僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない の商品レビュー
・あらゆる企業の寿命が短くなった ・単純な仕事や簡単に儲かるものを外注した結果、残っているものは複雑でややこしい ・新しいアイデアが生まれてくるたびに一つの産業や業態がつぶれたり、会社の売上が半減したりする これらの理由により、会社が人を雇わなくなり、「就活」がしんどくなってい...
・あらゆる企業の寿命が短くなった ・単純な仕事や簡単に儲かるものを外注した結果、残っているものは複雑でややこしい ・新しいアイデアが生まれてくるたびに一つの産業や業態がつぶれたり、会社の売上が半減したりする これらの理由により、会社が人を雇わなくなり、「就活」がしんどくなっている。ここまでは、はっきりと同意。 問題はこの後の解決策… いい人というイメージを作ってアピールし、いい人として50くらいの仕事をこなしていく。これを続けるべき。 これには賛否両論あると思う・・というよりもこの本が書かれたから10年くらい経つが、なかなかこの考えを腑に落とすのは難しい。 私の場合、今は就職せず、いい人戦略の下、10くらいの仕事をこなして生活しているが、就職していた時よりは楽しく毎日を過ごしているが、これを万人に勧めることができるか、これを今後10年20年と続けていくことができるだろうか…等々疑問も多い。 色々と考えさせられた本でした。
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高度に情報化した社会では通貨ではなく評価が価値になる。だからこそその評価という価値を得るために、私達はいい人でなくてはならない。愛される存在でなければならない。通貨というその人の評価とはある種決別した魔法の紙が効力を失い始める恐るべき社会の到来はもうすでに始まっている。
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◆就活や会社生活に疲れ切った人に オタキングとして名を馳せた岡田斗司夫さんが、2014年にPHP新書から出した本。 就活まっ最中の人は、もしかしたら読まない方がいいかもしれませんが(就活への意欲が下がります)、就活や会社生活に疲れ切った人には、是非読んでほしい本です。 IT...
◆就活や会社生活に疲れ切った人に オタキングとして名を馳せた岡田斗司夫さんが、2014年にPHP新書から出した本。 就活まっ最中の人は、もしかしたら読まない方がいいかもしれませんが(就活への意欲が下がります)、就活や会社生活に疲れ切った人には、是非読んでほしい本です。 IT化で仕事の量は減り、AI化でさらに減り、就活は激化し、就職格差は拡大の一途。かといって負け組にはなりたくないのが、大方のみなさんの本音でしょう。 ここで、パラダイム変換の必要性を教えてくれるのが本書です。 章建てがそのままあらすじになっており、 「①もう就職できないかもしれない」が、 「②お金はそんなに必要なの?」 「③お金は動かなくても経済はまわる」 「④お手伝いという働き方もある」 (たくさん稼ぎたければ50個の仕事を持てばいい)、 「⑤最後はいい人が生き残る」 というものです。 「副業」や「複業」が言われて久しいですが、著者は「単職」から「多職」へを提案。 非正規ワーカーやフリーターとは似て非なる「仕事サーファー」や「愛されニート」という生き方も教えてくれます。
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時代を先取りした「働き方」。お金をより多く稼ぐよりも、人と人との信頼関係から生み出されるものがある。コロナ禍でオンライン世界が広がった現在では、事情が変わった個所もあるものの、基本的には未来はこの方向に進んでいるのではないか。今の時代に合わせてアップデートされた本書を読んでみたい...
時代を先取りした「働き方」。お金をより多く稼ぐよりも、人と人との信頼関係から生み出されるものがある。コロナ禍でオンライン世界が広がった現在では、事情が変わった個所もあるものの、基本的には未来はこの方向に進んでいるのではないか。今の時代に合わせてアップデートされた本書を読んでみたい。
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大阪電気通信大学の在学中に「SF & アニメーション研究会」での活動にすっかりハマってしまい、その後SFグッズ専門店やアニメ制作会社を立ち上げ、おたく界のオピニオンリーダーとして君臨、オタキング(おたく王)と呼ばれるまでになった実業家の岡田斗司夫が推奨する「新しい働き方」...
