「課長」から始める社内政治の教科書 の商品レビュー
思い当たることがありすぎて胸くそ悪くなりながら読了。 「社内政治」という言葉と存在を知りお勉強になりました。
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主に「課長」対象にした社内政治に対する心構えなどを説いた本。政治に疎く苦手な自分にとっては「ここまでやらねばならないのか」という感想。 ただ、姑息な手段を使って立ち回るというよりむしろ逆で、前半は「人望が集まる人の考え方」や「人を動かす」に書いてあるようなことの重要性が改めて説...
主に「課長」対象にした社内政治に対する心構えなどを説いた本。政治に疎く苦手な自分にとっては「ここまでやらねばならないのか」という感想。 ただ、姑息な手段を使って立ち回るというよりむしろ逆で、前半は「人望が集まる人の考え方」や「人を動かす」に書いてあるようなことの重要性が改めて説かれている。 部下に時間を惜しまずにしっかりと向き合い、上司(とさらにその上司)のニーズを汲み取り、そのための人脈形成もおざなりにしない。 大企業でトップセールスを維持し、出世した人物だからこそ、説得力のある一冊。
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会社に限らず、人が集まる場所には 必ず政治が発生します。 企画を通す。 予算や人員を確保する。 他部門の協力を得る。 本日ご紹介する本は、 社内政治の基本、心構え、 ノウハウをまとめた1冊。 ポイントは 「信頼の貯金」 組織やグループで、自分がやりたいことを やってい...
会社に限らず、人が集まる場所には 必ず政治が発生します。 企画を通す。 予算や人員を確保する。 他部門の協力を得る。 本日ご紹介する本は、 社内政治の基本、心構え、 ノウハウをまとめた1冊。 ポイントは 「信頼の貯金」 組織やグループで、自分がやりたいことを やっていくには、多かれ少なかれ政治力が必要です。 政治力=人を動かす力 人を動かすといっても、強制するのではなく、 相手に自発的に動いてもらう必要があります。 そのためには、常日頃、 周りの人にどれだけ「信頼」されているか が重要です。 そして、信頼は、 周りの人との、ちょっとした接し方、 自分が結果を出してきたひとつひとつの実績など、 「信頼」を貯金してきた人が、 長期的には優位に立ちます。 「情けと恩」 ”かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め” と言います。 自分が人にやってあげたことの見返りは期待しないこと。 人から受けた恩は、必ず返すこと。 なかなかできることではありませんが重要です。 「上司」 直属の上司を味方につけることは、 社内政治において重要なポイント。 仕事をする上では、好き嫌いという感情を捨てること。 上司をクライアントと思えば、そんなに気にならなくなります。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 政治力とは人を動かす力。相手に自発的に動いてもらう必要がある 「信頼」を貯金したものが、長期的には優位に立つ 重要なのは「ほめるか叱るか」ではなく、相手のことをちゃんと見ているか 交渉事において、相手の自尊心を傷つけることほどバカげたことはありません 周囲の人々から、あなたがどのようなレッテルを貼られているかを考える 1回のプレゼンで相手の心象はかわらない。さりげないPRを積み重ねること より多くを依存している方が、力関係では弱い立場にたつ 自分の生き方に納得できれば、政治の勝敗などたかが知れていいる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 社内政治は「影響力のゲーム」である 第2章 おしゃべりに政治の巧い者はいない 第3章 リアリストしか生き残れない 第4章 部下を掌握する 第5章 上司を攻略する 第6章 課長のために派閥「学」 第7章 「政治」に勝つより大切なこと ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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この本で何かを得るというより、今までの自分のキャリアを通じて会得してきた観念・価値観を確認するために、手にとってみました。 大筋は間違っていないかなと感じました。 ただ政治に対する小手先のテクニックを駆使するよりも、自分自身の仕事の進め方・生き方の原理原則をしっかりと持つことが大...
この本で何かを得るというより、今までの自分のキャリアを通じて会得してきた観念・価値観を確認するために、手にとってみました。 大筋は間違っていないかなと感じました。 ただ政治に対する小手先のテクニックを駆使するよりも、自分自身の仕事の進め方・生き方の原理原則をしっかりと持つことが大切だなと再認識しました。 著者の言う様に、人が集団化すれば、そこには必ず政治が存在するというのも、普遍の真理だなと思います。
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社内政治の教科書 ・政治力とは、巧みに物事を進めていく力 ・課長にとって、社内政治は、最重要の仕事 ・ビジネスにおいて、論理的は、必要条件ではあっても十分条件ではない ・政治力を生み出すもの; ①権限②影響力←信頼関係。好意。実績。専門知識 ・社内政治の原則;味方を増...
