僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない の商品レビュー
就職することへの強迫観念にとりつかれた現代の常識に疑いを向けて、われわれ自身にとって仕事をすることのもつ意味をあらためて考えなおそうとする本です。 著者の発想は、森永卓郎らの議論とおなじく、制度設計よりも意識革命に未来への希望を見いだそうとするものといえるように感じます。こうし...
就職することへの強迫観念にとりつかれた現代の常識に疑いを向けて、われわれ自身にとって仕事をすることのもつ意味をあらためて考えなおそうとする本です。 著者の発想は、森永卓郎らの議論とおなじく、制度設計よりも意識革命に未来への希望を見いだそうとするものといえるように感じます。こうした性格の本を読むにさいしては、著者の提案の非現実性をあげつらってもしかたがないというスタンスを、わたくし自身はとっています。むしろ、われわれがあたりまえだと思い込んでいた常識を、思いっきり揺さぶってみせたところに、本書のおもしろさがあるのではないかと感じました。
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今何かと話題の岡田斗司夫と彼のプロジェクトFREEex 煮夜一冊。 これからお金よりも信頼という名の価値が上がるというのは同意だけれど、それは緩やかに進行していくもので、彼が言うような理想社会になるのは難しいかと。 また、そうなったらなったで別の格差が生まれるわけで、ユートピア...
今何かと話題の岡田斗司夫と彼のプロジェクトFREEex 煮夜一冊。 これからお金よりも信頼という名の価値が上がるというのは同意だけれど、それは緩やかに進行していくもので、彼が言うような理想社会になるのは難しいかと。 また、そうなったらなったで別の格差が生まれるわけで、ユートピアにはなりえないという別のジレンマがあるわけで、色々難しいと感じた。
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就職しなくても食べていくには困らない itに仕事を奪われた、仕事の絶対量がへっている お金は何のために必要か?成功がお金ではなくなった 単職から多職へ「いい人」がいきのこる ネット上のお話 現実世界にどの程度当てはまるのか つながりを得るためには待っているだけではダメだ
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単職では無くて多職。 キャラが愛される人になりなさいという意見は 小生が、社内で好かれ無い人は社外でも好かれ無いので出世させないと言われたことにマッチしている。 スキルよりはキャラなのか。
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タイトルに引きずられ、読みました。多職という新しい発想に共感しています。若者が3年で辞めると言われて、もう数年が経っていますが、企業も7年で終わりとなると、新しい働き方への移行は当然のことです。私も、1つの職にとどまる時代ではないと思います。転職を考えてこの本を手にとっていると、...
タイトルに引きずられ、読みました。多職という新しい発想に共感しています。若者が3年で辞めると言われて、もう数年が経っていますが、企業も7年で終わりとなると、新しい働き方への移行は当然のことです。私も、1つの職にとどまる時代ではないと思います。転職を考えてこの本を手にとっていると、見透かされてしまいました。
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貨幣経済から評価経済社会に移行するという岡田氏の説は、すべてそうなると考えると極論だと感じるが、貨幣で計測できない経済領域の比率が大きくなっていくという見方には共感出来る。
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評価経済社会を提唱する岡田斗司夫氏の就職とお金について書いた一冊。 戦国時代や幕末の歴史から昨今の企業の就職事情までを解説し、持論の評価経済社会についてお金や生活、人間関係の観点から書かれています。 確かにIT化によって、誰かとのつながるハードルが低くなっていることや生活水準が...
評価経済社会を提唱する岡田斗司夫氏の就職とお金について書いた一冊。 戦国時代や幕末の歴史から昨今の企業の就職事情までを解説し、持論の評価経済社会についてお金や生活、人間関係の観点から書かれています。 確かにIT化によって、誰かとのつながるハードルが低くなっていることや生活水準が上がり、一人が生活するコストの普段が増していることは共感できました。 あと、子育てに関して手伝いをさせてうまくまわしていくという考え方やいい人戦略と仕事サーフィンも非常に面白い考えだと感じました。 分かりやすい表現で書かれているので氏の提唱する評価経済社会はなるほどと思う部分はあるのですが、貨幣に対する価値より評価に勝る部分が強くなる社会が来るのは非常に難しいとは感じます。 世界の歴史的な背景や一つの意見として捉えて読むと学びのある一冊だと感じました。
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評価を広める手段としてのSNS、やっていることを伝える(PR)、1日5ほめ(伝わるように拡散)、あちこちでできることで少しづつ役に立つ、お金の使い道は生活>自己投資>貢ぐ、そだてる
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新品を買うよりも譲ってもらったり貸してもらうことで、モノにまつわる物語に参加できる、と。なるほど面白い。さて、岡田斗司夫さん。ご自身は、この状況からいい人路線を実施していけるんでしょうか?
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岡田さんの主旨に賛成です。さらにいうなら、組織で出世する才能と、仕事をする才能と、お金をかせぐ才能はすべて別だとも思います。私も「お手伝い」をたくさん増やします。
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