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優雅なのかどうなのか、わからない の商品レビュー

3.3

29件のお客様レビュー

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2026/03/21

これはなんでこの表紙なのかな? 優雅な暮らしだった。ドラマ化しそう。 作者の実体験? 嫌いな感じではなかったよ。いいなと思ったよ。

Posted byブクログ

2025/10/16

50手前の編集者の男が妻とアメリカ留学した息子を持ちながらも離婚をする。周囲からは子育ても終わっての一人暮らしでゆうがだなと羨望を持ったか言葉もかけられる。離婚前にしゃないでの不倫相手と別れていたが、離婚後再会し、付き合い始める。井の頭公園の近くの古い一軒家をかり、大規模改修して...

50手前の編集者の男が妻とアメリカ留学した息子を持ちながらも離婚をする。周囲からは子育ても終わっての一人暮らしでゆうがだなと羨望を持ったか言葉もかけられる。離婚前にしゃないでの不倫相手と別れていたが、離婚後再会し、付き合い始める。井の頭公園の近くの古い一軒家をかり、大規模改修して住み始める。大家の七十過ぎの女性はアメリカにゆき息子と生活をしている。不倫相手だった三十半ばの女の父が脳梗塞で倒れ認知症に侵され始め、彼女と一緒に生活をし介護をもうしでるが、彼女からは良い返事がない。  50手前の男の心模様を描いた小説である。肩を凝らずに松家仁之の「火山のふもとで」とは異質のシチュエーションの本である。

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2025/07/17

『火山のふもとで』が素敵だったので手に取った。 舞台が現代且つ、扱う内容も現実的(中年以降の家族関係、仕事、恋愛、介護)なので、感情移入しやすい…かというと然程でもなかったのは、主人公をはじめとする登場人物達が皆社会的、経済的に恵まれており、「理想の暮らしがしたい」の「理想」がと...

『火山のふもとで』が素敵だったので手に取った。 舞台が現代且つ、扱う内容も現実的(中年以降の家族関係、仕事、恋愛、介護)なので、感情移入しやすい…かというと然程でもなかったのは、主人公をはじめとする登場人物達が皆社会的、経済的に恵まれており、「理想の暮らしがしたい」の「理想」がとても高いことにあると思う。 高い理想=悪、とするつもりはないけれど、「僕の暮らしを優雅と呼ばないでくれ」は、さすがに無茶があるな…と感じた。 あらゆる理由で日々精神を擦り減らし、生活を切り詰め、最低限の暮らしの現状維持に努めている読者がこれを読んだ時、主人公の孤独に心から寄り添うのは難しい。 「精神的余裕のある(これは社会や家庭のしがらみから離れ、自己中心的に振る舞える、と同義)中高年ファンタジー」として読むならアリかも。 だとしても、ヒロインの魅力がいまいち分からずに終わってしまった感。

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2025/02/17

ん~。なんか男に都合の良い話のような。不倫を正当化しすぎていると感じた。 家とは何かを考えるにはいいけど「オレ、センス良いでしょ」感が…。何となく鼻についた。

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2024/06/20

出版社に勤務する主人公の岡田匡は、48歳で離婚したばかり。 住んでいたマンションは元妻に明け渡し、吉祥寺の築50年以上の一軒家をアメリカに移り住む老婦人から借り受けることになる。 大家の老婦人は、内装など自由に施工することを承諾してくれ、老朽化した家を自分に合った住まいに作り上げ...

出版社に勤務する主人公の岡田匡は、48歳で離婚したばかり。 住んでいたマンションは元妻に明け渡し、吉祥寺の築50年以上の一軒家をアメリカに移り住む老婦人から借り受けることになる。 大家の老婦人は、内装など自由に施工することを承諾してくれ、老朽化した家を自分に合った住まいに作り上げて行くことになる。 匡は趣味趣向に拘りがあり、知人の建築家のアドバイスを受けながら納得の行く改築を楽しい思いで進める。 独り身になった匡は、周囲から「気ままな一人暮らし。優雅ですね」と言われるが、優雅と云う実感には程遠く、自分ではピンとくるものは全くなかった。 何の問題も無く、順調に一人暮らしが始まったと同時に、偶然にも数年前に別れた元彼女の佳奈と偶然に再開する。 しかも佳奈は近所に父親と二人暮らしだという。 当然の成り行きとして、二人の距離は徐々に再接近することになるのだが⋯。

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2021/11/26

「火山のふもとで」「光の犬」がすごく好きで、以来少しずつ読んでいる作家さん。 40代後半での離婚。井の頭公園近くの古い一軒家を借り受け、思い通りに手を加えていく主人公。 インテリアを初め、物へのこだわりが半端じゃなく、まあ裕福なのねと少々鼻白む。それでいて「優雅なのかどうか、わ...

