冬姫 の商品レビュー
戦国女子異能バトル
冒頭から冬姫と忠三郎(蒲生氏郷)を主軸にストーリーが進むため、葉室作品にしては珍しく著名な戦国武将がたくさん出てくる。妖術や呪詛みたいな、時代小説にありがちな「予知夢みたいな異能持ち女子」設定もあったりするが、あくまで史実ベースなので横道に逸れすぎることなく楽しめた。あと、築山殿...
冒頭から冬姫と忠三郎(蒲生氏郷)を主軸にストーリーが進むため、葉室作品にしては珍しく著名な戦国武将がたくさん出てくる。妖術や呪詛みたいな、時代小説にありがちな「予知夢みたいな異能持ち女子」設定もあったりするが、あくまで史実ベースなので横道に逸れすぎることなく楽しめた。あと、築山殿と淀殿が振り切ったヴィランとして描かれてて良かった。
6lackbirdz
冬姫の芯が通っていて、凛とした佇まいが美しいと感じました。 女性には男性とはまた違った「女いくさ」があり、そちらの戦も重要な役割を果たしていたのだと知りました。 この時代は常に緊張感のある厳しい時代だったということもわかりました。 今まで歴史小説はほとんど読んだことがなく、...
冬姫の芯が通っていて、凛とした佇まいが美しいと感じました。 女性には男性とはまた違った「女いくさ」があり、そちらの戦も重要な役割を果たしていたのだと知りました。 この時代は常に緊張感のある厳しい時代だったということもわかりました。 今まで歴史小説はほとんど読んだことがなく、歴史にはあまり関心のない方でしたが、本書を読んで、歴史小説も面白いんだなと思いました。
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冬の日の朝一番に庭に出て思いっきり深呼吸をした時のような澄み切った気持ちが心の中いっぱいに広がった。父と、その父の理想を継ぐ夫を信じてひたむきに戦国の世を生き抜く冬姫の姿、またそれを支える従者たちの献身に心動かされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人を恨まず、憎まず、お互いを思いやって、生きていける国を、この地に築きたいのだ 冬姫は、天下布武邁進する。信長の間近で、武家の女は、槍や刀ではなく、心の刃を研いでいくさをせねばならならないのです、と言い聞かされて育っていく 私には人の心はわかりません。でも悲しみはわかるような気がいたします
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織田信長の娘で蒲生氏郷の妻。 数年前までそれすら知らなかった。 日本だけじゃなくても、女性ってよほど特別な人じゃないと記録や物語が乏しい。 (極端な悪妻・悪女は記録に残しやすいよね) 歴史関係の本を読むようになったのは、その昔学校の先生(多分高校)が「永井路子の歴史を騒がせた...
織田信長の娘で蒲生氏郷の妻。 数年前までそれすら知らなかった。 日本だけじゃなくても、女性ってよほど特別な人じゃないと記録や物語が乏しい。 (極端な悪妻・悪女は記録に残しやすいよね) 歴史関係の本を読むようになったのは、その昔学校の先生(多分高校)が「永井路子の歴史を騒がせた女たち」の事を話していたから、お小遣いで文庫を買い始めたかな。 今までは、ある程度歴史に名前が残っている女性(に限らないけど)はステレオタイプな描き方をされてきたけど、忘れられてた史料が見つかって、別な角度から描かれた物語が出てくるといいなと思います。
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織田信長の次女冬姫の戦国時代の女の戦いを描いた小説。 蒲生氏郷との夫婦間、お市の方、茶々との確執など、ストーリー面白くさせる。 葉室小説によく登場する細川ガラシャとの関係など、戦国スターが散りばめられている。 終盤は、少し尻切れ蜻蛉感はあるが、楽しく読むことが出来た。
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戦国の世で繰り広げられる女たちの戦い。その中で信長の娘であることで、清く姿勢を正して、相手の心を理解しながら難を逃れていく冬姫を応援しながら、あっという間に読み終わった。
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信長の娘、冬の生き様。 蒲生氏に嫁いだ冬という女性がいたことも知らなかったけれど、歴史上の有名武将もいっぱい登場するので流れは分かりやすかった。 始めは呪いなどの話題も多く面白く読んでいたけれど、段々と人間関係のしがらみに苦しみながら「女いくさ」を戦い抜く強い女性に圧倒された。 ...
信長の娘、冬の生き様。 蒲生氏に嫁いだ冬という女性がいたことも知らなかったけれど、歴史上の有名武将もいっぱい登場するので流れは分かりやすかった。 始めは呪いなどの話題も多く面白く読んでいたけれど、段々と人間関係のしがらみに苦しみながら「女いくさ」を戦い抜く強い女性に圧倒された。 侍女のもずの苦悩と献身も見所だった。
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織田信長の娘として産まれた冬姫の物語 久しぶりに葉室麟らしい本を読んだ。 この時代の家や家族を守る女性の強さと怖さが伝わって来た。安土城、蒲生など近くに住んでいた事もあったが初めて知る事ばかりだった。沢山の登場人物が描かれていたが それぞれが光輝くように感じた、個人的にはもずに魅...
織田信長の娘として産まれた冬姫の物語 久しぶりに葉室麟らしい本を読んだ。 この時代の家や家族を守る女性の強さと怖さが伝わって来た。安土城、蒲生など近くに住んでいた事もあったが初めて知る事ばかりだった。沢山の登場人物が描かれていたが それぞれが光輝くように感じた、個人的にはもずに魅力を感じた。
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戦国時代、男は武器と才覚で運命を切り拓き、女は夫のため家のため気丈な心でいくさをする。命がけで産んだ子を、ときには敵国ヘ人質にやり、戦場へと送り出さなければならない。 信長の2女として生まれた冬姫、秀吉治世下での女同士の生存競争にスポットライトを当てた歴史物語です。
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