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海の翼 の商品レビュー

4.1

47件のお客様レビュー

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2026/04/10

日本とトルコの友愛に感動した。 危険を顧みずにトルコ人を救出し、なけなしの食料を分け与えて介抱した日本人の行動を誇りに思うし、世代を超えても語り継いで恩を忘れないトルコ人に心が洗われる。 ウシュクが書いた日本人への感謝の手紙には落涙した。 見開き3ページにわたる登場人物紹介ペー...

日本とトルコの友愛に感動した。 危険を顧みずにトルコ人を救出し、なけなしの食料を分け与えて介抱した日本人の行動を誇りに思うし、世代を超えても語り継いで恩を忘れないトルコ人に心が洗われる。 ウシュクが書いた日本人への感謝の手紙には落涙した。 見開き3ページにわたる登場人物紹介ページは卒倒しそうになったけど、この史実に少しでも関わった実在の人物名を載せて伝えていきたいという作者の思いを感じた。 (どれが誰なのか認識できずに読み進めても話の筋を追えるので大丈夫!) 立場が逆だったら、日本政府は他国のために航空機を飛ばしたりしないんだろうな、と思うと暗い気持ちになる。 日本人すら安全保障の問題で助けないんだから。 よりトルコ人の覚悟と人道的な行動はすごいと思う。

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2025/04/20

イラン・イラク戦争時、イランの首都テヘランに取り残された二百人以上の日本人を、イラン軍の攻撃が迫る中、トルコは日本人の為に特別機を出し救出してくれた。エルトゥールル号の恩返しだと。 そういう出来事は知っていたが、本書を読むことで、紀伊大島での救出の過酷さや、テヘランでのミサイルが...

イラン・イラク戦争時、イランの首都テヘランに取り残された二百人以上の日本人を、イラン軍の攻撃が迫る中、トルコは日本人の為に特別機を出し救出してくれた。エルトゥールル号の恩返しだと。 そういう出来事は知っていたが、本書を読むことで、紀伊大島での救出の過酷さや、テヘランでのミサイルが撃ち込まれる中での脱出までの切羽詰まった状況をより知ることができた。 台湾有事が現実味を帯びてきている今、政治家の多くが自分の政治家生命しか考えていないような気がして不安を感じる。 またこういう日本を誇れる出来事を、より多くの国民は知るべきだと思う。

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2025/03/24

こちらの本もまた2023年の「啓文堂書店の記憶に残るpart2 愛の本」に掲載された稲田堤店さん推薦の本だった。 この話はフィクションだとしたら出来過ぎの「史実」に基づく内容だと知り、大いに驚き大いに心を動かされた。 全編にわたるエピソードのほとんどが奇跡の物語に思えるほどだった...

こちらの本もまた2023年の「啓文堂書店の記憶に残るpart2 愛の本」に掲載された稲田堤店さん推薦の本だった。 この話はフィクションだとしたら出来過ぎの「史実」に基づく内容だと知り、大いに驚き大いに心を動かされた。 全編にわたるエピソードのほとんどが奇跡の物語に思えるほどだった。 海難事故当時の日本人もイライラ戦争時のトルコの人々も、何の躊躇もなく互いの人々を助けたのだが、命がけの行動であり自分にマネできるのか正直自信はない。 が、このような勇気ある行動を実践できる民族の一人であることを忘れずに生きたいものだ。 啓文堂書店さんのチョイスは毎回素晴らしい。全く知らない新たな世界へ誘っていただきありがたい。

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2025/03/18

友人から借りた本シリーズ 前半は集中して読めなかったので、いまいちだっただけれど、 後半はガッと読んだせいか、おもしろかった 知らなかったトルコと日本のつながりが(現実でも)勉強になった

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2024/10/30

「トルコは親日国」 それは昔から漠然と知っていた。 でもなぜ? 考えたこともなかった。 「読んでよかった」 「知れてよかった」 多くの人に読んでほしいと思える一冊。

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2024/10/22

昭和60年のイラン・イラク戦争のさなか。 フセイン大統領のイラン領空の航空機無差別攻撃の宣告に、日本政府からは救援機が出せない状況。 どの国も自国民を救出が最優先。 日本人を救出する航空機の座席の余裕もなく、せっかく入手したチケットはただの紙くずに…。 それはそうだよね、自国民の...

昭和60年のイラン・イラク戦争のさなか。 フセイン大統領のイラン領空の航空機無差別攻撃の宣告に、日本政府からは救援機が出せない状況。 どの国も自国民を救出が最優先。 日本人を救出する航空機の座席の余裕もなく、せっかく入手したチケットはただの紙くずに…。 それはそうだよね、自国民の脱出が最優先になるよね。 飛行機に乗れないトルコの人達がまた逞しかった! 100年も前の恩返し…今の日本人にできるんだろうか?とか、これからの日本にできるんだろうか?とか、ちょっと考えちゃいました。

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2024/10/19

エルトゥールル号の事故、日露戦争、そしてイランイラク戦争時の日本人救出機の派遣。世紀を越えて恩に報いるトルコ人の姿勢に感服。

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2024/10/05

涙腺崩壊! 通勤電車で読んではいけない。 電車内で嗚咽あげてしまった... この手の物語には弱いのよ。 ・エルトゥールル号遭難事件 ・日露戦争 ・イラン・イラク戦争時のトルコ航空機での日本人救済 が描かれています。 トルコの日本人救済やその背景にあったエルトゥールル号遭難事件...

