掟上今日子の備忘録 の商品レビュー
読みやすいラノベ。 寝たら記憶がリセットされる設定は、ラノベということで分かりやすい。 それぞれの話の結末がわかっている状態で、ストーリーを思い返してみると、そこまで凝った内容では無いなと思う。結末というかストーリーのオチを考えられる作者はすごいと思う。 話も読みやすく、登場人物...
読みやすいラノベ。 寝たら記憶がリセットされる設定は、ラノベということで分かりやすい。 それぞれの話の結末がわかっている状態で、ストーリーを思い返してみると、そこまで凝った内容では無いなと思う。結末というかストーリーのオチを考えられる作者はすごいと思う。 話も読みやすく、登場人物のキャラも良いので普段読書しない人も読みやすいと思う。 ただ自分はもっとコッテリした内容の作品を読みたかったので、評価は低めの二つ星。
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忘却探偵。 抜群の推理力を持ちながら、 一度眠ればその日すべての記憶がなくなってしまう謎多き探偵。 特殊スキルをもった掟上探偵と、あらゆる厄を引き寄せる隠館氏の事件簿。 西尾維新らしい特殊設定で書き連ねられる短編連作。 1冊で一話完結の物語が全5話。 短い文書のなかで手がかりを...
忘却探偵。 抜群の推理力を持ちながら、 一度眠ればその日すべての記憶がなくなってしまう謎多き探偵。 特殊スキルをもった掟上探偵と、あらゆる厄を引き寄せる隠館氏の事件簿。 西尾維新らしい特殊設定で書き連ねられる短編連作。 1冊で一話完結の物語が全5話。 短い文書のなかで手がかりを見つけ事件を解決しなければならない故の軽快さは、 そのまま読みやすさへ繋がっている。 言葉遊びとキャラクター造作の名手である西尾維新氏。 その過去作に違わず、 年齢不詳、経歴不明な掟上今日子がどこか怪しくも独特な魅力に満ちている。 眠れば一日の記憶が無くなるということは、 何をしても進歩がなく、進めず、いつまでも停滞したままということ。 そして、忘却探偵として与えられる日数は常に一日のみ。 そんな不利で不幸な制約を背負った彼女は、その設定によらず相当に前向き。 そこが、彼女に感じる最大の魅力なのかもしれない。 彼女と隠館氏の行く末が気になり、次の物語へと進みたくなる。
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図書館で書籍版を借りる。読みやすい。空き時間でどんどん読んでしまう。 眠ると記憶がリセットする、パソコンみたいな探偵の話。 説明してくれる人、隠館厄介(かくしだてやくすけ)。なぜかわからないけど名前が非常に覚えにくい。 この初刊の備忘録で、探偵の長所短所すべて入れてきた感がある。続きがあるのが不思議なくらい。 2014年の本ではあるが、まだ古くない。 西尾維新は外さない。
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今日子さんの魅力にぞっこん! いつかの「今日の今日子さん」 忘却探偵だけに、設定がややこしくもありシンプルでもある。 「記憶」にまつわるセリフが、度々、心にささる! とにかく、今日子さんのファションセンス、テキパキさとお茶目さ、がめつさ!?が好き!
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1話 更科研究所から機密情報が入ったSDカードがなくなった。 犯人は誰か? トラブル巻き込まれメーカーの隠館厄介が犯人と目されてしまうが、寝ると記憶を無くす掟上今日子という探偵に真相追求を依頼する。 2話 冷蔵庫に保存していた100万が盗まれた、その100万を取り返したい、1億払ってでも。それはなぜか? 3話 著名なミステリ作家が新作を書き上げたが、毎回謎解きをして原稿を渡す。そこに掟上今日子が乗り込む。 しかしその作家は前日に亡くなっていた。内緒にしていたのだが、バレてしまう。 4話 亡くなった作家の死因を探るべく、100冊ほどの著作を寝ずに読み続ける。4徹目にて、、、ついに倒れてしまう。 5話 作家の死因をついに解明。 厄介は今日子が倒れている間に、そこにいたという形跡をなくし、依頼自体をないものにしたかに思えたが、倒れて記憶がなくなったはずの今日子が出版社に現れた。 そして見事に死因を特定してしまう。 厄介の行いも許す。記憶はなくなっても雰囲気は受け継がれるのか。 毎日今日子の人格も少しずつ違うのか? 設定はありえないとは思いつつも楽しめた
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初めての西尾維新。 アニメの刀語は見ていたけど、それ以外はタイトルを聞いたくらい。 この作品も、ドラマ化でタイトルは知っていた程度。 文章のリズムが心地よく、軽妙といった風でとても読みやすかった。 一幕の長さや事件の規模もちょうどよい。 最近読んだシャーロック・ホームズの冒険に似...
