みつばの郵便屋さん の商品レビュー
軽ーく読めるほんわか物語。 ものすごい意外性や面白さはないけど、何か読んじゃう。そんな感じ。ほっこり温かい気持ちになりたい人、疲れている人におすすめ。読みやすくて、2日で読了。 続きが楽しみ。
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「(良い意味で)何も起こらない」系小説の良作。 お仕事小説としても素晴らしい。 小野寺センセの作品は、舞台や登場人物が本を超えて共通しているところがあり、読んでいて楽しいな。 ここのところ電子書籍ばっかりだったが、久々に紙の本で読みたくなった。やっぱ紙の本はいいなー。 (老眼...
「(良い意味で)何も起こらない」系小説の良作。 お仕事小説としても素晴らしい。 小野寺センセの作品は、舞台や登場人物が本を超えて共通しているところがあり、読んでいて楽しいな。 ここのところ電子書籍ばっかりだったが、久々に紙の本で読みたくなった。やっぱ紙の本はいいなー。 (老眼キツイが)
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小野寺史宣さんの「みつばの郵便屋さん」読了。郵便配達員の地味な平本が郵便物と人々の交流を描くほのぼの物語。郵便屋さんの仕事内容、天候に左右される配達の大変さが描かれ、配達員もアルバイトからベテランまで個性があって面白い。また平本の兄が、人気タレントということも変わっていて新鮮。み...
小野寺史宣さんの「みつばの郵便屋さん」読了。郵便配達員の地味な平本が郵便物と人々の交流を描くほのぼの物語。郵便屋さんの仕事内容、天候に左右される配達の大変さが描かれ、配達員もアルバイトからベテランまで個性があって面白い。また平本の兄が、人気タレントということも変わっていて新鮮。みつば地区の人々の他、いろんな人との交流が新しい物語を作り出す。全体的に優しい話が多く、ストレス無く読めます。ちょっとした恋愛話しもあり女性でも楽しめるかと。シリーズものみたいなので、今後も読み進めたい。
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郵便やさん、真面目で丁寧だけど、勇気ある!読み始めた時はまさかそういう展開になるとは思いませんでした。 それにしても、郵便やさんってこんなに町の人たちと仲良しなものなんでしょうか?
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一通の郵便から始まる人と人との繋がり、別れを描くシリーズ第1作。本書は連作小説と言う形で8編収録されている。 普段はあまりに普通すぎて全く意識していないが、私たちは郵便というものに全幅と言ってもいい信頼を寄せていることが伺える。それが手紙1通、はがき1枚だとしても疎かにするこ...
一通の郵便から始まる人と人との繋がり、別れを描くシリーズ第1作。本書は連作小説と言う形で8編収録されている。 普段はあまりに普通すぎて全く意識していないが、私たちは郵便というものに全幅と言ってもいい信頼を寄せていることが伺える。それが手紙1通、はがき1枚だとしても疎かにすることなく、必ず相手のもとへ届ける。しかも100円にも満たない安価な値段で。考えてみると、これはすごいシステムに感じる。しかもその使命感たるや、半端なものではない。一つ間違えると信用失墜につながりかねない。 本書を読むと、人間模様もさることながら、そうしたシステムについても改めて考えさせられる気がする。
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日常系で、安心して読めます。 人と人とが少しずつ繋がっていく、でも感動的には描かれず、淡々と生活を送る中での変化として描かれています。そこがいい。やや人物の描写があっさりしすぎているかなぁ?とも思いますが、今後の展開の中で掘り下げられていくのかも。 春行のつかみどころのなさ、気づいたら夢中になっている感じ、好きです。
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子供向けの本だったのかな。 なんか・・・内容が薄すぎる感じが。 止めるほどつまらなくもないけど、面白くもない。 続編は読まなくていいかな。 そのうち気が向いたら読もう。
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蜜葉市で郵便配達員をしている平本秋宏の目から見る、様々な人々や事件。 久しぶりの再読。最近になって続編が出ていることを知って改めて読んでみた。 主人公の秋宏は25歳という年齢には思えないほど落ち着きがあり、慎重さと勤勉さが印象的。 例えば配達中、女性物の下着がアパートのベラン...
蜜葉市で郵便配達員をしている平本秋宏の目から見る、様々な人々や事件。 久しぶりの再読。最近になって続編が出ていることを知って改めて読んでみた。 主人公の秋宏は25歳という年齢には思えないほど落ち着きがあり、慎重さと勤勉さが印象的。 例えば配達中、女性物の下着がアパートのベランダから風に飛ばされて目の前に落ちてきた。知らぬふりで通り過ぎる人がほとんどだとは思うが、彼はそうしない。かと言って女性物の下着に手を触れるわけにはいかない。ではどうするか。 秋宏のやり方が正解かどうかは分からない。だが一般人ではない、郵便配達員という立場であること、また秋宏ならではの慎重さだなと感じた。 その後も相手の勘違いで誤配と決めつけられて怒鳴られたり、イタズラなのか脅迫なのか分からない謎の手紙を配達することになったり、様々な家庭やカップル事情を知ることになったりと、郵便配達員の日々にも色々ある。それを秋宏は時に迷いながら相談しながらも一つ一つ着実に受け止め前へ進んでいく。 その度に自分ならどうするだろう、などと考えた。そのくらい微妙な問題もある。 そんな彼には人気タレントの兄がいて、兄にそっくりな秋宏も時折『誰かに似てない?』と聞かれるくらい格好いい。 一見軽そうな兄も先の分からない芸能界で色々思うところがありそうだし、似て無いようで似ている兄弟だ。 秋宏も愚直ということではなく、柔軟なところもある。 奥手なようで気になる女性に声をかけるくらいの勇気はある。 大都会というほどではないが、住宅地もオフィス街もライブハウスもあるくらいの中規模な都市の蜜葉。 これからもどんなことが起こるのか、しばらく読んでいこうと思う。
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2019/9/26 秋宏がケンケンしてなくていい。 兄をひがむこともなく理不尽な上司や客にも怒らずしょうがないなーぐらいでやり過ごす。 平和だ。 ほのぼのした。
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「自分がいないところで地球がまわってても意味はない。そう思ってれば、いいんじゃないですかね」 「おれもさ、自分の畑に戻ることにするわ。バイトとはいえ、こっちの畑では無能だってこともわかったし。やっぱさ、人は、やれることをやるべきなんだよな」
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