれば、もう一度読み直してみようと思う。太宰治...

6巻も内容はいつも通りおもしろかった。ただ、この巻ではかなり多くのキャラクターが出てくるので、誰がどういうキャラだったのかを読んでる途中に忘れてしまったりすることが多かった。ビブリアやその他の読んでみたい本を読み終わった後にまだ気力があれば、もう一度読み直してみようと思う。太宰治に関する知識が豊富に詰まっていたのは良かった。

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2022/09/12

本の紹介とエピソードを読むものだと割り切れば読めないことはない。 話自体はマンネリの極みな上に複雑化の一途を辿っているのでおすすめはしない。

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2022/08/27

作者さん曰わく、『ビブリア』シリーズは次かその次の巻で完結となるそうです。もう少し続けていただきたいというのが本音。栞子さんと大輔さんの関係も進展し、色々な関係性が明らかになりつつあるのでラストの雰囲気が漂い始めているのは分かるのですけれど。 さて今回、1巻でも出てきた太宰治さん...

作者さん曰わく、『ビブリア』シリーズは次かその次の巻で完結となるそうです。もう少し続けていただきたいというのが本音。栞子さんと大輔さんの関係も進展し、色々な関係性が明らかになりつつあるのでラストの雰囲気が漂い始めているのは分かるのですけれど。 さて今回、1巻でも出てきた太宰治さんの『晩年』がまた重要になっております。最後のあの人の理由、確かにその気持ち分かります。が、それは勿体無いと思うのです。本は読まれてこそ、かもしれないですけれども。 お母さまの智恵子さん、彼女は何をお考えなのでしょう。不思議な方。

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2022/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~ 三上延 ꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱ 太宰治編 ★「走れメロス」 ★「駈込み訴へ」 ★「晩年」 とうとう付き合うことになった2人の事を周り中が知っている。文香ちゃん最高。 「走れメロス」は国語で習った。待つ身が辛いか、待たさせる身が辛いか。私的には、裏切られるかも知れないと疑う待つ身よりも、人の命なり人生を預かってる待たさせる側が辛いと思うのだけど。 「駆込み訴え」は短いのでパッと読めた。とりとめのない感じがしたけど、五浦くんでもちゃんと読み込めてた。 「晩年」の「自殺用」の書き込みについては、何でも記録したい私にはちょっと分かる。衝動的なら分からないけど、普段から日記を書いてる人でも辛いことを吐き出すために書いてるっていう人に近いかな。って思ったことをつらつら書いてると「駆込み訴え」みたいになることない? 太宰治はメンタル弱めな人が好むのかもしれない。本を読んで共感出来るとその作家さんを好きになること多いし、弱い所を剥き出しにしてるのを知ると母性が働いたりもしそう。 調べる毎に親戚増えていってないか? 私だってアンカット破りながら読みたい。 太宰はKindleで無料で読めるんだけど、やっぱり本で読みたいなぁ。 2022/07/25 読了(図書館)

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2022/07/13

太宰治の「晩年」の2種類の初版本をめぐり、栞子さんと大輔にまつわる人の過去が明らかになる。古書を手に入れるためにあらゆる手を使う人が誰なのかがわかったときに、登場人物の繋がりの複雑さがまた露見する。次の巻ではどんな結末が待っているのか楽しみだ。

Posted byブクログ