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なでし子物語 の商品レビュー

4.4

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

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2022/03/21

感動しました。 ひと昔前の文学作品の趣でした。手元に残しておきたい素晴らしい物語です。自立と自律。娘が通っていた女子校の校訓です。 この作家さん、今まで読んだ本すべてが星5つです。 続編はどちらから読もうかな?

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2022/03/06

立海くんのおしゃべりがかわいくて、かわいくて、何度も読み返してしまいました。 おあんさんの関西弁もすてきで、出てくる人たちの会話に引き込まれました。 小さい頃私もこんなふうに悩んだり考えたりしていたな。と思い出させてくれる作品でした。 ミステリーや犯罪物も面白いけど、こういう...

立海くんのおしゃべりがかわいくて、かわいくて、何度も読み返してしまいました。 おあんさんの関西弁もすてきで、出てくる人たちの会話に引き込まれました。 小さい頃私もこんなふうに悩んだり考えたりしていたな。と思い出させてくれる作品でした。 ミステリーや犯罪物も面白いけど、こういうの沢山読むべきと思った。

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2022/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人は大切にされないことで心が荒み愛されることで回復するということに改めて気づかされた。 物語が途中で終わった感があるが、続きがあるのだろうだろうか?

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2021/06/15

「どうして、って思いそうになったら、どうしたら、って言い換えるの」「『どうして』グズなの?この質問に答えは出ない。だけど『どうしたら』グズではなくなるの?この質問には考えれば答えがでる。 答えが浮かばなかったら誰かに相談してもいい」 自立、かおをあげていきること。 自律、うつくし...

「どうして、って思いそうになったら、どうしたら、って言い換えるの」「『どうして』グズなの?この質問に答えは出ない。だけど『どうしたら』グズではなくなるの?この質問には考えれば答えがでる。 答えが浮かばなかったら誰かに相談してもいい」 自立、かおをあげていきること。 自律、うつくしくいきること。 やらまいか。 あたらしいじぶんを、つくるんだ。 これは、父親を早くに亡くし、母親が男を作っていなくなってしまったことで、常夏荘に連れてこられた、燿子に、立海の家庭教師・青井がかける言葉だが、いい大人の私にも十分に響く言葉だった。 それと同時に、子供にかける言葉は本当に大切で、安易に悪い言葉を使ってはいけない、と改めて思った。自分をグズだなんて、嫌われる子だなんて、思わせてはいけない。悲しいときに大声で泣けない子にしちゃいけない。

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2021/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評判のよい作品なのはわかっていましたが、長く積ん読していて、ようやく読めました。 たくさんの方に読んでほしいと思う反面、あまり広まってほしくないような、世間の垢に触れず大切に大切にしてほしいようなお話でした。 愛を与え合う、愛を育むことは、本当に本当に大切で、だれかに大切に扱われたことは、その後のその人の人生にどんなに強く影響することか。それは、子どもでも、大人でも同じです。 ヨウヨとリュウカ、ずっとずっとこのままがいいです。ようやく子どもでいられるようになった2人なのに、もっとゆっくり子どもの時間を過ごしてほしかった。そうさせてあげたかったです。 続編が2冊出ていますが、私はこのお話だけでいいかな。気になりますが、読めないです。

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2021/06/14

未読のまま続編を先に、いつか読む日がいまだった 中途半端な救いじゃないこと、そして自立と自律に 燿子だけじゃなく、照子に、そうやって巡る気持ち では、謹んで続編の再読と

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2021/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもたちの成長から勇気をもらえ、わたしも頑張ろうと思えた作品だった。 なにより、先生の存在が好きになった。 ・自分で自分のことをいじめない。怪我をしても黙って治して自分を支えてくれる身体は自分のことが大好きだ。自信をもつこと。 ・「どうして」と嘆くのではなく、「どうしたら」に置き換えてもがいていくこと。この置き換えは自分の中になかった。わたしも意識しようと思った。 ここではあげきれないほど先生からわたしも学んだ。 出会えてよかったとじんわり思える一冊でした。

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2021/01/09

「良かったなぁ」しみじみとそう思える作品。 登場人物3人がそれぞれ自分だけの重荷を抱え周囲の人と関わりながら、少しずつ、静かに前に進んでいく。 読み進める程にどんどん物語に引きこまれていきました。 自分のことをグズでバカで何も出来ないと思い込んでいた不登校の耀子。でも決してグズ...

「良かったなぁ」しみじみとそう思える作品。 登場人物3人がそれぞれ自分だけの重荷を抱え周囲の人と関わりながら、少しずつ、静かに前に進んでいく。 読み進める程にどんどん物語に引きこまれていきました。 自分のことをグズでバカで何も出来ないと思い込んでいた不登校の耀子。でも決してグズじゃない。丁寧で言葉にするのに時間がかかるだけ。 青井先生の言葉が優しく心に沁みる。 そんなふうに受けとめて、言葉にするまで待ってあげられる大人が、今いったいどれだけいるだろう。 耀子が青井先生と出会えて本当に良かった。立海と耀子も出会えて良かった。 とても温かい物語。また読み返したい一冊です♪

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2020/09/25

8月-20。4.0点。 田舎の名家、使用人の孫娘(母親が逃げ、学校でもいじめられていた)、跡取り(身体弱い)、跡取りの兄嫁(兄は死亡、屋敷の管理)の三人の物語。出会い、別れ、成長が詰まった、やさしい物語。 心に残る、いいお話。跡取り専属の家庭教師がとてもいい味を出していた。

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2020/04/22

一歩足を踏み出す勇気をもらいました。 社会人1年目で、本当ならば研修とかがある中コロナの影響で全て中止。焦ってた自分を、おあんさんや青井先生、おじいちゃん、峰生の人たちが優しく包み込んでくれました。 さあさあみんな、やらまいか。

Posted byブクログ