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天の梯 の商品レビュー

4.6

377件のお客様レビュー

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    235

  2. 4つ

    84

  3. 3つ

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2014/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

髙田さん、見事な雲外蒼天でございました。 書店でこの表紙を見ただけで何だか胸がいっぱいになって、それに終わってしまうのが淋しくて、買ってから時間をおいてしまったけど、読み始めたら止められず。 細かい伏線にも驚いたし、ファンの気掛かりを丁寧にすくってくれました。 料理も変わらず美味しそうだし。 付録の番付がまた効いていて、泣かせます。 もう、髙田さんてば!うわーん! 番外編も楽しみだけど、とりあえず私としては心の整理がきっちりつきました!

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2014/08/14

感涙。まずは高田さん、お疲れ様でした。見事な締めくくりでした。4年前にこのシリーズに出会って以来、新刊が出るのが待ち遠しい日々を楽しませてもらいました。本当にありがとうございました。 途中、あれ?と思ったこともありましたが、許してください。やはりこのシリーズは僕のホームグラウンド...

感涙。まずは高田さん、お疲れ様でした。見事な締めくくりでした。4年前にこのシリーズに出会って以来、新刊が出るのが待ち遠しい日々を楽しませてもらいました。本当にありがとうございました。 途中、あれ?と思ったこともありましたが、許してください。やはりこのシリーズは僕のホームグラウンドです。「八朔の雪」で、簡潔な情景描写と澪の心根に魅せられました。澪と野江の物語に魅せられました。この足で神田を歩き、化け物稲荷に想いを馳せました。昌平橋を渡りました。この4年間には、震災もありました。発売日を過ぎても新刊が届きませんでした。「夏天の虹」は、そのタイトルとともに忘れられない想いを残してくれました。何があっても、みをつくしの作品世界に戻ればやはりそこにはつるやの面々が生き生きと生活していました。「旭日昇天」「雲外蒼天」。この言葉はきっといつまでも覚えているでしょう。身請け主「******」には思わず涙しました。澪と野江と源斉と、つるやのみなさんの幸せを心より願います。そして、毎回素晴らしいカバー絵を描いてくれた卯月さんも、今回は渾身のイラストなのではないでしょうか。本のタイトルと、その内容と、カバー絵と、どれもが素晴らしい本作でした。 大満足です。本当にありがとうございました。

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2014/08/13

胸の奥が温かい。ほんとに良かったね。 そして、この物語に出会えたことに感謝です。 感想、今はあまり言葉に出来ないし、したくないかも。 熟成させたい。 巻末の番付は澪たちはもとより「銀二貫」にも触れる内容で、本当に最後の最後にじっくり見ることを強くお勧めします。 高田郁先生、本...

胸の奥が温かい。ほんとに良かったね。 そして、この物語に出会えたことに感謝です。 感想、今はあまり言葉に出来ないし、したくないかも。 熟成させたい。 巻末の番付は澪たちはもとより「銀二貫」にも触れる内容で、本当に最後の最後にじっくり見ることを強くお勧めします。 高田郁先生、本当にありがとうございました。

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2014/08/13

みをつくしシリーズ、感動の最終巻。これまでの物語が綺麗に厳かに滋味深く畳まれていき、一つの道に繋がって完結する様は圧巻。食がもたらす喜びと、困難に立ち向かうまっすぐな心の大切さが貫かれる場面には何度も震えた。『雲外蒼天』は、まさに本シリーズを読んで意味を強く感じた言葉であった。 ...

みをつくしシリーズ、感動の最終巻。これまでの物語が綺麗に厳かに滋味深く畳まれていき、一つの道に繋がって完結する様は圧巻。食がもたらす喜びと、困難に立ち向かうまっすぐな心の大切さが貫かれる場面には何度も震えた。『雲外蒼天』は、まさに本シリーズを読んで意味を強く感じた言葉であった。 体裁からは壮年向けの内容に思われがちだが、実は女性向け(広義で言えば少女漫画的)の要素もたくさん詰まっている。この機会に1巻からぜひお試しあれ。個人的にも死ぬまでに最低あと2回は通して読みたい。老後もこれを読めると考えるだけで一つ幸せ。

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2014/08/25

みをつくし料理帖の最終巻。 前作の終わりに次回完結との文字があり大袈裟ではなくしばし呆然… そして来てしまった最終巻。 手に届いた時から、はやる気持ちを抑えてゆっくりゆっくり読みました。行間もしっかりと。 久しぶりだなぁ。こんなに大切に読んだの… 雲外蒼天。最初からそう言ってた...

みをつくし料理帖の最終巻。 前作の終わりに次回完結との文字があり大袈裟ではなくしばし呆然… そして来てしまった最終巻。 手に届いた時から、はやる気持ちを抑えてゆっくりゆっくり読みました。行間もしっかりと。 久しぶりだなぁ。こんなに大切に読んだの… 雲外蒼天。最初からそう言ってた通りのラスト。 最後はたたみかけるようにスピーディに進むのがこちらのはやる気持ちに相俟って泪は止まらず… 野江の身請け先がね。 澪の明るい未来がね。 泣かせるわ。 最後についている料理番付。 これを見てるだけでいろいろと想像が膨らむ! とっても優しい想像が 「料理は人を幸せにする」 そう帯に書いてあって手に取ったこのシリーズ。 確かに幸せになりました。 ありがとう。

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2014/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みをつくし料理帖シリーズ完結作。 ここのところ、このラストに向けた準備作的な印象だったので期待して読みました。 きっとそうだろうなあ・・・とは予想はしてましたが、最終的にいろいろと丸く収まった感じで綺麗に終わった感じ。まあ「雲外蒼天」ってはじめから言ってるわけですし。 別に意外性を期待していたわけでも、それが陳腐だったとかいう気はありません。読んでいて心地よくさっぱりと終わって気持ちのいい読後感。 で、最後に巻末に「番付表」が。。。 西の「みをつくし」と東の「つる家」。そして行司役が一柳あらため「天満吉兆庵」。 これをみてなんとも感慨深い気持ちに。物語がこれ以上ないいい形で終わったんだな、と。ここで余計な説明は野暮で蛇足なのかもしれませんね。番付だけで雄弁に物語を完結させてくれました。

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2014/08/13

「みをつくし料理帖」第10弾にして感動の最終巻.恋を捨て,自らの栄達も捨て,ひとえに料理への信念と窮地の友を救うために精進してきた澪.度重なる災難もものともしない強い心に自然と読者は応援してしまうだろう.新たなる旅立ち.とても寂しい.続編出ないかなぁ.

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2014/08/13

面白かったです。 でも、ラストがちょっと駆け足だったかな? 少し、説明不足と、ラストの野江の存在が薄い感じがしました。 お澪と野江のからみがもう少しほしかった気がします。

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2014/08/13

期待を裏切らない作品を常に生み続けることは思ったよりも大変なことだと思います。お疲れ様でした。幸せをありがとう。

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2014/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ最終巻。 いろいろあったけど、すべて丸く収まって大団円。 主人公自身も幸せをつかむ(野江のことのほかに)ラストとなった。 個人的にはいまだに小松原派なので、もう物語の流れから行くと当然小松原様との幸せというのはない線なんだけれども、そういう面でちょっと複雑な気分で終わりました・・・・。

Posted byブクログ