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時をかけるゆとり の商品レビュー

4.2

574件のお客様レビュー

  1. 5つ

    222

  2. 4つ

    216

  3. 3つ

    79

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2025/02/12

面白かった。大学生みたいなことを朝井リョウもしっかり通っていてなんだか嬉しい気持ちになった。後半の直木賞を取った後の文章も良かった。雲の上の存在だったものになれると思い始める過程が天才のそれだったが、日記はうちも久々に復活させようかなと思った。最近、文章を褒められること、嬉しいこ...

面白かった。大学生みたいなことを朝井リョウもしっかり通っていてなんだか嬉しい気持ちになった。後半の直木賞を取った後の文章も良かった。雲の上の存在だったものになれると思い始める過程が天才のそれだったが、日記はうちも久々に復活させようかなと思った。最近、文章を褒められること、嬉しいことに自分の文章も小説見たいと言われたことがある。ほんの小さな褒め言葉が自分の中ではどんどん大きくなって夢を追いかけることに繋がるから言葉って偉大だ。就活関連のエピソードは何者の生々しさがなく、本当会と思うぐらい参考にならない話ばかり(いい意味で)で息抜き本として最高だった。偉い人が横一列に並ぶ個人面接あるあるの描写を最後の晩餐と例えるのはさすが。想像するだけでふっと笑える例えが秀逸だよなぁ。続編も読みたい!

Posted byブクログ

2025/02/08

-------------------- 14 私はお腹が弱い。 文字にするとなんとも情けない一行目だが、この事実は私を語る上で大変重要な項目だ。最重要と言ってもいい。本のカバーについている著者略歴に書き加えるべきだと思う。 私の正確な略歴は、「平成生まれ」や、デビュー作(単行...

-------------------- 14 私はお腹が弱い。 文字にするとなんとも情けない一行目だが、この事実は私を語る上で大変重要な項目だ。最重要と言ってもいい。本のカバーについている著者略歴に書き加えるべきだと思う。 私の正確な略歴は、「平成生まれ」や、デビュー作(単行本)のそれに加えられている謎の文言「大学ではダンスサークルに所属している」等ではなく、「岐阜県出身、5月生まれ、2009年に『桐島、部活やめるってよ』でデビュー。お腹が弱い」である。そうするべきである。 -------------------- ただひたすらにおんもしろい! 間違いなく今までの人生で読んだ文章の中で一番おもしろかった! 朝井さんのこと大好きになったし、どんな辛い展開の小説もまああのお腹の弱い朝井さんが書いてるんだし、と安心できるようになりました。 そしてお腹の弱い自分はしょっぱなの「便意に司られる」にひたすら共感しておりました。 おすすめしてくれた大学の後輩にほんと感謝。 (おすすめしてもらってから1年くらい経ってしまった。ようやく感想書いてます) どれも好きだけど、個人的に好きなエピソードは、 6.母校を奇襲するのポケモンの劇のくだり 7.黒タイツおじさんと遭遇する 12.母がいろいろと間違う 17.地獄の500キロバイク 21直木賞を受賞しスカしたエッセイを書く(このエッセイは普通に、めっちゃいい) です まだ読んでない人は全員読んでください!! 電車など公共の面前で読むとニヤニヤが止まらないので、お気をつけください! ---------------- 特におもしろかったところ⇩ 52 そんな恥部は、友人の「カットモデル探してるんだけど、どう?」という一言にガバッと飛び付いた。なんとも尻の軽い恥部である。恥部なら恥部なりに秘められていてほしい。

Posted byブクログ

2025/02/05

久しぶりのヒット作!! 大好きな朝井リョウさんのエッセイ集なのですが、爆笑に次ぐ爆笑で腹筋崩壊でした!!!笑 朝井リョウさんは早稲田大学卒業され、社会人としてきちんと就職され、エリートな道を歩まれていますが、全然カッコつけてないし、ありのままが描かれていて読みながらずっとクスクス...

久しぶりのヒット作!! 大好きな朝井リョウさんのエッセイ集なのですが、爆笑に次ぐ爆笑で腹筋崩壊でした!!!笑 朝井リョウさんは早稲田大学卒業され、社会人としてきちんと就職され、エリートな道を歩まれていますが、全然カッコつけてないし、ありのままが描かれていて読みながらずっとクスクス笑っていました!!とくに、学生時代の話が面白く、あれほど滑稽な話を華麗に書けるのは彼以外いないと思います!

Posted byブクログ

2025/02/02

すでに続編から先に読んでいたので、期待値が上がり過ぎていたのか、こちらはそれほど笑いを我慢しなければというところはなかった。続編になるにつれて熟練されていったのだろうか。

Posted byブクログ

2025/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

21個目の人生ゲームの話、感動して泣いた。 先生と生徒と言う立場ではなく、人として接してくれる小学校の先生 「あなたの日記はまるで小説を読んでいるみたいです。」 その言葉を受け取った浅井リョウが先生に100枚ほどの小説を書いて渡したという事実。高校3年生の3者面談で私立大学にしか受からなかった、浅井りょうに対して先生が欠けた一言、 「早く東京に行って書きなさい。」 浅井の周りには、彼を正しい方向へ導いてくれる人がたくさんいたのだと実感させられるエッセイだった。 浅井さんらしいひねくれた物の見方や作家と言う職業に対する浅井さんなりの偏見はわからなくはなかったし、彼が彼自身を自虐的に客観視するところも多くあり、それが自分と重なる描写も多くあった。 他の方が言うように、私も電車の中でこの本を開き、何度も失笑してしまったくらい、この本は面白かったです!

Posted byブクログ

2025/01/22

ニャーゴのフリートーク聞いてた時のノリで読めて楽しかった笑 バイト先の武田は地味にヤバいやつである予感w

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2025/01/20

同い年の朝井リョウさんのエッセイ。 エッセイという言葉でまとめてしまってよいのかと思わせるほど面白い! 本で噴き出したのは初めてです。笑 小説すばるでの対談もチラッと読みましたが、表現が文章文章してなくてスッと入ってくる。 朝井リョウさんの本、集めたいなー! 結論、ゆとりがあって...

同い年の朝井リョウさんのエッセイ。 エッセイという言葉でまとめてしまってよいのかと思わせるほど面白い! 本で噴き出したのは初めてです。笑 小説すばるでの対談もチラッと読みましたが、表現が文章文章してなくてスッと入ってくる。 朝井リョウさんの本、集めたいなー! 結論、ゆとりがあってよかった!

Posted byブクログ

2025/01/11

2024年1番笑ったエッセイ。 「クスッ」とかいうレベルではなく、誇張なしで深夜に声を出して大笑いしてしまったので、通勤時に読む時はマスクの下でひたすら歯を食いしばって笑いを堪えていた。

Posted byブクログ

2025/01/12

面白かった〜 頭が良い人がふざけているのもいいし、同じこと書くにしても表現が全部うますぎる あとがきにもあったが、 私も、元日から相方のインフルの検査を6時間くらい待つ間にたまたま手に取った。本当にこの本持っていってよかった〜

Posted byブクログ

2025/01/08

朝井リョウさんの本を初めて読みました。 著者紹介で「プッ」 目次の初っ端から「ブッ」 面白かったです。

Posted byブクログ