初めての西尾維新。 アニメの刀語は見ていたけど、それ以外はタイトルを聞いたくらい。 この作品も、ドラマ化でタイトルは知っていた程度。 文章のリズムが心地よく、軽妙といった風でとても読みやすかった。 一幕の長さや事件の規模もちょうどよい。 最近読んだシャーロック・ホームズの冒険に似てるなぁ、なんて、無意識かつ無闇矢鱈にカテゴライズしようとするのは私の悪い癖。 ただワトスンや厄介みたく、名探偵について親しい人間の視点から語られる形式って、なんだか好きだな。 名探偵本人の思考や感情が直接見えない分、その突飛なこと言動に対する驚きが、読み手と語り手でシンクロできるところが好き。
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探偵が特殊な性質持ち。 寝てしまったら記憶がなくなってしまうという。 ただし、それの対処のために彼女は 並々ならぬ対策をとっているのです。 ひょんなことから厄介ごとに巻き込まれる一人の青年。 その名前の通りに厄介なことばかり。 だけれども、なんだかんだで 今日子さんとはいい感じなのです。 過去は明かされるのかしら。
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災難まみれの依頼主・厄介の忘却探偵掟上今日子への一途な想いと、寝たら記憶がリセットされてしまう掟上今日子の何気ない一言に胸を打たれる。記憶がなくなる恐怖を彼女は感じたことがないかのよう。その淡々とした姿に目が離せない。 ドラマを見て以来、いつか読もう読もうと思っていた掟上今日子...
災難まみれの依頼主・厄介の忘却探偵掟上今日子への一途な想いと、寝たら記憶がリセットされてしまう掟上今日子の何気ない一言に胸を打たれる。記憶がなくなる恐怖を彼女は感じたことがないかのよう。その淡々とした姿に目が離せない。 ドラマを見て以来、いつか読もう読もうと思っていた掟上今日子の備忘録。やっと原作を読めた! キャラはすっかり岡田将生と新垣結衣で出来上がっちゃってるし、内容もドラマで見た内容だったけど面白い。やはり小説は原作の方が何倍も面白いと実感。読みやすさもあってあっという間に読み終わってしまった。 このシリーズ、どうやらあと11冊も出版されているみたいなので楽しみが増えて嬉しい。
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西尾維新さんはアニメ版物語シリーズからハマりました。西尾さんの作品はどれも言葉遣いや言い回しがとても面白く、読んでいて心地よくなってきます。 忘却探偵シリーズの第一弾。 一日しか記憶がもたない今日子さん。その忘却ぶりと、一日しかないからこその最速ぶりがテンポ良く、どんどん読み進め...
西尾維新さんはアニメ版物語シリーズからハマりました。西尾さんの作品はどれも言葉遣いや言い回しがとても面白く、読んでいて心地よくなってきます。 忘却探偵シリーズの第一弾。 一日しか記憶がもたない今日子さん。その忘却ぶりと、一日しかないからこその最速ぶりがテンポ良く、どんどん読み進められました。
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図書館で。 運のめっちゃ悪い彼と記憶が一日しか持たない探偵さんのお話。 好意からかもしれないけど彼の最後のアレコレはちょっと…うん、やりすぎな気がする。だってその後面倒見るわけでもないし… ミステリー作家の意志かぁ… 全作読むとか正直大変そうだ。
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