大阪電気通信大学の在学中に「SF & アニメーション研究会」での活動にすっかりハマってしまい、その後SFグッズ専門店やアニメ制作会社を立ち上げ、おたく界のオピニオンリーダーとして君臨、オタキング(おたく王)と呼ばれるまでになった実業家の岡田斗司夫が推奨する「新しい働き方」。戦後の高度成長期が終わりを告げ、今や大企業でさえも安泰と言えない状況にも関わらず、就活に大変なエネルギーを費やし、運よく入社出来ても早々に辞めてしまう今の若者たちを、250年前の幕末で維新の大波に逆らって崩壊寸前の江戸幕府にしがみつき、最後は全滅への道を歩んだ「新撰組」に例え、組織を頼りとするあまり自滅してしまう働き方に見切りを付ける。会社に縛られた「就社」ではない、真の意味での「就職」への道を提言する。
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仕事イコール就職ではない。 その通りだ。 評価経済ってのもいいだろう。 生き残り戦略は、可愛げであり、人柄と人脈。 ま、贅沢がないと幸せと感じられないから金がかかるというのは全く同感なのだが、その戦略で、死ぬまでやって行ける人間がどれくらいいて、そういう人間ばかりになって...
仕事イコール就職ではない。 その通りだ。 評価経済ってのもいいだろう。 生き残り戦略は、可愛げであり、人柄と人脈。 ま、贅沢がないと幸せと感じられないから金がかかるというのは全く同感なのだが、その戦略で、死ぬまでやって行ける人間がどれくらいいて、そういう人間ばかりになってそれでやって行けるのかって思ってしまう。 人間、勝ち組だけが価値じゃないという、そういう論だと思うのだが、なんだかなあ、という感想。
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今の時代を生きている多くの人は「仕事」について悩んでいます。仕事が面白くない、人間関係がギスギスしている、仕事内容が合わない、残業が多すぎる、給料が安いなどなど。 これから先も不満を抱えながらも我慢して生きていくか、それとも大胆に仕事をやめてみるか。この本は今までとは違った切り口...
今の時代を生きている多くの人は「仕事」について悩んでいます。仕事が面白くない、人間関係がギスギスしている、仕事内容が合わない、残業が多すぎる、給料が安いなどなど。 これから先も不満を抱えながらも我慢して生きていくか、それとも大胆に仕事をやめてみるか。この本は今までとは違った切り口の生き方を探るための一助になることでしょう。
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働く=就職、就活ってのではない。ってことになるべく早くに気づいていかないと!にほんが硬化してどんならん。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
都市に住みながら田舎の共同体に夢を見ている人の書くものだなと何となく思った。特に愛されみたいなところ。 コミュ力と柔軟性がものをいう時代になるみたいな。 例えば身近な商店街でお手伝いをすることで、信頼というリターンがあること、それがこれからの社会では何よりも大事、みたいなことを書いてるんだけど。商店街も潰れてきてるし、田舎は閉鎖的だよ、って思う。偏屈な老人ほど、そういう働き方は否定するんじゃない。 現代と豊臣~幕末を重ね合わせて考察しているのは面白かった。 昭和の価値観で就活して将来の安定性を求めるのは、新撰組と同じということ。 正社員の役割が全く変わってしまったこと。 豊かな都市(東京)を前提にした考え方。 これから働く上でのリスクとは、どういうものか。
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単職から、多職か。。。 百姓か。。。 いや、まさに切実な自分が直面しているテーマだったので、絵空事ではなかった。 悪くないよな。。 これは、大学生必見である。否定肯定様々だろうが、この価値観に対して自分の意思を表明することが、長い人生をいかに幸福に生きるか、を決めるのかもしれ...
単職から、多職か。。。 百姓か。。。 いや、まさに切実な自分が直面しているテーマだったので、絵空事ではなかった。 悪くないよな。。 これは、大学生必見である。否定肯定様々だろうが、この価値観に対して自分の意思を表明することが、長い人生をいかに幸福に生きるか、を決めるのかもしれない。 いや大げさかな。 とにかく今の僕には面白すぎたので、星5つ!
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