シロガラス(1) の商品レビュー
一瞬の風になれを読んで、こちらにたどり着きました。1巻ですが、物語の最後は「つづく!」という感じの終わり方。 上巻みたいな書き方です。 続きが楽しみです。
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子どもたちの関係って、そういえば少しの間にくっついたり離れたりだった。 ここで、終わるの?!ってところで1巻終了。 次の巻が出てて良かった…。
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白烏神社の孫娘・千里は小学5年生。地元に伝わる古武術と祭りの子ども神楽をやっている。子ども神楽の担い手が減ってきていることから大人たちが地域の子ども6人を選んで、神楽を受け継がせようと提案する。選ばれた6人は、みな同じ学校の5年生。仲の良い子もいれば、水と油のような子もいる。男女...
白烏神社の孫娘・千里は小学5年生。地元に伝わる古武術と祭りの子ども神楽をやっている。子ども神楽の担い手が減ってきていることから大人たちが地域の子ども6人を選んで、神楽を受け継がせようと提案する。選ばれた6人は、みな同じ学校の5年生。仲の良い子もいれば、水と油のような子もいる。男女6人の個性と関係の紹介のような第1部、5部までで完結している。1部だけでは、まだ何も始まっていない。
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児童書だと思ってナメてはいけない! どうしてこんな風に描けるのだろう。 登場人物である子どもたち、一人一人の個性やエピソードが、ああこういう子、いるよね。ああ、こういう事あるよね。と共感できる。 まるで、どこかの町の日常を切り取ったような感じ。でも、不可思議な出来事が自然に織り交...
児童書だと思ってナメてはいけない! どうしてこんな風に描けるのだろう。 登場人物である子どもたち、一人一人の個性やエピソードが、ああこういう子、いるよね。ああ、こういう事あるよね。と共感できる。 まるで、どこかの町の日常を切り取ったような感じ。でも、不可思議な出来事が自然に織り交ぜられている。グイグイ引き込まれる。 確かに、千里と礼生は、フィクションならではのキャラではあると思うけれど。 続編も一気読み。小学高学年から読める。 2017
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白烏神社(シロガラスじんじゃ)に暮らす藤堂千里(とうどうせんり)は小学五年生ながら、古武術の天才少女だ。父は亡くなったが、祖父は古武術・星芒一心流(せいぼういっしんりゅう)の当主で白烏神社の神主。厳しい祖父と、母と暮らしている。 隣にはおじと、同じ年のいとこ・藤堂星司(どうどうせ...
白烏神社(シロガラスじんじゃ)に暮らす藤堂千里(とうどうせんり)は小学五年生ながら、古武術の天才少女だ。父は亡くなったが、祖父は古武術・星芒一心流(せいぼういっしんりゅう)の当主で白烏神社の神主。厳しい祖父と、母と暮らしている。 隣にはおじと、同じ年のいとこ・藤堂星司(どうどうせいじ)が住んでいて、幼いころから兄弟のように仲良くしている。星司の母は神隠しのようにいなくなってしまい、父子家庭でいる。占い師としてマスコミにも出たりしている父・藤堂真典(てんちゃん)と祖父の仲は悪いが、独身のおじ藤堂真行(ゆきちゃん)もふくめ、藤堂家は白烏神社を守っている。 神社の祭で子ども神楽がある。 その神楽で、剣士に選ばれた千里と星司、そして同じ小5の筒井美音、北川礼生、岡崎有沙、三上数人。 決して仲が良かったわけではない6人が、神楽を踊り、剣舞をすることになった。 そして、6人は、白烏神社でとんでもない事件に巻き込まれてしまう。
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小5が主人公の話だけど、むしろ中学生向けかな? 1巻は登場人物紹介的ではあるけど、どんどん引き込まれる。 しかも、いい所で次巻へ続いてるし… 早く続きが読みたい!! (登場人物が多いのか苦手な人にはきついかも…?)
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気になる場面でおわった一巻。個性がある意味強いキャラクターたちが出てきて、神社の伝統の舞を継続するために関わりあうことになる。 本当にありそうな設定の神社なので、思わず調べてしまいそうになりました。 「高学年」のカテゴリにいれていますが、中学年ぐらいから読めると思います。
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登場人物の紹介で殆ど終わった1巻だったけど、礼生の星司へのいじめっぷりがムカムカきて、千里の制裁にすかっとした。 ただ礼生は、千里と闘いたいだけなんだろうけどね。 絶妙な終わり方で次へと期待を持たせるなんて、読まざるをえないよね。
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小学5年生が主人公の物語。 ずいぶんとちからを入れた長編の第1作だなぁ。ほぼほぼ主要登場人物の説明だけで物語は終わる。 こんなの、よっぽど作家を信じていないと出せないぞ、とわくわくしてくる。 しかしながら登場人物が多く視点の切り替えも多いので「コレは誰の視点だ」ってなる...
小学5年生が主人公の物語。 ずいぶんとちからを入れた長編の第1作だなぁ。ほぼほぼ主要登場人物の説明だけで物語は終わる。 こんなの、よっぽど作家を信じていないと出せないぞ、とわくわくしてくる。 しかしながら登場人物が多く視点の切り替えも多いので「コレは誰の視点だ」ってなることもよくあり、このあたりが続編で解消されるとうれしい。
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偕成社のFacebookで知った。 神社モノ、仲良しというわけではない子どもたちのファンタジー、おもしろそうなので借りた。 白烏神社の子ども神楽を担当することになった、5年生6人。(藤堂千里、藤堂星司、筒井美音、北川礼生、岡崎有沙、三上数斗) 白烏神社の三不思議である、神使の石のカラス、七つの絵の天井画、星明石(パワー・ストーン)とは? ううっ、おもしろいです! 佐藤多佳子さんの本を読むのは、初めて。 長編の第一作なので、続きがすごく気になる。 6人の個性がよく出ていて、はじめの登場人物紹介を読むだけでも、表紙の人物が誰だかわかる。 舞台は校外であることが多いのに、いじめ、スクールカーストなどの、学校のたいへんさや、いじめる側・いじめられる側の心のひだも、きちんと描かれている。 それが教育的というか説教くさくなくて、好印象だ。 なんだか、みんな、憎めない。 神社って、なんだか憧れちゃうんだよなぁ。
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