なでし子物語 の商品レビュー
途中までずいぶんことばがずっしりしていた。だんだんきれいなことが増えてきて、こんないいものあったんだな、みたいな。発見。すきです。 と、思ったら四十九日のレシピの人だったのね。懐かしい。あの本も好きだった。
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「自立と自律」の物語 自立 自分の力で立つということ うつむかずに顔をあげて生きるということ 自律 自らを律すること 美しく生きるということ 母親に見捨てられた7歳の少女耀子と 大金持ちの一人っきりの跡取りという重圧に 苦しむ少年立海と 過去の思い出だけに生きている未亡人照子が 出会いそれぞれ心を癒しあい、一歩踏み出す物語 耀子は母親に見捨てられて会った事もない 父方の祖父に引き取られ、祖父が働きながら 居住している常夏荘に住む事になる。 そして、同じころ東京から身体の静養をするために 常夏荘に来た子供の立海とともに遊びともに 勉強することになる。 しつけもされず、なにもしらなかった耀子が 教養を身につけ洗練され元気になっていく様子や ひとりぼっちで戦っていた立海が耀子に心を開いて 元気になっていく様子が読んでいてワクワクドキドキ して大変に心地よい。 常夏荘のおあんさんこと、照子さんも過去の 思い出の中に生きながらも二人の子供に出会って 過去から一歩踏み出すような気がする。 人は孤独でもそれでも誰かと繋がっている そしてこれから先も繋がることが出来る。 すごく希望のある、そしてガッツの湧く 素敵な物語だった。 どうして?、ではなくどうしたら?と問いかけるとか やらまいか!と自分を鼓舞する など考えさせられ元気の出る言葉がたくさん出てきた。 何度も読み返したいので 図書館で借りたけれども購入しようと思う。
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やらまいか、自力と自律。 どうして?、ではなくどうしたら?言葉一つで人は変われる。 全ては自分次第。 涙を止められなかった。
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居場所のない少年少女の話。 どんな環境だろうとも 人に恵まれることがなによりなんだろうな。 逃げ場とか心落ち着ける場所があるだけで どれだけ救われることか。
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自立と自律。やらまいか。燿子と立海、照子に青井先生。寂しい辛い人生も心持ち一つで前向きになれる。かおをあげてうつくしく生きて行きたい。
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