掟上今日子の備忘録 の商品レビュー
寝ると記憶がなくなってしまう忘却探偵の今日子さんが事件を解決していくお話しだが、登場人物の名前の読み方がそのまま読めなく、何て読むんだっけ?と前のページを何度か探ってしまった。私は今日子さんより記憶維持が難しいなと感じてしまった。 私には事件解決の話しより厄介との関係を楽しめる...
寝ると記憶がなくなってしまう忘却探偵の今日子さんが事件を解決していくお話しだが、登場人物の名前の読み方がそのまま読めなく、何て読むんだっけ?と前のページを何度か探ってしまった。私は今日子さんより記憶維持が難しいなと感じてしまった。 私には事件解決の話しより厄介との関係を楽しめるお話しでした。 ドラマ化されていると途中で知り、そちらを見てみたい気持ちになった。
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久しぶりに面白いものを見つけてしまった!ドラマでも見ていましたが、依頼をスピーディに、たんたんと解決していく所が良かった。「記憶はなくとも身体は覚えてる」記憶を1日しか保持できない彼女だからこそ説得力があるセリフだな。
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ドラマがあまりに良かったので、原作がやや見劣りしてしまうが、もちろん原作ありきのドラマなわけで、忘却探偵という設定が素晴らしく、その突飛な設定を出オチに終わらせない、いくつもの物語を紡いでいく正に西尾維新劇場。 ライトタッチな読みやすい短編中でありながら、各話ミステリーとしてち...
ドラマがあまりに良かったので、原作がやや見劣りしてしまうが、もちろん原作ありきのドラマなわけで、忘却探偵という設定が素晴らしく、その突飛な設定を出オチに終わらせない、いくつもの物語を紡いでいく正に西尾維新劇場。 ライトタッチな読みやすい短編中でありながら、各話ミステリーとしてちゃんと謎とオチがあって。 ドラマ後でも楽しめる!
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1日経つと全てを忘れてしまう探偵、という構想が面白い。それぞれの事件と探偵の忘れてしまう特性をどう搦めるか、その工夫が興味深い。 そもそも作者の名、西尾維新が人を食っている。何故ならアルファベットで書くとNISIOISINだから、どちらから読んでも「にしおいしん」になるものね。
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図書館でたまたま大量にシリーズ化してるのを見つけて試しに読んでみた1冊。ドラマ化してるくらい有名なのね。 さっぱりサクサク読める感じ。重厚などんでん返しミステリーばっかり読んでるとちょっと胃もたれしてくるので、そういうときに気楽にハッピーに読める本。 設定も面白くて1日で記憶が消えてしまうこと、そのため犯人に睡眠薬を盛られたり、難解な事件を解くために徹夜で仕事し続けたり結構ハード。本人もなぜ自分が探偵をやっているのかわからないと言う。続きも読んでもっと彼女のことを知りたいと思った。
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西尾維新読むのは「刀語」以来なのではなかろうか。 事件と言っていいのかどうか不明な出来事が、あれよあれよと解決されてゆく。人が死なないミステリはたまに聞くが、その中でも手軽に読める部類に入るのではないだろうか。
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西尾先生の作品は、以前読んだ「物語」シリーズが肌に合わずに避けていたのですが、食わず嫌いでした。 まず、設定が面白い!眠ると記憶がリセットされる性質上、短編でまとまるのが良い。 探偵に恋する語り手によって、少しずつ素性や人となりが知れていくのも面白いですね。 読み手と語り手側ではどんどん「掟上今日子」像がふくらんで魅力が増すのに、今日子さん本人のスタンスは常に同じ。 入っているエピソードも謎解きも面白くて、一気に読めました。 付記にて、一連の事件の顛末が語られるのが好きです。 続きも読みたい!
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今日子さんの言葉の言い回しが知的で言葉を選んでないように聞こえるセリフも仕事に対して真剣な姿勢だからこそのものだと感じた。ドラマの影響で数年前に1度読んだが、再び読んでも面白いと感じる本だった。
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忘却探偵シリーズの第一作目であり、眠ると記憶を失う忘却の名探偵が行く先々で事件を解決する。ユニークな登場人物、テンポの良い展開、軽快なやりとり、誰でも手に取りやすい推理小説です。
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有名なので、年末年始の読書用に借りました。それなりに面白かったので、他著者の新作も挟みつつ、のんびりこのシリーズを読んで行こうと思います。
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