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3時のおやつ の商品レビュー

3.5

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

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2018/04/26

30人の有名人が、子供の頃のおやつの記憶を描いたエッセイアンソロジー。 作家以外の人も書いてます。 子供の頃このおやつが好きだったという話だけではなく、甘いものが好きではなかったという話もチラホラ。 塩トーストにはびっくり。 面白くて、読みやすいです。

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2017/09/16

あなたの特別なおやつって何でしたか。それに答えるかのようなエッセイ集。作家や俳優や映画監督など、形は違えども皆クリエイターの30名が語る各5頁。「あ」行の「井村屋のあんまん」から「ら」行の「ロバのパン屋さん」まで、中にはこじつけもいいとこの(笑)おやつの名前が並ぶ並ぶ。それぞれに...

あなたの特別なおやつって何でしたか。それに答えるかのようなエッセイ集。作家や俳優や映画監督など、形は違えども皆クリエイターの30名が語る各5頁。「あ」行の「井村屋のあんまん」から「ら」行の「ロバのパン屋さん」まで、中にはこじつけもいいとこの(笑)おやつの名前が並ぶ並ぶ。それぞれにイラストも付いていてほっこり。 聞いたこともなかったおやつ、読んだことのなかった作家に興味を惹かれます。やはりいちばん好きだったのは、もともと大好きな作家、森見登美彦か。しかしどれも楽しい。 私のスペシャルおやつも考えてみる。ゴーフル1袋3枚をひとりで食べてもいい状況のときは、バニラ、ストロベリー、チョコレートのどれで始めてどれで〆るかさんざん悩んだものでした。まんまるのゴーフルをそのままパリパリと食べられる幸せ。母が焼いてくれる三つ編みパンとかニンジンのパウンドケーキも大好きでした。冬になるとアラジンのストーブの上に網を置き、酒粕を焼いて砂糖を載せて食べるのも特別なおやつ。父のお土産には十三(じゅうそう)・喜八洲総本舗の、みたらし団子ではなく酒饅頭が頻繁に登場していましたし、思えばその頃から私の酒好きへの道は培われていたのかも。ねぇ、お父さんお母さん。

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2017/09/02

「おやつ」って語感がそもそも勝利ですよね。 1人5ページ程度、どこからでも誰からでも。 隙間時間にちょうど良いところも勝利ですね。 幸福感溢れる、あれこれいろいろおいしい本。 (^^)

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2017/08/17

おやつにまつわるエッセイのアンソロジー。ここで語られるおやつのお話は、作家さんたちの子どもの頃の思い出で語られてノスタルジーを感じます。甘いおやつ、甘くないおやつ、でもお話はちょっとほろ苦いものも。ペヤングはスイーツなのかな。そして森見さんのお話は可愛くて1番心に残ります。わたし...

おやつにまつわるエッセイのアンソロジー。ここで語られるおやつのお話は、作家さんたちの子どもの頃の思い出で語られてノスタルジーを感じます。甘いおやつ、甘くないおやつ、でもお話はちょっとほろ苦いものも。ペヤングはスイーツなのかな。そして森見さんのお話は可愛くて1番心に残ります。わたしの思い出のおやつってなんだろうな、と思いを馳せました。

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2017/06/18

いろんな作家さんの三時のおやつの思い出。 甘かったりしょっぱかったり、いろんな味と文章を楽しめまたした〜 でも正直、アンソロジーって苦手かもしれない。 当たり前だけど、作品ごとに作家さんが違うから文章の書き方も違う。 ひとつの文章に慣れたころに違う書き方がはじまってしまうのが、...

いろんな作家さんの三時のおやつの思い出。 甘かったりしょっぱかったり、いろんな味と文章を楽しめまたした〜 でも正直、アンソロジーって苦手かもしれない。 当たり前だけど、作品ごとに作家さんが違うから文章の書き方も違う。 ひとつの文章に慣れたころに違う書き方がはじまってしまうのが、ちょっと。 一日一編とかなら違和感なく読めたのかな。

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2017/04/07

アンソロジーで短編を一作だけ読んだ作家さん、何冊も読んでいるけれど私生活は全く存じ上げない作家さん、お名前だけ存じ上げている方々… そんな皆さんの「おやつ」に対する思いがあふれている一冊。 ああ、そういう子供時代を送ってきたのか、と、とても貴重な宝物を見せてもらった気がする。 ...

