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さよならの手口 の商品レビュー

4.1

120件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

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2017/01/20

失踪した女優の娘を探す女探偵。 相変わらず面白い。 理不尽なことばかりだけど主人公がドライで読みやすい。

Posted byブクログ

2017/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

解説者さんのおっしゃる、原価率の高いミステリー。 先に「静かな炎天」の方を読んでしまったけれどこちらは超の付くほどの長編。イヤ、本の厚さではなく内容の濃さで。 このシリーズを語るには私にとって100万年早い気がする。その位心酔してしまいました。 何しろ『MURDER BEAR BOOKSHOP』の富山店長が素敵すぎる!

Posted byブクログ

2017/01/14

濃密すぎる一冊です ハードボイルドはもちろんなのですが、良質なミステリィな事は太鼓判です 一体、どれだけのネタでどんでん返しを体感させられるんだ!読了後にゼーハー喘ぐような心地よい疲れる作品です。読むべし。

Posted byブクログ

2017/01/04

この作品も「このミス」(2015)でランクインしていたので、読んでみた。シリーズとしては4作目になるようだが、この前が13年空いているとのことで、ここから読んでも、全く問題なく楽しめる1冊。しかし…名前はもちろん知っていたが、こんなにハードボイルドな作品を書く方だったとは…最初か...

この作品も「このミス」(2015)でランクインしていたので、読んでみた。シリーズとしては4作目になるようだが、この前が13年空いているとのことで、ここから読んでも、全く問題なく楽しめる1冊。しかし…名前はもちろん知っていたが、こんなにハードボイルドな作品を書く方だったとは…最初から最後まで、まさにジェットコースターな展開で息が出来ないかと思うほど。女性探偵の葉村晶はとても不死身、でも、かっこいい訳でもなく、かなり抜けている。そこがまたいいのかもしれない。次作も2016年の「このミス」でランクインしており、人気があって、まだ読めないので、先に前の作品を読もう!

Posted byブクログ

2020/05/19

一気に読了。やっぱり葉村晶は面白い。 ただ、前作「悪いうさぎ」がいつもどおり暗いながらも、おっかなびっくり人間関係を築いていくプロセスも描かれていて非常によかったので、それには劣るかなという感じ。できれば葉村には完全に一人ではいないでほしい、と同世代同性として思うわけでね。

Posted byブクログ

2016/12/04

こんないかにもミステリを読むのは存外久しぶりかも。この人の長編はイマイチ好きじゃないことが多いんだよな…と初めは思ってたんだけど、次第にハマった。なかなかのどんでん返しっぷり。

Posted byブクログ

2016/09/01

葉村晶シリーズ。久しぶりに読むなあと思ったら前作から13年。そして葉村晶も歳を取っていて、なんかほぼ同世代に。 なかなかハードな過去を背負う彼女は、それをひけらかすことが無く、でも微妙にアンラッキーでなかなか他人を捨てきれず、人生ままならないこともあるよね、という部分がリアルなが...

葉村晶シリーズ。久しぶりに読むなあと思ったら前作から13年。そして葉村晶も歳を取っていて、なんかほぼ同世代に。 なかなかハードな過去を背負う彼女は、それをひけらかすことが無く、でも微妙にアンラッキーでなかなか他人を捨てきれず、人生ままならないこともあるよね、という部分がリアルながらかわいらしい。 ひとことで言うととにかく最後まで読みたくて読んだ。楽しかった。そして大オチで幸せになった。ああよかった。 シリーズ他作品読まなくても読めるけど、読んでおくとより楽しいかも。

Posted byブクログ

2016/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

探偵の葉村晶シリーズの第4弾。 葉村シリーズはもちろんのこと若竹さん初読です。 シリーズの前巻から13年ぶりで文庫書下ろしということで、ファンも大喜びだったそうですが、ミステリー的にも、サスペンス的にも面白かったです。 事件としては大きく3つ扱うのですが、一つはプロローグ的、一つは主題として拡散していく謎の連続が一気に収束する見事さ、最後の一つはどんでん返し的エピローグのようで、感服しました。 さらには膨大なミステリー小説の蘊蓄がちりばめられていて、大満足です。 それにしても推理は鋭いものの言動からトラブルを招いたり、事件が大きくなっていったりした上に、ケガが絶えないこの探偵ものの10年以上前の姿が見たくなりました。

Posted byブクログ

2016/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このミステリーがすごい!で割と評判がよかったので読んでみたのだが・・・私にはあまり良さが分からなかった。ただ単にいろいろ怪我の多い女性探偵が主人公だな・・・くらいしか最初は思わなかったが、出だしの頭蓋骨の推理はたいしたものだ。そこからは、元スター女優の娘の失踪人探しに展開していくのだけれど・・・・。刑事との絡みや、前の探偵との絡みもそうだけど、次第になんか暗くなって終わってしまった感がするのはちょっと後味が悪かったように思う。

Posted byブクログ

2016/04/09

病院の隣にいた元女優から二十年前に失踪した娘の捜索を依頼される。余命幾ばくもないことを知り引き受けてしまうがかなりの難題だった。 人探し、サイコパス、結婚詐欺、絞殺魔とミステリ要素は盛り沢山。主人公は不運にも何度も入院する羽目になるしドタバタした印象だが、ロジックはしっかりしてい...

病院の隣にいた元女優から二十年前に失踪した娘の捜索を依頼される。余命幾ばくもないことを知り引き受けてしまうがかなりの難題だった。 人探し、サイコパス、結婚詐欺、絞殺魔とミステリ要素は盛り沢山。主人公は不運にも何度も入院する羽目になるしドタバタした印象だが、ロジックはしっかりしている様に思う。分厚さの割にはさらっと読めた。

Posted byブクログ