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ファシリテーションの教科書 の商品レビュー

4.2

49件のお客様レビュー

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    21

  2. 4つ

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2015/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

単なるノウハウやプロセスではなく、ファシリテーションに臨むマインドや考え方が記述されている。また、ファシリテータが議論の準備段階と本番ですべきことが構造化されており、すっと頭で理解できる。 フレームワークやホワイトボードの使い方といったノウハウ本よりまず読んで頂きたい1冊。

Posted byブクログ

2015/08/22

ファシリテーションだけでなく、問題発見から解決までのプロセスについても整理が行われており、参考になった。 内容も濃く、多くのヒントが散りばめられているので、 ファシリテーションや仕事の進め方で躓いた時は本書を読み返したい。

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2015/08/03

ファシリテーションという議論のさばき、進行を教科書のようにまとめた本。 もファシリテーション自体が個人の能力や経験によるところが大きいと思っていた。 本を読んで学んだところでデキルようになるかと言えば微妙。 ファシリテーションを知るという意味で一読すべき本だと思う。

Posted byブクログ

2015/06/08

とかく「時間の無駄」などと揶揄されがちな会議や打ち合わせを適切に進行し、「今、決めるべきこと」を「きっちり決める」営みにするために、ファシリテーターに求められる役割やすべきことをまとめた指南書。 著者は、参加者の発言を引き出し、整理して結論に導くといった、一般的に考えられるファ...

とかく「時間の無駄」などと揶揄されがちな会議や打ち合わせを適切に進行し、「今、決めるべきこと」を「きっちり決める」営みにするために、ファシリテーターに求められる役割やすべきことをまとめた指南書。 著者は、参加者の発言を引き出し、整理して結論に導くといった、一般的に考えられるファシリテーターのテクニックを「さばき」と呼ぶが、実は会議前の準備である「仕込み」こそが会議を成功に導く”肝”であり、議論の出発点と到達点、参加者の状況、議論すべき論点の3つをしっかりと掘り下げ、明確化しておくことで、より生産性の高い会議が可能になるとして、その要点を体系的に解説している。 高度な論理思考力とコミュニケーション力を併せ持ったファシリテーターは、「優れた司会役」だけでなく、参加者全員の知とやる気を引き出し、相互理解を深める役割をも担うことになる。一朝一夕にマスターできるスキルではなく、また多忙な実務の中でいつでも十分な「仕込み」を行うことは難しいが、地道に継続することが組織の活性化と成長にもつながる意義深い使命であることが理解できる。

Posted byブクログ

2015/05/10

組織の思考力を活性化させるスキルとして「ファシリテーション」という言葉を良く耳にします。 一般的に、ファシリテーションは会議進行の技法と認識されることが多いですが、それはファシリテーションのひとつの側面にすぎません。顧客や市場が求めるモノが多様化し、変化のスピードが速くなってき...

組織の思考力を活性化させるスキルとして「ファシリテーション」という言葉を良く耳にします。 一般的に、ファシリテーションは会議進行の技法と認識されることが多いですが、それはファシリテーションのひとつの側面にすぎません。顧客や市場が求めるモノが多様化し、変化のスピードが速くなってきた昨今のビジネス環境において、ファシリテーションは組織の変革をリードするためのリーダーシップを具現化する必須スキルと言えます。 本書では、ファシリテーションの技術を以下のように分解し解説しています。 ・議論の出発点と到達点を具体的に定義し、 ・広く深く論点を洗い出す「仕込み」を行う。 ・実際の議論の場で論点を適切な状態に保ちつつ、 ・参加者の発言を質問で導く「さばき」を行う。 これらは、ただ単に会議を仕切るための表面的なテクニックではありません。組織の意思決定を適切に導くための思考方法そのものであることが分かります。 各章の冒頭で実際の議論の場で陥りがちな事例を紹介し、章の終わりにまとめを示すなど、理解を助けるための工夫もなされています。 本書を読むほどに、いかにファシリテーションというスキルが難易度の高いものであるかを思い知らされることと思います。それだけに身に付けるだけの価値があるのではないでしょうか。

