ひとりぼっちを笑うな の商品レビュー
路線バスの旅が人気の蛭子能収さんの著書。 蛭子さんの考える人付き合いの在り方や、友だちや絆といった群れの持つ問題、自由である事の重要さが書かれています。 蛭子さんは落語でいう与太郎の様な人なのかもなぁ。 テレビてみると笑っていて、マイペースでって印象だけど、その視線は鋭く人間社...
路線バスの旅が人気の蛭子能収さんの著書。 蛭子さんの考える人付き合いの在り方や、友だちや絆といった群れの持つ問題、自由である事の重要さが書かれています。 蛭子さんは落語でいう与太郎の様な人なのかもなぁ。 テレビてみると笑っていて、マイペースでって印象だけど、その視線は鋭く人間社会の本質を捉えている。
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孤独ではなくひとりをポジティブにとらえる。ひとりが楽しいか楽しくないかは価値観の問題かもしれませんが、ひとりを楽しめる人はみんなでいることも楽しめる人だと思います。そして、ひとりの時間はまわりに流されないためにも必要だと思う。
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人づきあいって必要ですか?の言葉通り、SNSに代表される友達至高主義と正反対の、一人で楽しく自由気ままな生き方について書かれた本。テレビのキャラからは想像つかない冷静かつ客観的な文章に驚いた。もちろん共感の度合いは人それぞれだけど興味深い価値観に触れられる一冊。自分は憧れましたw
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「人が、人を好きなのを笑うな」という言葉に出くわして驚いたことがある。とてもあたりまえなことなのに、でもたしかに人はあたりまえのことを恐れて揶揄して唾棄することがある、という事実を突きつけられたからだ。『家栽の人』というマンガだった。 それこそ、一人のときにはあたりまえなことがス...
「人が、人を好きなのを笑うな」という言葉に出くわして驚いたことがある。とてもあたりまえなことなのに、でもたしかに人はあたりまえのことを恐れて揶揄して唾棄することがある、という事実を突きつけられたからだ。『家栽の人』というマンガだった。 それこそ、一人のときにはあたりまえなことがスッと入ってくるのに、集団やトラブルの中にいると、そのあたりまえを見失って恐怖心から笑ってしまうことがある。そんな人たちを下手からジッと冷たい眼で観察する蛭子さん。この本を読みながらそんなイメージが浮かんだ。ぼくは蛭子さんのことを恐れているのかもしれない。
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