ブランド論 の商品レビュー
ブランディングの概況を知るのにぴったりの本だった。教科書的な一冊。ブランディングを戦術ではなく戦略、ブランドを資産(事業成長をもたらすもの)と捉えてそれを如何に活用・管理していくか。 唯一の難点は訳が読みにくいこと。何度も出てくる重要な単語を、英語をカタカナ読みにしただけの箇所...
ブランディングの概況を知るのにぴったりの本だった。教科書的な一冊。ブランディングを戦術ではなく戦略、ブランドを資産(事業成長をもたらすもの)と捉えてそれを如何に活用・管理していくか。 唯一の難点は訳が読みにくいこと。何度も出てくる重要な単語を、英語をカタカナ読みにしただけの箇所がいくつもあり頭に入ってきにくい。 また、出てくる事例は消費財のグローバル企業がほとんどで、BtoBや中小企業にはどこまであてはまるのかがきになった。(ブランディングがそもそも消費財業界で活況という前提はありつつ…)
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ブランドに関する入門書。 ブランディングやマーケティングに関わる人は一度は読んだ方がいいとのことで、手に取った1冊。 主な学びは以下。 ・ブランド・パーソナリティーを決める(例:昔ながらの母親、尊敬できる教師や牧師、堅実、刺激的、信頼できる、上流階級、頑丈) ・市場で強いブラ...
ブランドに関する入門書。 ブランディングやマーケティングに関わる人は一度は読んだ方がいいとのことで、手に取った1冊。 主な学びは以下。 ・ブランド・パーソナリティーを決める(例:昔ながらの母親、尊敬できる教師や牧師、堅実、刺激的、信頼できる、上流階級、頑丈) ・市場で強いブランドを生み出すには、社員と事業パートナーがブランド・ビジョンを理解し、実現を意識する必要がある └ 「ブランドを学ぶ」→「ブランドを信じる」→「ブランドを演じる」の順番 目新しい内容はあまりなかった。 ブランディングにより上段から関わるようになったときに読めばまた視点も変わるのだろうか。
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基本原則が20もあるのは、教育の戦略としてはあまり芳しくない。アーカーさんは真面目な研究者と見えたが、ここでは王少し切れ味を期待したい。
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この本を読めば、ブランド構築に必要なことを網羅的に把握できると思う。 ━━━━━━━━ ブランドは“資産”である。 魅力的なブランドビジョンを掲げ、その価値観を組織自体が体現し、模範可能な機能的便益だけではないMust haveのブランドを目指す。イノベーションによって生まれたブ...
この本を読めば、ブランド構築に必要なことを網羅的に把握できると思う。 ━━━━━━━━ ブランドは“資産”である。 魅力的なブランドビジョンを掲げ、その価値観を組織自体が体現し、模範可能な機能的便益だけではないMust haveのブランドを目指す。イノベーションによって生まれたブランドは、新たな枠組みを作って差別化して守らなければならない。 顧客のスイートスポットを考慮したアイディアを、デジタル技術を利用して柔軟な一貫性を保ちつつブランドを構築する。その際、社内ブランディングが有効になる。 構築したブランドは、他社との関係にも常に目を張りながら、活気を与え続ける必要がある。 さらに、各ブランドのポートフォリオを、横も縦も意識して拡張していく。その際の組織内のサイロを上手く利用する。
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うーん。訳のせいなのか、元々の内容の問題なのか、まったく書いてあることが頭に入ってこない。ので、途中で読むのを断念
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ブランドの重要性と構築手法が数多く論理的に説明されていた。 ブランド構築は個別的戦術的課題ではなく、全体的かつ戦略的課題である。 社内と顧客の両方に熱意と共感を持ってもらえるブランドビジョンを設定し、ブランドイメージは顧客への約束であると捉えて確実に実行できるような経営資源の構築...
ブランドの重要性と構築手法が数多く論理的に説明されていた。 ブランド構築は個別的戦術的課題ではなく、全体的かつ戦略的課題である。 社内と顧客の両方に熱意と共感を持ってもらえるブランドビジョンを設定し、ブランドイメージは顧客への約束であると捉えて確実に実行できるような経営資源の構築と組織体制の整備を行い、長期的に一貫したビジョンを訴求する。 顧客や市場が熱意や関心を持つ領域の活動により、競合から突出した信頼とロイヤルティを獲得できる。 放置すると同一企業内でブランドは乱立するし、組織のサイロ化によってブランド構築の努力も分散したり干渉しあったり最悪の場合妨害しあったりする。これを防ぐためには、ブランド毎の役割と能力と将来性とシナジー等を踏まえて戦略的にブランドポートフォリオを管理する必要があり、また、組織内サイロは有用であるため構造としては維持しながら、トップの権限と評価基準や用語や価値観の共通化とブランドビジョンの柔軟化(各サイロでの微修正を可能にする)によって協働によるブランド構築努力の成果向上を図る。 などが印象に残った。 全体的に、シナジーや、差別化戦略の重要性や、組織文化の重要性や、組織間連携の手法など、経営戦略論全体を、ブランドという視点から説明していく書籍だった。 ふんだんに実例による解説がなされていて、アメリカの企業や製品·サービスに精通していればより理解できたのだろうが、よくわからないものも多くて、残念だった。
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戦術から戦略へ ブランドは資産 戦略的かつビジョンを描く 強いブランドが将来に向けた競争優位と長期収益性の基盤に ブランドエクイティを築き、高め、活用する ブランドは資産として扱う 人を動かすビジョンを持つ サブカテゴリーを作り出し、成長する 画期的なブランド構築をうみだす 競...
戦術から戦略へ ブランドは資産 戦略的かつビジョンを描く 強いブランドが将来に向けた競争優位と長期収益性の基盤に ブランドエクイティを築き、高め、活用する ブランドは資産として扱う 人を動かすビジョンを持つ サブカテゴリーを作り出し、成長する 画期的なブランド構築をうみだす 競争環境を突き抜ける並外れたアイデアと実行力 統合型マーケティングコミュニケーションの実現 デジタル戦略 他のマーケットと協働 モチベーション維持 ブランドを資産として成長のために活用 心に残った内容
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ブランドを考える上での必要要件を列挙したまさに入門書。ブランドエクイティ戦略、ブランドポートフォリオ戦略、マーケティング&マネジメントといったより深淵へと踏み込む上での橋渡しになるであろう一冊で、読んでおいて損はない。
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ブランド論の大御所ってことで読んでみた 論っていやー論だけど根拠がどこまでなのかなってのが分からない きちんと論文読まにゃだめかな ケラーと併せ読めばいいのかな まずは入門したので戦ってみよう
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アーカーのブランド論総まとめ。 後輩に貸したままどっかいってしまった… でも、正直買いなおす必要はないかな。かつての著作をちゃんと読んだほうがためになる。
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