Posted byブクログ

2015/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[内容] タイトルどおり、教科書。 世間一般にあふれるファシリテーションの本と比較すると、全体像が網羅されている。 アイスブレイクや、付箋の使い方などのテクニックをメインには書かれていない。 大別するとファシリ-テーションは『仕込み』『さばき』に分かれており、仕込みの段階ではどの点を抑えておくべきか?実際のさばきの段階では何をすべきか?が体系建てて記載されている。 [感想・気付き] ・・・仕込みってここまでしないといけないのか。 が率直な感想。 アジェンダ送って、なんとなく想定して…くらいのものがこれまでのやり方。 しかし実際は、相手はどんな人間で何を考えていて。 また、何を話し合うべきで何は話し合わないべきか。こんな話が出てきたらどうするか?などの仕込みの部分はかなり重要。 瞬発力で勝負出来る人間ならば、瞬発力に頼ればいいがそうでない凡人は仕込みをきっちりしなければいけないと実感。 また冒頭に記載したとおり、全体像を把握するには最適といえる一方で『わかる』と『出来る』は異なるのも事実。 教科書に書かれていることを出来るようになるためには、実際の現場での実践を重ねて時にはテクニックも学びつつ、型を自分なりの方法に落としこんでいくということが必要と感じました。 [アクション] 全体像シート、仕込みのシートを自作し実際の会議の場では使い続ける。

Posted byブクログ

2022/06/26

著書の先生の授業を受講して、テンションが上がって購入(ただ、受けた授業のテーマはこれとは違うのだが…)。 当然と言えば当然であるが、過去に受けた「ファシリテーション&ネゴシエーション」の復習のような内容。 ノウハウ本なので、いきなり全てやるのは難しく、自分の気になったところをピ...

著書の先生の授業を受講して、テンションが上がって購入(ただ、受けた授業のテーマはこれとは違うのだが…)。 当然と言えば当然であるが、過去に受けた「ファシリテーション&ネゴシエーション」の復習のような内容。 ノウハウ本なので、いきなり全てやるのは難しく、自分の気になったところをピックアップ。 「仕込み」と本番の「さばき」の二章立てなのだが、自分がファシリテーションをした場面を思い出しながら読むと、どうも今の自分には「仕込み」に課題があるらしい。 ・「仕込み」=議論の出発点と到達点を明確にする、参加者の状況を把握する、議論すべき論点を洗い出し・絞り・深める ・参加者の把握は、話されるテーマから、何を知っているのか、どのような考えを持っているのかを考えるのがポイント ・論点とは「その意見や主張がどういった問いに答えているのか」ということ ・いろいろあるが、絶対に忘れてはいけないのは、「議論の到達点」と「重要な論点とその関係」 ちなみに、先生曰く、帯裏にキーフレーズが隠れており、電子版より本を買った方がよいとのことです。

Posted byブクログ

2015/02/22

要は議論をまとめるためには事前の仕込みが必要。仕込みとは、現状とゴール設定、論点の明確化。論点は洗い出し、絞り込み、深めることで、話すべき論点と話すべきでない論点を整理しておく。 進め方はメンバーの状態を見て決める。目的共有、論点の明確化、議論。 グループ会での情報共有で、論...

要は議論をまとめるためには事前の仕込みが必要。仕込みとは、現状とゴール設定、論点の明確化。論点は洗い出し、絞り込み、深めることで、話すべき論点と話すべきでない論点を整理しておく。 進め方はメンバーの状態を見て決める。目的共有、論点の明確化、議論。 グループ会での情報共有で、論点を明確にして仕切る。相手に合わせて。

Posted byブクログ

2014/12/06

腹落ちとは目的と理由を深く理解し、具体的なあるべき姿を自ら描き、わくわく感や当事者意識おw持てるレベルまで納得すること。 人の可能性を信じ、人の意欲、能力、知恵を引き出すのがファシリテーション。 重要な論点は十分に深めることが必要。その論点を詳細に議論するための、議論の切り口...

腹落ちとは目的と理由を深く理解し、具体的なあるべき姿を自ら描き、わくわく感や当事者意識おw持てるレベルまで納得すること。 人の可能性を信じ、人の意欲、能力、知恵を引き出すのがファシリテーション。 重要な論点は十分に深めることが必要。その論点を詳細に議論するための、議論の切り口を用意する。 情報の核さをなくし、認識をそろえる。 どの判断基準を重視して意思決定するかによって結論が変わるわけですが、この優先順位の違いが対立の原因になていることが多い。

Posted byブクログ