一角獣の繭 の商品レビュー
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もはや建築もミステリも関係ないような気が… 鏡平の設定を読んだときはクローズドサークルで殺人事件かなーわくわくと思ったけど、事件で大事なのはそこじゃなかった。 閉じた世界で愛を育む蒼と晶那。鏡平という舞台はふたりのために用意されたもの。蒼の心もようとか、晶那が変わっていく様子とか、丁寧に描かれているんだけど、いまいち入り込めず… 一方、深春と綾乃はどうなのかなーと思ったけど進展はなくて残念〜 まだまだ松浦が出てくるけれど、京介との直接対決シーンはなくて、なんだか拍子抜け。ここまで引っ張ったら、もう一度やり合ってほしかったな。 そして松浦はラスボスではなかった… あと、蒼が関わると門野のおっさんが権力使って全部なんとかするのってどうなんだ笑
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シリーズ13作目(通算17) 前作「聖女の塔」から続いた流れとなっております。 「月蝕の窓」で京介に敗北したシリーズで一番嫌いな犯人は 前作「聖女の塔」でも失敗。奴がこれで諦めるはずがない。 京介に苦痛を与える為に、蒼を狙うと思われるので 蒼は深春と綾乃同行で会員制のリゾート施設...
シリーズ13作目(通算17) 前作「聖女の塔」から続いた流れとなっております。 「月蝕の窓」で京介に敗北したシリーズで一番嫌いな犯人は 前作「聖女の塔」でも失敗。奴がこれで諦めるはずがない。 京介に苦痛を与える為に、蒼を狙うと思われるので 蒼は深春と綾乃同行で会員制のリゾート施設に。 そこで蒼が出会ったのは、自分と似通った境遇の少女で 自分も京介のように彼女を外の世界に連れ出そうとする。 前半は蒼と、その少女の時間がゆっくりと語られるが 最初から違和感バリバリ。 蒼が恋?イヤイヤ違うから!京介とは違うから! っていうか狙われてるのは蒼だから!とジレンマ。 何より驚愕したのは京介が行方不明に! 京介って何者?蒼!絶対に連れ戻して!
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タイトルが正に。 蒼の初恋か?!!それにしては違和感が。。。 と深春が抱いた印象。 そういったふわふわした実感の無い感じの蒼がすごく感じられた。 京介が規則正しい生活を始めた理由が明らかに。 大分先読みしていたのだな。。 いつも通りの展開だったので、本作含めて最終章、というのが不思議だったが ラストに登場した人物。 それをもって、始まった という事だろうか。。。 そっちにもってかれて、より蒼の初恋が霞んでしまった。。 他の人も書かれているが、建築探偵は置いておいて メインの3人、教授、に惹かれて読み進めているのだろうな。。。
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六月の緑の森の、白い花の咲く木の下で、ぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)とーー。放火殺人事件の生き残りの少女に心惹かれていく蒼(あお)。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無残な死を遂げた! すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは!...
六月の緑の森の、白い花の咲く木の下で、ぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)とーー。放火殺人事件の生き残りの少女に心惹かれていく蒼(あお)。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無残な死を遂げた! すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは!? 大人気シリーズ第13弾。
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建築探偵、ますます佳境。もう建築的な蘊蓄はほとんど出てきませんが、もはや登場人物への思い入れが強くなってきてるので問題なし。どうかハッピーエンドでありますように。
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建築探偵桜井京介シリーズの長編13作目。 建築探偵シリーズでそれらしい建築物も出てくるけど、 今回一番印象深かったのは舞台となった別荘地です。 クローズドサークル。 厳密には違うけど雰囲気はそんな感じでした。 一般には知らされていない選ばれし者のみの別荘地。 上高地のような自...
建築探偵桜井京介シリーズの長編13作目。 建築探偵シリーズでそれらしい建築物も出てくるけど、 今回一番印象深かったのは舞台となった別荘地です。 クローズドサークル。 厳密には違うけど雰囲気はそんな感じでした。 一般には知らされていない選ばれし者のみの別荘地。 上高地のような自然の中にあって、 出入口のゲートも外からは分からないように隠されていたりして。 一度でいいから行ってみたいけど、実在したらメチャ高必至です。 京介はほとんど登場しません。 蒼と蒼の恋を見守る深春の目線で話は進みます。 その為か別荘地の雰囲気が成せる業か、 終始惑わされているような感じが付きまといました。 裏でいろいろ動いてたらしい京介は最後のほうで登場しますが、 その京介の推理の展開をもうちょっと読みたかったかな。 あと、少女の独白なんかも挿入されてて全体的にちょっとウェット。 どちらかというと淡々とした文章の中での推理が好みなので、 少し感情過多に感じました。 まぁ主題が十代の恋ですし。 シリーズファイナルに向けて盛り上げていこうということなんでしょう。 見守る深春の独白なんか、まるっきり父親でした。 最後が意味深な終わり方だったので、 次回作は待ちに待った京介の生い立ち編かなぁ。 新書版(?)で完結しているのは知っていますが、 我慢して文庫版が出るのを待ちたいと思います。
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内容(「BOOK」データベースより) 六月の緑の森の、白い花の咲く木の下で、ぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣と―。放火殺人事件の生き残りの少女に心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無残な死を遂げた!すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下...
内容(「BOOK」データベースより) 六月の緑の森の、白い花の咲く木の下で、ぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣と―。放火殺人事件の生き残りの少女に心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無残な死を遂げた!すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは!?大人気シリーズ第13弾。 8月21日~28日
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「お話」に作り込み過ぎの突っ込みを入れるのは無粋と承知で、でも、やっぱり作り込み過ぎの印象は拭えない。 「真犯人」の計画に不確定要素が多すぎる。しかも、この計画仕込みに何年かけてるの?そもそも、蒼くんが舞台の鏡平に来ることをそんな前からどうやって計画に組み込むの。そして、最後は、詰め、甘すぎ。何あっさり捕まってんの。てか、鏡平のセキュリティ(案の定だけど、)大したことないじゃん。 と、書いて、何だけど、それだけ作り込んであるからこそ、味わえる、幻想感が、本作、作者の魅力で、そこにひかれて毎夏シリーズを買って読んでしまうのです。 今回は特にそれが顕著。 あと、二年、楽しみにしています。
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