東雲の途 の商品レビュー
今回は事件解決というよりは遠野屋清之介が過去に向き合い、それを皆に明らかにし、未来へ繋げて行く物語だった。 信次郎、伊佐治、遠野屋が真の意味で三位一体になったような気がする。 それにしても遠野屋の故郷ってどこなんだろう。藩名地名は架空だけど、内海とか雪が滅多に降らないとかあった...
今回は事件解決というよりは遠野屋清之介が過去に向き合い、それを皆に明らかにし、未来へ繋げて行く物語だった。 信次郎、伊佐治、遠野屋が真の意味で三位一体になったような気がする。 それにしても遠野屋の故郷ってどこなんだろう。藩名地名は架空だけど、内海とか雪が滅多に降らないとかあったから瀬戸内海沿岸地域なんだろうが、作者のあさのさんが岡山の出身だからあの辺かな。
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良い!面白さに電車でニヤニヤしてしまうことが増えてきた。 死体から見つかった瑠璃について、遠野屋と伊佐冶、小暮の3人だけでなく、江戸以外の藩も巻き込んだ騒動に繋がっていく。スケールは大きいが、話が散らかることなくまとまっていて読みやすい。 最後の方には過去を完全に切り捨てるではな...
良い!面白さに電車でニヤニヤしてしまうことが増えてきた。 死体から見つかった瑠璃について、遠野屋と伊佐冶、小暮の3人だけでなく、江戸以外の藩も巻き込んだ騒動に繋がっていく。スケールは大きいが、話が散らかることなくまとまっていて読みやすい。 最後の方には過去を完全に切り捨てるではなく、過去さえも飲み込んだ遠野屋の姿に感服……。
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商にのみ生きようとしても何かと事件に巻き込まれる遠野屋。信次郎と伊佐治に自分の過去を明かし、過去との因縁を完全に断ち切るために故郷に帰り瑪瑙の謎を解き明かす。 これで少なくとも過去からは解放されたのかな?
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失敗、別に支障は無いけど順番に読めば良かった❗ すでにシリーズは11まであるらしい。今後はお駒が成長して何かに巻き込まれるとかがきっとあると思うけど、このシリーズ読破しなければ‼️
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弥勒シリーズ第4弾。 「東雲の途」では、清之介が同心でいけ好かない切れ者の信次郎、岡っ引で人の心を持った真人間の伊佐治に己の過去を告白する。 清之介が過去に犯した罪を受け入れ、弱さを認め、本物の商人になるための覚悟を決める。自分のまわりで起こる厄介事から逃げてばかりでは何も解決し...
弥勒シリーズ第4弾。 「東雲の途」では、清之介が同心でいけ好かない切れ者の信次郎、岡っ引で人の心を持った真人間の伊佐治に己の過去を告白する。 清之介が過去に犯した罪を受け入れ、弱さを認め、本物の商人になるための覚悟を決める。自分のまわりで起こる厄介事から逃げてばかりでは何も解決しないと気づく。それは信次郎、伊佐治との出会いが大きい。 清之介の生国で起こっている揉め事を江戸の商人・遠野屋清之介として解決しようと試みる。 前3作とは明らかに毛色が違う。時折、商人・清之介ではなく武士・宮原清弥として描かれているところも心の変化が読み取れる。過去を捨てるのではなく受け入れて行く決心だ。 このまま商才を発揮し続け勝者になって行くのか、闇から離れられないのか読みだしたら止まらない作品だ。
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帰郷編。 信次郎のヒトデナシ度が神がかってきている。 これで清之介の方はひとまず大丈夫だろうか。
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東雲は全国で割と多くある地名で、私も近くに住んだことがある。本来、夜明け前の茜色の空を指し、これから成長していく期待が現れていると思うのである。 本題名は、さらにその前であろうか、東雲の途ということは東雲に向かっている、夜明けに向かっているのか、まだ東雲の状態の途中なのか、楽しも...
東雲は全国で割と多くある地名で、私も近くに住んだことがある。本来、夜明け前の茜色の空を指し、これから成長していく期待が現れていると思うのである。 本題名は、さらにその前であろうか、東雲の途ということは東雲に向かっている、夜明けに向かっているのか、まだ東雲の状態の途中なのか、楽しもうと、ページをめくった。 町人風の男が殺害されるところから始まる。その男は武士だと木暮信次郎が見抜く、そしてその男は遠野屋清之助とどんな関係が・・・。 清之助の止まっていた時間が動き出す。 信次郎、清之助、伊佐治がそれぞれの味を出しながら、清之助の過去に迫る。過去を断ち切るには原点に戻ることなのかもしれない。それは心理療法の手法に近いものがあると感じた。
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信次郎と遠野屋の距離がなんか縮まった気配のする4巻。 やっぱこの作品は長編が良い。 個人的にはダークサイド遠野屋が好きなので、その片鱗がチラッと出てきたのにゾクっとしました 2022.9.24 140
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遠野屋清之助が、乳母であったすげに、幼い頃に言われた言葉が印象深い。 「これから先、どのようなことがあっても耐えなされませ。清弥さまが生き延びていくためには、どのようなことにも耐えられる力を備えなければなりませぬ」「我慢に我慢を重ね、諦めに諦めを重ねることにございます。我慢し、諦め、生き抜いていくことでもあります」 そして授けられた守り袋。すげの故郷である山重の幾代にも渡る女たちの魂がこもった守り袋に導かれ、清之助は、己の過去に立ち向かおうと心を決める。
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第四弾 惨殺された町人に扮した武士、兄の家臣の弟、腹から出てきた瑠璃の原石 遠野屋清之助は過去を忘れるのでなく、向き合うために故郷へ 乳母の出身地の山奥は、実際は隠れ切支丹の里、そして既に滅び去っていた 旧藩に新しき血を吹き込むために紅花の栽培と川運の整備を 此処で一旦区切りか?
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