ここらで広告コピーの本当の話をします。 の商品レビュー
今まで何気なく見ていたキャッチコピーには様々な狙いがある。キャッチコピーと一口に言っても狙いによって様々な種類に分類される。
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ずっと積読にしていた編集時代の同僚のおすすめ本。 コピーの本かと思っていたら、コピーにはマーケティング思考が大切というとても良い本だった。 商品のUnique selling pointを理解した上で、適切なターゲットの自己実現欲求を刺激するコピー(タグラインやキャッチフレーズ)...
ずっと積読にしていた編集時代の同僚のおすすめ本。 コピーの本かと思っていたら、コピーにはマーケティング思考が大切というとても良い本だった。 商品のUnique selling pointを理解した上で、適切なターゲットの自己実現欲求を刺激するコピー(タグラインやキャッチフレーズ)を正しく設計することが大切という内容。 2014年の本だが、今読んでも勉強になる。特に、コピー案だけならChatGPTをはじめとした生成AIで作れる今の時代には必須の考え方が書かれている。
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この本のここがオススメ 「コピーの評価は2つの視点で。そのコピーがモノとヒトとの関係を創造しているか、あるいは改善しているか。その役割を達成するため、言葉としての力があるか。ターゲットの心に刺さったり揺さぶったりする表現になっているか」
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「僕の主宰している広告学校第7期の第1回講義で、受講生たちの前に水が入ったグラスを置きました。 「この水のコピーを書いて。5分ぐらいで」。 受講生たちは一斉にメモ帳やスケッチブックを取り出して、ペンを片手に書き始めました。 (…アウト) 僕は心の中でつぶやきました。」 この本...
「僕の主宰している広告学校第7期の第1回講義で、受講生たちの前に水が入ったグラスを置きました。 「この水のコピーを書いて。5分ぐらいで」。 受講生たちは一斉にメモ帳やスケッチブックを取り出して、ペンを片手に書き始めました。 (…アウト) 僕は心の中でつぶやきました。」 この本の書き出しです。 この本をチラッと読んだ、娘が 「この書き出しはちょっとねー。読む気が失せた。」 と言っていた。 その感想には同意。 ちょっとどうかと思う。 まぁ必要なつかみかもしれないけど。 が、そこを乗り越えて内容を見ると、分かりやすい講義を受けているようで、すらすら読める。 この本を持っていれば、そこらの大学でなら、広告論の授業もできそうな気が。 読んで分かった気にさせるのが上手いのも、流石コピーライターの仕事。 という感じはある。 本当に分かったかどうか、コピー書けるかどうか、は別にして。 ところで。 この小霜和也さん。 50代で亡くなっているんですね。 知人から「亡くなったことがショック」と聞いて、初めて知って、この本を読み始めました。 昨年は岡康道さんも亡くなりました。 広告界で著名なスターが比較的早く亡くなっていくこと。 想像にすぎませんが、あの業界で活躍することは、体も酷使することが必要条件になるのかな、と思いました。 太く短く、輝く、ということなんでしょうか。
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素人からすると(鼻で笑われるか怒られるに違いないが)、コピーライターとはたまたまひらめいた奇抜なフレーズを後付けで正当化する仕事だと思っていた。しかし『たまたまひらめいた』かのように見えるコピーはそこに至るまでに、製品理解は大前提として、USP(競合優位性)、ターゲット、インサイ...
素人からすると(鼻で笑われるか怒られるに違いないが)、コピーライターとはたまたまひらめいた奇抜なフレーズを後付けで正当化する仕事だと思っていた。しかし『たまたまひらめいた』かのように見えるコピーはそこに至るまでに、製品理解は大前提として、USP(競合優位性)、ターゲット、インサイト、企業や社会の方向性、製品と人の関係性、ココロ揺さぶる表現を考える必要がある。 当たり前だがコピーを作るには型、ロジックがあり、その上で、考え抜いて絞り出す真剣勝負の過程があるのだと。 自分の案を出す=勝負するということ、CDの喉元にナイフを突きつけるように出すべき、そしてダメと言われたら激しく凹むべき、という表現が響いた。 『コピー1本100万円』というのは、クライアントはじめそのモノに関わる人たちを最大限喜ばせるために考えて考えて考え抜いた結果(考えることは苦しいしできるなら避けたい)の報酬であるため、この本を読んだあとは特に高額だと感じなくなった。 考えることってすげーつらいよね。
