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考えるマナー の商品レビュー

3.1

26件のお客様レビュー

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2014/11/01

12人の作家さんによる、独自の視点から見たマナー論のエッセイである。 マナー論というと、堅苦しいものを想像してしまうが、軽い文体だった。読売新聞のコラムだそうで。 独自のマナー論であるので、ふむふむという内容や、これはぶっ飛んでいるなと、意表を突かれる内容、面白いなという内容など...

12人の作家さんによる、独自の視点から見たマナー論のエッセイである。 マナー論というと、堅苦しいものを想像してしまうが、軽い文体だった。読売新聞のコラムだそうで。 独自のマナー論であるので、ふむふむという内容や、これはぶっ飛んでいるなと、意表を突かれる内容、面白いなという内容など、バラエティーに富んでいて、最後まで飽きさせない内容だった。 劇団ひとりさんのキャンピングカーのマナーは、共感できるところありと、楽しかったのである。 津村記久子さんの環境音のマナーは、実際にこのような音の中で作業したいなと趣あるものだと感じた。 町田康さんはちょっとぶっ飛んだ内容もあるが、それそれで面白い。 高橋秀実さんは、教養の深さがにじみ出ているなと感じた。 井上荒野さんの荒野がペンネームだと思っていたが、本名だということがわかって納得。 三浦しをんさんの意外な一面が見れたり、佐藤優さんの外交官時代を交えたマナー論もよかったのである。

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2014/11/18

(2014/10/27読了) マナーと常識とはどう違うのかな? 最近、常識には人それぞれ、生まれ育った場所や年代でかなり違う事を、実感しているので、ここち書かれているマナーがどう通用するのか疑問に感じた。 ただ、エッセイとして読むならば、いろんなジャンルの方が書かれているので面白...

(2014/10/27読了) マナーと常識とはどう違うのかな? 最近、常識には人それぞれ、生まれ育った場所や年代でかなり違う事を、実感しているので、ここち書かれているマナーがどう通用するのか疑問に感じた。 ただ、エッセイとして読むならば、いろんなジャンルの方が書かれているので面白いと思う。 私は津村さん、三浦さん、井上さんが居たので興味を惹かれたのだけど、絶対に手にしないような方もいたし。 見開きの左右2ページでひとつのエッセイ。劇団ひとりさんは芸人の性か、最後にオチが、それも微妙なオチがあったのが鼻についた。 (内容) 戸惑いの数だけ大人になれる。大人のモヤモヤをまるっと解決?! (目次) 座を温めるマナー/美を匂わすマナー/お口を滑らせないマナー/愛が生まれるマナー/逃げて勝つマナー/ベタを粋にするマナー/ステキなお客さまのマナー/丸くおさめるマナー/食は一大事マナー/日本が宿るマナー/乗り乗りマナー/のどかに生きるマナー/「旬」をつかむマナー/生み出す人のマナー/こころを澱ませないマナー/世渡りのマナー/悟るマナー/マナーの難問 赤瀬川原平・井上荒野・劇団ひとり・佐藤優・髙橋秀実・津村記久子・平松洋子・穂村弘・町田康・三浦しをん・楊逸・鷲田清一

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2014/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マナーというとお作法やお行儀だが、ここでは各人各様の生活の流儀みたいな意味あい。 面白いエッセイは、鷲田、三浦、津村、楊、ひとり 津村「信用は取り繕うことからではなく、現状を認め努力致しましょうというところからはじまる」 いまいちなのは、赤瀬川、穂村、井上、平松 高橋は意外に道徳的で物知りであることに驚く 町田はぶっきらぼうだが、スッキリしている 生活の一端を曝け出し、日常の行為の裏側を分析するという思考の訓練をやっている人としない人での差がある。 新聞連載なのでやっつけ仕事で書いた人もいるだろうが、こういう合作での出版は各自の能力差が如実に出る。この人の本を他にも読みたいと思う、すてきな書き手に出会うにはうってつけ。

Posted byブクログ

2014/10/12

もともと読売新聞の火曜日夕刊に掲載されたコラムを集めたもののよう。12名の著者による、身の回りや自身が体験した様々な「マナー」に関する1テーマ2ページのエッセイ。そういう意味では、タイトルの「考えるマナー」は「『考える』マナー」ではなく、「『マナー』を考える」のほうが正しい。 年...

もともと読売新聞の火曜日夕刊に掲載されたコラムを集めたもののよう。12名の著者による、身の回りや自身が体験した様々な「マナー」に関する1テーマ2ページのエッセイ。そういう意味では、タイトルの「考えるマナー」は「『考える』マナー」ではなく、「『マナー』を考える」のほうが正しい。 年齢も仕事も幅広い12名なので、2ページとはいえど文章のうまい人、目の付け所が鋭い人、どうしようもない人が居て面白いが、テーマあたりの分量が少ないので、言いたいことが断片になり入り込めない。その割に総分量が多いため食傷気味に。よって★2つとした。 赤瀬川原平、鷲田清一、井上荒野、楊逸、三浦しをん、町田康、平松洋子、高橋秀実、津村記久子、佐藤優、劇団ひとり、穂村弘

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2014/10/10

なかなか読みごたえのある数々のマナー。ふむふむと奈得するものからぷっと吐き出しちゃいそうものまで著名人による様々なジャンルのマナーが勢ぞろい。 手に取るまでもっと堅苦しい読み物なのかな、と思っていたのですが軽いです。コラムですね。(もともとは読売新聞掲載のコラム) ちょっと手が空...

なかなか読みごたえのある数々のマナー。ふむふむと奈得するものからぷっと吐き出しちゃいそうものまで著名人による様々なジャンルのマナーが勢ぞろい。 手に取るまでもっと堅苦しい読み物なのかな、と思っていたのですが軽いです。コラムですね。(もともとは読売新聞掲載のコラム) ちょっと手が空いたときに読むのにぴったり。きっかけは個人的に好きな作家の井上荒野さんと津村記久子さんが寄せていたからという理由で手に取ったんだけど、どの著名人もすごく面白かった。

Posted byブクログ

2014/08/26

マナーが明確にされていない事柄についてのエッセイ。 三浦しをん飛び抜けてつまらないなあ。 名前のマナーのタイトル付けがくすっとしたくらい。蒼白のアンフィニ、または円周率の愛と相似点ってなに

Posted byブクログ