シロガラス(1) の商品レビュー
佐藤さんらしい繊細な心理描写で、まだ事件らしい事件ははほんのちょっとのさわりだけしか起こっていないのだけれど充分楽しめる。続きが楽しみ。
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YAというより、しっかりと児童文学な雰囲気でした。 ナイス表紙&裏表紙絵、いつか叔父さん希望です。 割とリアルな学年1クラスいじめ、というかはぶりあるあるでした。 有沙の交換日記に恐れをなし、数斗のまっすぐな瞳に。 古武術を習う小学生女子、てことで天下無敵のお嬢さま、が思い浮かびましたが、色々とだいぶ違うな、と。
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【内容】パワースポットで有名な白烏神社の子である藤堂千里(古武術の天才少女)、千里のいとこの星司(生き物全般が大好き)や幼なじみで仲良しの美音(感受性の強い心優しい)、礼生(千里と敵対、リーダータイプ)、数斗(かずと、だが「スート」。理数系の天才肌で一人好きだが、星司と仲良しになる)、有沙(料理屋「もくれん」の娘で、ファッションに興味が強い、おしゃれ)が、例大祭のこども神楽で一緒に踊ることになる。 ある日、雷雨の日に集まった6人が、神社内の石に触れた瞬間に雷が落ちたような青白い光がひかり、6人は気を失う。 【感想】登場人物の6人の人物紹介がメインの巻。 少し、丁寧に書かれすぎる感はあるけれど、佐藤さんの軽快な文筆で、くどい感じにはならないのがさすがだと思う。 さばさばした千里のキャラが、ワタシ的には一番好き。 最後にやっとファンタジーらしき展開として、青い光が出てくるので、とりあえず、次巻へ。 大人向けというより、小学高学年向けな感じがする。
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(15-31) 何となくきっかけが無くて読んだことがなかった佐藤多佳子さんの本。先日「三人寄れば、物語のことを」で上橋さんと荻原さんとの話し合いが楽しかったので読んだ。もっとファンタジーだと思っていたのだが、最後の数ページまで普通の世界だった。小学生たちの付き合いはかなりややこし...
(15-31) 何となくきっかけが無くて読んだことがなかった佐藤多佳子さんの本。先日「三人寄れば、物語のことを」で上橋さんと荻原さんとの話し合いが楽しかったので読んだ。もっとファンタジーだと思っていたのだが、最後の数ページまで普通の世界だった。小学生たちの付き合いはかなりややこしいけど、一応健全な範囲内に何とか入ってる子たちだったので、楽しめた。あまり陰惨ないじめとかあると、現実的でも読む気が失せるから。そしてここで1巻のラストですか!2巻を読まないではいられませんね。
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佐藤多佳子さんということで期待して読んだが、物語がなかなか進まず、これから?って感じの1巻でした。 これからの展開に期待です!
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『三人寄れば物語のことを』を読んで、気になっていたので読んでみました。佐藤多佳子さんの新シリーズ。 神社を舞台に、超能力を持ってしまった性格の違う小学生6人を丁寧に描いたシリーズ。 1巻は登場人物紹介というかんじですが、面白そうな予感。
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「三人寄れば、物語のことを」でこの本が話題になっていて気になったので。登場人物は6人の小学五年生。古武術の天才千里、動物好きで千里のいとこ星司、千里の親友の美音、千里をライバル視している礼生、ファッションリーダー有沙、宇宙が好きな数斗。1巻は全て序章といった感じで、最後の最後でよ...
「三人寄れば、物語のことを」でこの本が話題になっていて気になったので。登場人物は6人の小学五年生。古武術の天才千里、動物好きで千里のいとこ星司、千里の親友の美音、千里をライバル視している礼生、ファッションリーダー有沙、宇宙が好きな数斗。1巻は全て序章といった感じで、最後の最後でようやく物語が進み出す。
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白烏神社を舞台に何か起こるらしいが、今はまだ6人の子供達の人物紹介と白烏登場といったところ。相変わらず子供達の生き生きした様子が上手く表現されていて、これからどういう関係に発展するのかも楽しみ。
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話がこっちへ行ったりあっちへ行ったり、登場人物目線で振られるが、それが少しづつすり合わさって1巻目のラストへ導かれている。最初ちょっとじれるかもしれないが少しづつ話にはまっていく。子供たちの人物描写は今の子たちをリアルに映しているように思われる。子供の気持ちも大人の気持ちもしっか...
話がこっちへ行ったりあっちへ行ったり、登場人物目線で振られるが、それが少しづつすり合わさって1巻目のラストへ導かれている。最初ちょっとじれるかもしれないが少しづつ話にはまっていく。子供たちの人物描写は今の子たちをリアルに映しているように思われる。子供の気持ちも大人の気持ちもしっかり描かれており、今後どのように話が展開していくのか、どのように収束していくのかが気になり先が読みたくなる。
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2015/1/10読了。 面白い。この町、この神社はどこにあるの?と言いたくなるぐらい描写が細部まで具体的。作者は敢えてしつこく描写をしているものと感じた。 まだいわゆるファンタジーっぽさはほとんど無いがこれからが楽しみだ。
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