涙腺崩壊! 通勤電車で読んではいけない。 電車内で嗚咽あげてしまった... この手の物語には弱いのよ。 ・エルトゥールル号遭難事件 ・日露戦争 ・イラン・イラク戦争時のトルコ航空機での日本人救済 が描かれています。 トルコの日本人救済やその背景にあったエルトゥールル号遭難事件はテレビでも何度も紹介されていることもあり、知っている事柄です。 特に、エルトゥールル号遭難事件は映画にもなりましたしね。 しかし、本書のポイントは、その恩返しとして語られる、トルコの日本人救済。 自国民を置いてまで、日本人を救う決断をしたトルコ政府。 涙出ます。 本書を読むことで、その当時の混乱、困難、想い、意志がひしひしと伝わってきます。 特に100年近く前から伝えられてきたトルコの日本への想い。 その想いが引き継がれてきていることがすごい。 翻って、日本はどうなのか? 自らの危険を顧みず、救うことができるのか? 今後100年、想いを引き継いでいくことができるのか? 決して忘れてはいけません。 ただ、小説としては、とてもいい話だったんだけど、余計な演出が多かったのが残念(笑) ちょっと過剰演出です(笑) それを差し引いても、良いお話でした。 とってもお勧め、絶対に読んでほしい。子供たちにも読んでもらいたい。 でも電車ではやめたほうが良い(笑)

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2024/03/04

【概略】  イラン・イラク戦争の最中、フセイン大統領がくだした宣告は「48時間以後のイラン領空の航空機無差別攻撃」だった。イラン在住の全ての外国人が国外への退去を始め、それぞれの国が自国民の退去をサポートする。ただ一つの国を除いて。動かない日本政府に対し、なす術もない在イラン邦人...

【概略】  イラン・イラク戦争の最中、フセイン大統領がくだした宣告は「48時間以後のイラン領空の航空機無差別攻撃」だった。イラン在住の全ての外国人が国外への退去を始め、それぞれの国が自国民の退去をサポートする。ただ一つの国を除いて。動かない日本政府に対し、なす術もない在イラン邦人、そこに一筋の光明が。それはトルコ共和国が飛ばしてくれたトルコ航空の飛行機だった。なぜ自国民でない日本人にトルコ共和国が手を差し伸べてくれたのか?それはおよそ100年も前に日本の海で起こったトルコ船籍の船の遭難、そしてそれに対する日本人の救助活動だった。 2024年03月04日 読了 【書評】  4月のトルコ遠征に向けた準備の一環、なんとかしてこのエルトゥールル号にまつわる英語落語を創ることができないかと思って手に取った。関連した本としては2冊目。  こちらは歴史小説としてのアプローチだね。そういった意味では日本政府や自衛隊の派遣に対する反対派への批判といった類の言及はされていない。著者はあくまで物語を綴る立場として気配を消してる。小説としては正しい姿勢だよね。  著者としての主張がストレートに出ていない分、しっかりと登場人物が生き生きと動いてたよね。エルトゥールル号の章における伝造さんやりつさんであったり、テヘランにおける松本夫妻だったり。そして歴史小説ということもあり、野田正太郎や山田寅次郎といった今後また読みたくなる歴史上の人物なども学ぶことができた。こういう出会いは、本当にありがたい。  これは読み手としての能力不足なのかもしれないけれど、ごく稀に「うん?誰の〇〇〇?」という立ち止まり現象が起きてしまった。日本語ならではの主語や所有格といったものの省略による「うん?」というもの。能力不足というよりも集中力不足かな?  もしこの本を読んでみようかな?と思ったり、トルコという国に興味をもったなら、世界地図を横に置いて地政学的な感覚を持って読んでみると面白いかも。エルトゥールル号の件だけではなく、日本とトルコの小国としての親近感を味わうことができる。キーワードは「ロシア」という大国。トルコとロシアの関係・・・というか、現代のウクライナも然りだけど、ロシアの「南」に対する渇望と、それを実現するための言いがかり・難癖のつけ方は今も昔も変わらないのだなぁと知ることができる。疑心暗鬼になって煽るつもりはないけれど、大国が領土拡大をする際のケチのつけ方は知っておく&それに対する対応を考えておく必要、あるかもしれないね。あまりに露骨にはできないかもだけど、小国同士の連携などもめっちゃ重要かもと思ってしまった。  この本を読み進める間も、自分の現実世界ではトルコの方達とのやりとりが進んでいて。本の中に登場する地域名や歴史上の出来事が、現実に登場しているという、なんとも素敵なシンクロが起きているのは、とても幸せなことだね。  ちなみに著者の秋月達郎さんとは同じ半田高校卒業ということのようで。今年の夏に全体の同窓生総会があるそうで、そこで司会を担当しているのだけど、お会いすること、できたら嬉しいなぁ。

Posted byブクログ

2023/11/14

面白かったと思う 序章のイランイラク戦争から 明治時代の話になり それが本編と思いきや 元の話に戻り、ちゃんとしたあらすじで 物語りを締めくくっている 双方、よい話であった

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