アンソロジーで短編を一作だけ読んだ作家さん、何冊も読んでいるけれど私生活は全く存じ上げない作家さん、お名前だけ存じ上げている方々… そんな皆さんの「おやつ」に対する思いがあふれている一冊。 ああ、そういう子供時代を送ってきたのか、と、とても貴重な宝物を見せてもらった気がする。 普段の作品からは想像もつかず、「ここだけ」なのかなという秘密感もあったり… 年代が同じ方とは妙に共感したり。 だいたい、みなさん、非常に思い入れを込めていらっしゃる。 「おやつ」という言葉から、子供時代を振り返ったものも多く、タッチタイピングで文章を打ちながらも、視線は斜め45度上空をさまよい、魂は幼き頃に遊んでいるのではないか…という情景が目に浮かぶようだ。 ちょっと可笑しかったのが、友達の家で食べたおやつがすごく印象に残っているのに、「友達の顔は覚えていない」と、口をそろえて書かれていること。 あと、バタークリームのケーキは美味しくなかったね、という感想。 バタークリームのケーキ、わたしはあれはあれで美味しかったと思いますが、その後生クリームのケーキを食べたらその美味しさに飛びあがりましたね、はい。 柚木麻子さんの作品が一番よかった。完成度高い気がする。 平松洋子さんは普段から食のエッセイが多いせいか、なんだか…。 挿絵もとても可愛くて好きな絵柄だが、ちょっと間違い発見。 筆者との年代差だろうか。

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2017/04/01

「すごいねえ、幸せだね。」 ブルーベリー味の風船ガム めっちゃ懐かしい~! 自分も子どもの頃 遠足のお菓子選びでわくわくしたなあ とか、懐かしい思い出が 浮かんできた。

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2017/03/30

色々なおやつがあって面白かったです、時代と共におやつの金額が変化するのも。個人的に加藤千恵氏のエッセイが心に残りました。

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2017/02/04

短いエッセイですが、文章にそれぞれの個性が出ていて面白かったです。おやつの話のはずなのに、この人既婚者だったんだ等、違うところに気を取られたりもしました。読んでいて、自分のおやつの思い出を掘り起こそうとしましたが、なかなか出てこず。今でこそケーキや和菓子が好きだけれど、小さい頃は...

短いエッセイですが、文章にそれぞれの個性が出ていて面白かったです。おやつの話のはずなのに、この人既婚者だったんだ等、違うところに気を取られたりもしました。読んでいて、自分のおやつの思い出を掘り起こそうとしましたが、なかなか出てこず。今でこそケーキや和菓子が好きだけれど、小さい頃はそんなにおやつを食べたいと思わなかったなあ。万城目さんのタルトの話には、とても共感しました。別にそこまでタルトが好きというわけではないが、惹かれてしまう。

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2017/01/18

図書館にて単にお菓子が好きで表紙のドーナツも美味しそうだったからというジャケ借りだったのですが、開けてびっくり、めちゃめちゃ豪華なラインナップのエッセイ・アンソロジーでした。 商品名をずばり出しておられる方も多く、あー懐かしいー!と思ったり、短いストーリーながらジーンとさせられ...

図書館にて単にお菓子が好きで表紙のドーナツも美味しそうだったからというジャケ借りだったのですが、開けてびっくり、めちゃめちゃ豪華なラインナップのエッセイ・アンソロジーでした。 商品名をずばり出しておられる方も多く、あー懐かしいー!と思ったり、短いストーリーながらジーンとさせられたり。 ああ私もそういうことあったな、あれもう一度食べたいななんて普段思い出すことのない記憶がたくさん甦りました。 ほっこりとちょっと息抜きしたい方におすすめしたい一冊です。

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