「火山のふもとで」「光の犬」がすごく好きで、以来少しずつ読んでいる作家さん。 40代後半での離婚。井の頭公園近くの古い一軒家を借り受け、思い通りに手を加えていく主人公。 インテリアを初め、物へのこだわりが半端じゃなく、まあ裕福なのねと少々鼻白む。それでいて「優雅なのかどうか、わからない」って、十分優雅なんですけど。 それでも、松家さんの文章は心地よくてずっと読んでいたくなる。家の貸主の老女・園田さんやかつての不倫相手・佳奈、離婚した妻、アメリカ留学中の息子、そして家に居付くキジトラの猫・ふみまで、登場人物(猫)全てが生き方に潔さがあって清々しい。 結局何ということもなく終わるんだけど、人生の行く末をしみじみ考えてしまうような作品でした。 このくらいの歳になると佳奈の選択はすごく理解できて、一緒に住むことだけが幸せの形じゃないんだよね。優雅に息抜きできる場所が家じゃないところにあるって贅沢だな〜。

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2021/11/10
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 著者作品3冊目。著者としても3作目の作品。  いい感じに硬さもこなれた感じで、物語の進み方は滑らかだが、可もなく不可もなくと言ったところか。良作なのかどうか、わからない(笑)  まぁ、3冊目に本作で、良かったかな。  連載の媒体が『Casa BRUTUS』ということで、著者お得意の暮らしにまつわるオシャレな家具、リノベのあれこれといった話が出てきて、それはそれで興味深い。  執筆当時の著者自身より若い48歳、独身男性を主人公に、(一般人から見れば)優雅と思える暮らしぶりを、少し距離をおいて描いている感じで、境遇は著者に近いものの(出版業界勤務)、生々しくない。敢えての距離感だろう。  その主人公が離婚を機に、代々木のマンションを引き払い吉祥寺に移り住む。なんとなく自分の半生と重なり他人事とは思えない(苦笑)。  そして古民家を借り受け、自分の好みに改装を始めるという、いかにも『Casa BRUTUS』な内容。媒体の読者を意識した筋立ても必要だろう。  その後、かつての恋人との再会、その父親の介護問題、遠くアメリカに暮らす息子の独立の問題、そして改装した古民家の行方・・・。  吉祥寺というわが町の見慣れた風景、訪れるお店の既視感などが柔らかな筆致と相まって、優雅な読書のひと時を満たしてはくれた。  ただし、佳き作品なのかどうか、わからない(笑)

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2021/09/14

出版社に勤める匡は、離婚し井の頭公園近くの古民家に一人住まいを始めた。米国に住む息子と同居することになった女主人から、外観を変えなければリフォームしても良いし、リフォーム代は実費を出す。その代わり、自分が米国から帰ることになったら出ていってほしい、という条件で住み始める。匡は、古...

出版社に勤める匡は、離婚し井の頭公園近くの古民家に一人住まいを始めた。米国に住む息子と同居することになった女主人から、外観を変えなければリフォームしても良いし、リフォーム代は実費を出す。その代わり、自分が米国から帰ることになったら出ていってほしい、という条件で住み始める。匡は、古民家を自分の好みにリフォームし始める。ちょうどその頃、以前付き合っていた(不倫していた)佳奈と再会する。佳奈は、匡の家の近くに父親と住んでいた。 たぶん松家さんの好みのオシャレな古民家リフォーム、独り身の男性の優雅な食生活。元カノとのオシャレな関係。佳奈の父親の介護という件はあるものの、どう考えてもこれは「優雅」でしょう。そこを楽しむ小説なのだと思う。

Posted byブクログ

2021/02/04

前に井の頭公園の近くに住んでいたこともあり、映画のように映像が浮かび上がってきたわたしはラッキー! 松家さんの作品は3作目ですが、わたしの中での評価はこんな感じです。 火山のふもとで>優雅なのかどうか、わからない>沈むフランシス

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2020/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

離婚をした。から始まる文章、妻の攻撃性をさりげなく強調していく感じ、その上で「そうは言っても、そもそもの非はこちらにあるのだ」ときて、ああ~不倫ね、不倫した側の人ってこういう話し方するよなあと白けた気分で読み始めた。……はずなのに、文章があまりに心地よいので引き込まれてしまう。 古民家の改装は素直に素敵でうらやましいなあと感じるし、日々のご飯は美味しそうで、猫や鳥たちとのやり取りも楽しく、そういう日々のいろどりが過不足なく、坦々とつづられていく。作中の女性は佇まいや所作が浮かんでくるようで、お話の中で落ち着いた光を放っており魅力的だ。 冷静に考えれば、しょうもない不倫男である主人公の反省のかけらもなく流されるままいい加減な態度は鼻につくものだし、井之頭公園周りに住んで(最後に土地買ってるけどあの辺りをさっと買えるなんてすごすぎる…)、買い物はアトレとデパ地下、家具道楽なんて完全に言い訳のしようもなく貴族で優雅なんだけど、そういう嫌らしい部分や男のアクみたいなものが文章で完全に脱臭されており脱帽。こう書くと嫌味みたいになってしまうけど、本当にすごいのだ。 松家さんのファンになってしまったかも。別の本を読みたい。

Posted byブクログ