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考えるマナー の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2022/09/21

新聞のエッセイをまとめた本とのことだったので、内容自体も簡潔に纏っており、量的にも読みやすかった。短い内容の中にもそれぞれの筆者の思いが載っており心に響いたり、関心させられたりする内容があった。文の量に対してコスパがいいと感じる。 個人的に劇団ひとりと鷲田清一が同じ表紙に載って...

新聞のエッセイをまとめた本とのことだったので、内容自体も簡潔に纏っており、量的にも読みやすかった。短い内容の中にもそれぞれの筆者の思いが載っており心に響いたり、関心させられたりする内容があった。文の量に対してコスパがいいと感じる。 個人的に劇団ひとりと鷲田清一が同じ表紙に載っているのが面白かった。

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2019/08/03

「人は変わるし、その間のマナーも変化する。時間が経つとわかる。その時がすべてではなく、人生にはその後もある。そういうことに思いを馳せる時に、大人になったことの贅沢を最も感じる。」(281 ページ) 誰しも、生活のどこかの場面で、 正しいマナーが何かと悩む時があると思う。 社会...

「人は変わるし、その間のマナーも変化する。時間が経つとわかる。その時がすべてではなく、人生にはその後もある。そういうことに思いを馳せる時に、大人になったことの贅沢を最も感じる。」(281 ページ) 誰しも、生活のどこかの場面で、 正しいマナーが何かと悩む時があると思う。 社会的に求められるマナー 人として喜ばれるマナー 客観的に考えると、くすりとおかしなマナー さまざまなシチュエーションで、 誰かに一度は尋ねてみたかった『正しい』マナー集。

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2017/10/18

悪口の言い方から粋な5本指ソックスの履き方まで、大人を悩ますマナーの難題に作家、芸人ら12名がくりだす秀逸な名(迷)回答集。 さらっと読むのにちょうどよい。

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2017/05/18

好みの作家が多かったので読んでみたが、形式が同じなのでだんだん飽きてきた。 もとは新聞掲載だそうで、やはりまとめて読むものではないのかもしれない。

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2017/01/31

もともと気に入って著書を読んだ人や、名前だけ知っている人も書いていた。マナーという言葉が、昔は嫌いだった。自由にしたいのに、どうしてマナーなんて曖昧模糊としたものに縛られなきゃならないんだと思っていた。食わず嫌いみたいに、マナーがどういうものか、向き合って考える気すら起きなかった...

もともと気に入って著書を読んだ人や、名前だけ知っている人も書いていた。マナーという言葉が、昔は嫌いだった。自由にしたいのに、どうしてマナーなんて曖昧模糊としたものに縛られなきゃならないんだと思っていた。食わず嫌いみたいに、マナーがどういうものか、向き合って考える気すら起きなかった。 マナーは、処世術と置き換えられる。はじめての場面に出くわした時、戸惑う。何度でも繰り返し同じ場面で、戸惑うこともある。2ページずつ、それぞれの局面においての、体験談を話しているようで、1つ1つは読みやすいのに、気に入ったものは読み聞かせたり、再読したりして、随分かかった。 あえて口にされることがないものがマナーなので、人の考えを聞ける機会を与えられてうれしい。とても深い部分で対話している気分だ。刺激的で、価値観を揺さぶられた。 以前、百年の恋も冷めたことがあった。多分、彼と私の正反対のマナーを見つけてしまったからだと、今は思う。人はわりと繊細な生き物だ。惹かれるページと出会えば、自分が見えてくる。 20170129

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2017/01/30

良かったけど、多すぎて、普通の話がマイナスポイントとなった。 もう少し取捨選択して載せればよかったのに・・・

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2016/03/08

先に読んだ「マナーの正体」がおもしろかったので、さかのぼってこれを。穂村弘・高橋秀実・三浦しをん・町田康、この顔ぶれにはワクワクし、実際に期待通りの面白さだった。みなさんユニークなスタイルの持ち主で、プロだなあと思う。 今回の「発見」は井上荒野さん。いやあ、どれもおもしろかった...

