時をかけるゆとり の商品レビュー
読みやすいエッセイだった。小説を書くときの苦労や題材のためよ取材話なんてものはなく、ただただ学生時代の驚きエピソードや珍事件が軽快なテンポで綴られている。気取った感じもしないし、何より自分が大学生だった頃より圧倒的に変なことをしてるから面白かった。 早稲田の人なら仮装ハイクのこと...
読みやすいエッセイだった。小説を書くときの苦労や題材のためよ取材話なんてものはなく、ただただ学生時代の驚きエピソードや珍事件が軽快なテンポで綴られている。気取った感じもしないし、何より自分が大学生だった頃より圧倒的に変なことをしてるから面白かった。 早稲田の人なら仮装ハイクのこと知ってるのかな。 朝井リョウ、っていう名前は知ってるけど人となりは知らなかったから良い意味で拍子抜けした。今度は彼の作品を読んで彼の作家としての側面を知りたい。
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クスっとくる文章がとてもうまい。文で笑わせられる奇異なひと。 部活やめる方は未読だけどこんな感じの面白い日常系だったりするのだろうか?
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噂通りの面白さ!! 1人静かに読んでたはずが、 声が出てしまうほど笑ってしまったところもあった。 文章力もだが、 よくこれだけのエピソードがあり、 それを見事に記憶しているなと、、、 そう言ったところでやっぱり天才だと思う。
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爆笑の連続!最高!セルフツッコミがすごいよマサルさんを彷彿とした世代です。男女問わずご友人にも恵まれているなぁ。就活のエピソード。ほんとわかります笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
姉から勧められ読んだ一冊。 あまり積極的にエッセイを読むことはなかったが、これは本当になにも考えずに気軽に読めた。何気なく読んでいると普通にププッと笑えてしまうので読む場所には注意したほうが良さそう。笑 小説では結構グサっとくる作品が多いのに、日常を面白おかしく描いているギャップに驚いた。 最初に出てくる年表は見逃してしまいそうになったが、よくよく読んでみるとそこから面白かった。 朝井さんは色んなことに興味をもって真剣に取り組んでいるから、自然と面白い人たちが近くに寄ってくるのかな、と思いました。笑
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エッセイはあまり読まないが、朝井リョウが書くとこんなに面白いのかと、いい意味で期待を裏切られた作品。大学時代の経験談がメインで、どれも面白おかしくとても内容が濃い。繊細な心理描写が得意な作家でも、プライベートではこんなことを考えているのかと思うと、少し作家が近いものに思えて嬉しく...
エッセイはあまり読まないが、朝井リョウが書くとこんなに面白いのかと、いい意味で期待を裏切られた作品。大学時代の経験談がメインで、どれも面白おかしくとても内容が濃い。繊細な心理描写が得意な作家でも、プライベートではこんなことを考えているのかと思うと、少し作家が近いものに思えて嬉しくなった。
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言葉のチョイスが秀逸で好き 朝井さんの横に今自分いる?って錯覚するくらい情景も心理描写も鮮明。 そんなことある!??ってツッコミ入れながら永遠と読んでいられる素敵な本。 嫌なことがあった時すっと取り出せるくらい手元に置いておきたい。
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17 彼が私のセリヌンティウスだ。 38 本当に、本当に、人生諦めなければ何だってできるのだ。 だけど明日は何もできない。 46 これは声をかけられているのではない!ダメ出しだ!
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サクサク読めるおもしろいエッセイ 大学生のバイタリティ溢れた思い出がうらやましかった。 すごい人はたくさんいて、若手作家の活躍に焦り目標にしながら作品を出し続けていた、などの人間らしさもよかった。
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本でこんなに笑うことあるんやってなる 文才とはこのことか〜語彙が豊富で羨ましい 心に負担のない本を読んでフッと笑いたいときによい
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