野菊の墓 の商品レビュー
以前新潮文庫の方は読んだが、同時収録された短編は岩波と新潮では違うよう。新潮文庫版に収録されたものの内容は覚えていない。さて、岩波文庫版は「他4篇」とまとめられてるうちの2篇は続き物である隣の嫁で、いっそこっちのほうが長い。
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亡くなる少し前に 「矢切の渡し」にまた行きたいと言っていた母 若い頃と言ってもたぶん40代 私や弟も小さく、仕事も忙しかった頃に 兄の高校に行った帰りに ささっと乗った事が有ると話していた 私は「野菊の墓」を読まず嫌いで 読んでいなかったが 矢切の渡しに行きたいと思い 読んでみた...
亡くなる少し前に 「矢切の渡し」にまた行きたいと言っていた母 若い頃と言ってもたぶん40代 私や弟も小さく、仕事も忙しかった頃に 兄の高校に行った帰りに ささっと乗った事が有ると話していた 私は「野菊の墓」を読まず嫌いで 読んでいなかったが 矢切の渡しに行きたいと思い 読んでみた 地下鉄の中でボロ泣き 野菊の墓以外の作品も 暖かくて明るくて 読後感がとても心地良かった 野菊の墓も可哀想な話なのに 暗くないのは伊藤左千夫の人間性なのかな もっともっと読んでいたくなる作品たちだった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
伊藤佐千夫の代表作といえるだろう。初めてじっくりと呼んだ。江戸時代末期から明治初期頃の江戸川周辺の東京から千葉市川のあたりのやや大きな家庭で、若い従兄妹同士の純朴な思いと女性が年上という状況から社会的に引き裂かれた二人の悲劇を訥々した、やや方言なまりの言葉・文章で描いた作品。嫌いな文体ではなくその他の作品も呼んでみたいと感じた。嫌味はなく登場人物はリアリティがある。 現代やこの時代の諸外国の作品と比べ、狭い世間で人々が生きているなと別の意味での感想を持った。 解説がこの作品のピュアさをまあちょっと貶めているような印象がありました。 一緒に収められた、姪子がすごくよかった。
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矢切の旧家の政夫(数え15歳)と市川の従姉の民子(数え17歳)の純情一途な恋の物語であり、また悲しい別れの物語。伊藤佐千夫(1864~1913)の処女作「野菊の墓」(明治39年1月発行)。再読です。
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情景が眩しさをもって見える気がするのは,文章の力なのかな。 しかし,哀しい光でもある。 やっぱ封建的な思想は嫌いだわ。
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確か、高校生のころに読んだはず。 35年ほど前のことである。 今の時代では、考えられない悲恋である。 でも、その時代背景が古臭いとは決して思わない 純粋で切なくて美しい。 あの時代の生んだ自然ですばらしい作品だと思う。 久しぶりに再読する純文学も悪くない。
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切なすぎる。すごく純粋。 高校のころ現代文の問題で一部だけ読んで気になってたけど、最後まで読んだら悲しさと哀れさが残った。
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戦時中のとある田舎のちいさな純愛物語。 まっすぐで純粋な描写に惹かれた。 感涙必至です。
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何年ぶりに読んだだろう。本棚の奥から甦ってきた。 いつ読んでも胸が締め付けられる感じがしてくる。最後の3行、何度読んでも涙が止まらない。 しかし、この純情な作品が伊藤左千夫の処女作、それも40半ばになっての作品とは驚かされる。40を過ぎてもこれだけみずみずしく純情な恋愛を描ける...
何年ぶりに読んだだろう。本棚の奥から甦ってきた。 いつ読んでも胸が締め付けられる感じがしてくる。最後の3行、何度読んでも涙が止まらない。 しかし、この純情な作品が伊藤左千夫の処女作、それも40半ばになっての作品とは驚かされる。40を過ぎてもこれだけみずみずしく純情な恋愛を描けるのはうらやましい。
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