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A の商品レビュー

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36件のお客様レビュー

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2022/07/30

この頃から本当に駄目。意味がわからない。物語的にも、表現的にも、メッセージ性的にも、メタファー的にも。

Posted byブクログ

2021/06/27

「晩餐は続く」は読みやすかった。あとの短編は作者の伝えたいこととか意図とかがうまく汲み取れない(自分の読み方とか捉え方がまだ甘いのかもだけど)から、難しかった。エロ的要素も高尚なものなのかユーモアなのか。 もちろん嫌いではないのだけど、自分の理解を試されるような感じになるね笑

Posted byブクログ

2020/07/16

雨の日に読める本じゃないな…と思いました…。 退廃的な酩酊感。 下ネタもあるし、なにが面白いのかわからない。

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2020/03/18

下ネタがめちゃくちゃ出てくるのでびっくりしてしまった。(チンコテロとか意味のわからない言葉が出てくる)これを書いている時文則さんはどのようなことを考えていたのだろう。どの話も面白かったが三つのボールだけはリタイアしてしまった何か深い意味があるのだろうけど僕にはただ事実を淡々と書い...

下ネタがめちゃくちゃ出てくるのでびっくりしてしまった。(チンコテロとか意味のわからない言葉が出てくる)これを書いている時文則さんはどのようなことを考えていたのだろう。どの話も面白かったが三つのボールだけはリタイアしてしまった何か深い意味があるのだろうけど僕にはただ事実を淡々と書いているだけに思えてしまった。 僕はこの人の皮肉めいた言葉が大好きだ。妖怪の村に出てくる「飼い犬を助けようとした子供が、たった今食い殺されました!感動です!皆さん、この子供に金メダルをあげようじゃありませんか!愛ですよ!金メダルです!」という場面では思わず1人で笑ってしまった。 でもやはり一番心に残ったのは題名にもなっているAだ。最初は江戸時代の死刑執行人が斬首系を行おうとしている場面かな?と思ったがどうやら太平洋戦争時の満洲ぜの話らしい。人間の汚い面を目の当たりにした気分になった。

Posted byブクログ

2019/09/20

著者のエッセイ集、『自由思考』を先に読んでいたので、政治的思想の背景などが詰め込まれた部分が感じられた。官能小説風や、ミステリー風など毛色の違うものもあり楽しめるものもあった。一部短編同士の世界観が共通しているものもあり、読んでるときに混乱した。

Posted byブクログ

2018/01/01

短編集。読みやすいものから難解なものまで様々。涙袋から物を取り出すというのがおもしろ怖い。タイトルになっている「A」と、それと対になっている「B」、最後に収録されていた「二年前のこと」という三編が好きでした。

Posted byブクログ

2017/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中村作品を読むのは13冊目なんですが、中村さんの短編は難しいなぁ。 怖かったけど印象的だったのは「糸杉」「晩餐は続く」「A」「B」です。 晩餐は特に。怖い。恐ろしい。

Posted byブクログ

2017/05/23

著名人の評論か、エッセイで、 作家というのは、大きく分けると二種類あって、想像を重きに書くタイプ、経験を元にして書くタイプだという。 もし、その才能や書き方の要素に比率があったとして、才能が殆ど均等していると過程して、ある作家が物語を書いたとして、両立する作家と言えば、個人的には...

著名人の評論か、エッセイで、 作家というのは、大きく分けると二種類あって、想像を重きに書くタイプ、経験を元にして書くタイプだという。 もし、その才能や書き方の要素に比率があったとして、才能が殆ど均等していると過程して、ある作家が物語を書いたとして、両立する作家と言えば、個人的には芥川龍之介、松本清張、現代では吉田修一なんかを思い浮かべる。 個人的にはその二種類に加えて、長編と短編にも向き不向きと言えばいいのか、合う合わないがあるのだと思う。そういう考えから、本書の内容に対して、とても、こうだ! という感想が持てなかった。短編集なのに、当たり外れが大きかったためである。大当たりか、大外れみたいな実感が原因で、文庫本が発売されたため、改めて、一年しか経っていないがそちらも全て読んでみた(最初は期間限定のフリーペーパーがあるとの情報を聞き、貰うだけでは申し訳ないと思い作業的に文庫本を買い、レビューを書いていないのをそういえばと思い出したのが起点)。文庫本も読み終えて抱いた感想は、自分の価値観が変わってないと実感したと共に、本書はシュールリアリズムな作風と、私小説的内容、作者が普段描く長編の簡略化された物語の、大きく分ければ三種類の寄せ集めだと思ったからであり、もしかしたらその作品の根本は生きる事の苦しさという一つから派生したものかもしれないし、生きる上で発生するストレスの愚痴なのかもと思い、それは結局根本と変わらないのかもしれないなどと思った。読者として面白いかそうでは無いのかと言えば、自分は長編の方が好きだと言いたいが、短編にも光る、掛かるものもあったため、どうこうとは難しい。 ただ、確かな事は、自分は中村文則という作者の信者で、新作を、当分は追いかける読者の一人かな、という事くらいだろうか(ただ、最近、彼のHPは喜怒哀楽、公私混同な印象を受けてしまう)。

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2017/01/10

「三つのボール」以外は全部読めた。 ボールの話はどうも面白くなくて物語に入れなかった。 他は割にばらばらな内容だし、文章も全く違う。 中村氏を初めて読むには混乱しそう。 下ネタというか、ポップな変態の世界みたいな感じで、キレイに文学を読みたい人には無理かも。 めちゃくちゃだっ...

「三つのボール」以外は全部読めた。 ボールの話はどうも面白くなくて物語に入れなかった。 他は割にばらばらな内容だし、文章も全く違う。 中村氏を初めて読むには混乱しそう。 下ネタというか、ポップな変態の世界みたいな感じで、キレイに文学を読みたい人には無理かも。 めちゃくちゃだったけど、ポテロングが出てくる話は面白くて笑ってしまった。

Posted byブクログ

2016/11/28

16/11/26 中村さんてだいぶ変なひとだな。小説家って変なひとで溢れているけれども。 「晩餐は続く」がおそろしい恐ろしい。

Posted byブクログ