先に読んだ「マナーの正体」がおもしろかったので、さかのぼってこれを。穂村弘・高橋秀実・三浦しをん・町田康、この顔ぶれにはワクワクし、実際に期待通りの面白さだった。みなさんユニークなスタイルの持ち主で、プロだなあと思う。 今回の「発見」は井上荒野さん。いやあ、どれもおもしろかった。笑えるし、そうそう!と思うことも多かった。いくつか挙げてみる。 「SNSのマナー」 SNSに「それで?」というボタンがあればいいという意見を紹介している。確かに。ただ著者は、SNSを「自己顕示欲が強いナルシストの集まり」と嫌う人にも一理あるとしながらも、そこには「限られた日々を生きる宿命を持つ」ものとして「今日という一日を生きた」ことを宣言したい気持ちがあるのではないかと書く。そうかもしれない。 「それにしても、文章とは正直なものである。投稿には嘘も書けるが、『なんだか真実味がない』感じは伝わってしまう。謙遜して書いても自慢していることはわかってしまう。簡単に言えば、書き手の性質や性格は絶対にあらわれる。 … その危険を冒してまで、(私を含めて)多くの者がSNSに投稿し続けている、人間というのはかように切ない生き物なのだ」 「名前のマナー」 「荒野」が本名というのは何かで読んで知っていた。この名前と「長年かけて折り合って」きて、今は「がんばりすぎの、ぎりぎり許容のレベルではないか」と思い、「自分の名前を気に入っている」そうだ。あくまで「今は」である。今や子どもの名付けは無法地帯だけど、著者が言うように「荒野」以上は「やりすぎ」だと思う。 「子どものマナー」 「子役の演技が苦手」という人は結構いると思う。じゃあ「子どもの投書」は? 「はっきり言えばつまらない。当たり前のことしか書いてないからだ。それなのにどうしてそういう投書が掲載されるのか?子どもが書いているからだ。いかにも『子どもらしい』社会批評であるからだ。そこに甘えと甘やかしがある。それがきらいだ」 ほかに、確かに!と思ったのが、楊逸さんの「駅名のマナー」。電車の音声案内で英語や中国語が流れると、「せせらぎのように」流れる言葉のなかで駅名だけが耳に引っかかると書かれている。本当にそうだ。 「人名や地名のような、他言語になっても、特徴が強く残る固有名詞は … いざ声に出せば、その異質さが俄然、際立ってしまう」 あの引っかかりは文化の違和感で、それはかなり強いものなのだなあと思う。 また、津村記久子さんが「同窓会のマナー」について書いているのだが、これがちょっと新鮮。同窓会については、楽しいという意見、行かないよという意見、様々あると思うが、こういうのは初めて目にして、おもしろい考え方だなあと思った。 「その場にいる人が皆同じ年齢だと、自分の成長の度合いがよく見える。でも同時に、何もかも持っている必要はないと感じた。わたしが持たない特質を、ほかの誰かが持っていて、その逆もある。それでいい。しがらみのない社会の縮図を改めて眺めるとそう思う」 平松洋子さんの「お断りのマナー」。いつからか世に氾濫する「大丈夫」。先日テレビを見ていたら、レストランのシェフが「お味の方は大丈夫でしょうか?」と尋ねていた。こ、ここまで来たか…。そもそもは婉曲なお断りの言葉として使われ出したと思うのだが、乱用されているのは、著者の言うとおり「その場その場に見合う言葉をあてがうのを面倒くさがっている」からだろう。 「『だいじょうぶ』と断るのは『察してくれ』と甘える変形なのだと思う」

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2016/01/29

先日読んだ「マナーの正体」が面白かったので、これも読む。 面白い!中でも町田康が面白い!! 前から気になる存在ではあるんだけど、なかなか読む機会がね~。でも、なんか読んでみたいな♪

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2015/06/18

ほぼ初読みの井上荒野さんの文章が苦手なようだ。 きっとはっきりこれこれこういうのがキライとか書いてるからだろう。凝った題名、ええやん。

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2015/06/13

そうだね!もあれば、そうかな?もある。読みやすい文章もあれば何がなんだかわからない文章もある。それぞれでおもしろい。こんな短いエッセイを書いてみたくなる。

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