社内政治の教科書 ・政治力とは、巧みに物事を進めていく力 ・課長にとって、社内政治は、最重要の仕事 ・ビジネスにおいて、論理的は、必要条件ではあっても十分条件ではない ・政治力を生み出すもの; ①権限②影響力←信頼関係。好意。実績。専門知識 ・社内政治の原則;味方を増やして、敵を作らない。 ・相手が求めるものを与えるのが、人を動かす唯一の方法→重要感を与える →」見てくれている。気にかけてくれているという実感 重要なのは、褒める叱る、ではなく、見ているかどうか ・小さな価値を与え合い、返報性の原理から、少しずつ大きな価値へ ・かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め。 ・私心を大義に磨き上げる ・できるだけ議論を避ける→相手が本人の意思で、あなたの意見に賛同するように仕向ける ・相手に喋らせ、駆け引きの材料を手に入れる ・パワーの指標;①人事権。②予算 事業規模。 ③人員数 ・自分にどんな値札が付いているか、立ち位置を知る ・課長時代は、若い人たちの指示を勝ち取るチャンス ・まず、立場の弱い人を味方につける ・ゆったりとした雰囲気で、部下の心を開かせる ・できれば、半年に一回、1、2時間ほど部下と面談→目的は、心を開いてもらうこと。喋らないことがコツ ・課長の仕事 1現場で起こっていることを経営に正確に伝える、また、経営の意思を部下に実行させる 2課の中長期的な方針、目標を明確にし、課で共有するう 3部下を指導育成監督し、働きやすい環境を整える ・部下の昇格は、最重要課題の一つ ・上司を変えるのは不可能→好き嫌いを捨て、プロフェッショナルに。 ・定期的に報告を・ 報告事項と相談案件 ・社内を横に繋ぐ →最も効果的なのは、勉強会。
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社内での自らの思いを実現するためには、政治力を高めることが不可欠。 誠実であることが一番であるが、人間に対する深い洞察が大切。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・朝の挨拶をしないということは、「あなたは、私が相手にするほど重要な存在ではない」 というサインを送ってるのと同じ。 ・実現したい企画→企画の採否に影響力を持つ人に相談 =相談されたことに対して「重要視されている」と感じてもらうこと (上手に頼み事をするのも相手に重要感を与えることに繋がる) ・相手の得意分野を知っておく。得意分野に教えを乞われると自尊心が刺激される ・できるだけ議論を避ける。議論すると勝ち負けが生まれて負の感情が発生してしまう。 →相手が本人の意思で意見に賛同するように仕向ける 教えてください、と自尊心くすぐる作戦が有効 ・部門によって持ってる情報と持ってない情報がある。その情報格差を利用して 「橋渡し」をすることで「価値」が生まれる ・面談の最大のコツはしゃべらないこと。聞くが8割、話すが2割。 ・課長の仕事 ①現場のことを経営に伝える。経営の意思を部下に実行させる ②課の中長期方針目標を明確にし、部下と共有 ③部下が働きやすい環境を整える ※現場スタッフと異なり、「見る」「聞く」「考える」 一歩下がって全体を俯瞰すること。現場仕事に没入してはダメ。 ・不満分子を無力化する →その人にしかできない仕事を取り上げることで影響力を削ぐ
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リクルート出身の高城幸司による組織論。 社内政治に対してどのようにサラリーマン人生を 生きていくかについて書かれている。 実は、人間が2人いれば関係に強弱が発生し、 政治対立が生まれることは当然のことで、 それは社内に限ったことではなく、 家庭内、サークル内、教育現場においては...
リクルート出身の高城幸司による組織論。 社内政治に対してどのようにサラリーマン人生を 生きていくかについて書かれている。 実は、人間が2人いれば関係に強弱が発生し、 政治対立が生まれることは当然のことで、 それは社内に限ったことではなく、 家庭内、サークル内、教育現場においては 教員における学校内、生徒における学級内、 部活内などにおいても、参考になる内容である。 この本のステキなところは、小手先の方法論を 語るのではなく、最後は自分の生き方を大切に、 人生において大切なことは仕事だけじゃない、と 説いているところではないか。 私も質の高い休息を取るように心がけたいものである。
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社内政治は現実にある。そしてそれは長期戦。信頼の貯金をためつつ、権限と影響力を増やしていくことが必要。
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「政治力」は、正しいと思うこと、やりたいと思うことを実現するために、現実として必要な能力と本書は説く。 「影響力とは何か」を論理的に分析した後に、どうたちふるまうのが良いのかの話題に。 「政治」というと、ドロドロしたイメージを受けるが、相手を尊重して、謙虚に、相手に貢献する仕事...
「政治力」は、正しいと思うこと、やりたいと思うことを実現するために、現実として必要な能力と本書は説く。 「影響力とは何か」を論理的に分析した後に、どうたちふるまうのが良いのかの話題に。 「政治」というと、ドロドロしたイメージを受けるが、相手を尊重して、謙虚に、相手に貢献する仕事(GIVE)を積み重ねることで、信頼関係ができるというシンプルな話に感じた。大切なのは誠実に信頼の貯金をためること。政治といえばそうだけど、営業も恋愛も友人関係も同じかもしれない。 敵は作って得なことはない。以下に敵を作らないかが大切である。 しかし、八方美人は八方ふさがりに。ここという時には敵にしてでも勝負をかけないといけない時がある。 というメッセージが心に残った一冊。
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