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広告に囲まれた生活の中だからこそ、質の高い、 ターゲットの心を動かすより広告の重要性を実感した一冊。 コピー作りの知識と考え方、実例を基礎から学べます。 ------------- 以下【備忘録】※ネタバレ 広告クリエイティブの役割は 「モノとヒトとの新しい関係を創ること」 広告コピーは下記2つが揃わないと書けない ・商品としての具体的な情報、競合との違いUSP ・その商品を買ってくれそうなターゲット 商品の広告コピーは存在するが、カテゴリーの広告コピーな存在しない。ただし圧倒的シェアNo.1の企業にとってはカテゴリー=商品となる。 キャッチフレーズを考えるときの一つの手段 ・その商品がない状態での不満、不安 ・その商品を入手した状態のうれしさ、気持ちよさ どちらかをMAXで描いてみる。 キャッチフレーズはタグラインに関心を持たせるために興味を引くためのコピーであること。 書いたあとにチェック! ・そのコピーがモノとヒトとの関係を創造しているか、あるいは改善しているか ・その役割を達成するための、言葉としての力があるか ターゲットの心に刺さったり揺さぶったりする表現になっているか コピーライターとして仕事が上手くいかないとき ・「カテゴリーコピー」を「商品コピー」と誤解しているのかも ・飾り言葉を広告コピーと思い込んでいるのかも ・広告と報告この違いがわかってないのかも →報告は既に認知されているものに対して使える。隅田川の花火大会などはコピーよりも日時を一番に伝えるほうが有効的。PS4の発売日カウントダウンなど。 コピーを書くときはターゲットになりきって書く。 ------------- ▼用語 USP=競合優位性 ただの特徴ではなく競合商品ありきの優位性 大きな価値をもつところ コモディティ化=一般化 競合商品との品質において差がなくなること ハイコンテクスト=コミュニケーション・意思疎通をはかるときに前提となる言語、体験、価値観、考え方などが非常に近い状態であること タグライン=商品の価値が最大化されるような定義付けに特化したコピー 「わかる」ことが何より重要 デファクトスタンダード= 公的に承認された標準ではなく、市場の実勢や評価により標準として広く普及している規格や製品 市場競争の結果グローバルスタンダードが成立していること 逆に、標準化機関などによって定められた規格をデジュリスタンダードという。 ブランドとは=気持ちいい記憶。美味しい、便利などの生理的欲求だけでなく、新しい自分になれるという気持ちよさもある ブランドロゴ=その商品の気持ちいい記憶を蘇らせるトリガー ブランドの強さを計る3つの指標 ・気持ちいい体験の蓄積度 ・その人がそのとき感じている課題との関係の深さ ・ブランドロゴを目にする頻度 人間の行動について=情動がアクセル、理性がハンドルやブレーキ。ブランドは情動にアプローチするものである。心が動くのがブランド
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広告コピーについて全然知らないから、基本的なことを知りたいとときに手に取るのに適した本だと思います。 小手先なコピーライティングの話ではなく、広告、コピーがこの世界で、今の社会でどうなのか著者の幅広い知識とともに書かれていて「へぇ〜」と何度も感心。 コピーってそんな文字数多く...
広告コピーについて全然知らないから、基本的なことを知りたいとときに手に取るのに適した本だと思います。 小手先なコピーライティングの話ではなく、広告、コピーがこの世界で、今の社会でどうなのか著者の幅広い知識とともに書かれていて「へぇ〜」と何度も感心。 コピーってそんな文字数多くないのにどんな価値が? 何故いいと思うのか?広告ってどう評価するのか?受け止めるのか? いい!と思う広告があっても曖昧にしかわかっていなかった自分にとっては、広告が人にもたらす感情のスイッチだったり記憶を呼び覚ましたりという話は興味深かったです。 脳科学の観点から見ても納得することが書かれていたり、ただ良い言葉/響きだからよく感じるのではなくどう人に影響してるのかまで著者がたどり着いて考えらていることに素晴らしい人なんだなと改めて思わされました。 また、この本は人によってはエポックメイキングのような存在になるのではと思うほど広告の肝が凝縮されていた気がします。 かっこつけることなく、時に泥臭く真面目に真剣に手を抜かず気を抜かず取り組む姿勢に刺激を受けました。 ビジネス書としても良いかもしれません。 これ一冊を読んで、全て頭に入ってコピーも広告も理解できるなんてうまい話はありえないですがここをきっかけにコピーや広告の理解を深められたらと思います。
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私はデザイナーですが、一緒に働いているコピーライターの仕事を奪ってしまおうと思い、その取っ掛かりとしてこの本を読みました。共に働いているとその人の仕事がなんだか安直で、しっかり考え抜かれたものだとは思えないことが良くあります。コピーライターの仕事って実は簡単なんじゃないかと。 こ...
私はデザイナーですが、一緒に働いているコピーライターの仕事を奪ってしまおうと思い、その取っ掛かりとしてこの本を読みました。共に働いているとその人の仕事がなんだか安直で、しっかり考え抜かれたものだとは思えないことが良くあります。コピーライターの仕事って実は簡単なんじゃないかと。 この本を読む事で、世の中に溢れるコピーは、考え抜かれ計算し尽くされた結果であり、だからこそ言葉の力を発揮できていると理解しました。
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全編にわたって古い広告業界のホモソーシャルな空気が溢れだしていてそれがかなり最悪だが、コピーの考え方は明快でためになる。あらためて広告業界にはもどりたくないと思った。
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広告コピーがどのようなプロセスで生み出されているのかが 明快な具体例によって知ることができ、面白かった。 別の分野にも活かせそうな思考法です。
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