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霊長類ヒト科動物図鑑 新装版 の商品レビュー

4.1

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

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2026/03/07

時代を感じさせない世界観。年代的にはかなり上の人だけど、表現とか感性とか、とても新鮮で可愛らしい素敵な方だなと思いました。

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2026/02/03

「女は地図が書けないということは、女は戦争ができないということである。」 これ…すごいなあ……。 なんてーか、今回の1冊は””戦後の日本””を感じる空気がちらほらする気がする。 肌の色、人種、敗戦、戦争を知らない今のひとびと…。 向田さんが海外旅行行き始めて、その所感が随所にあ...

「女は地図が書けないということは、女は戦争ができないということである。」 これ…すごいなあ……。 なんてーか、今回の1冊は””戦後の日本””を感じる空気がちらほらする気がする。 肌の色、人種、敗戦、戦争を知らない今のひとびと…。 向田さんが海外旅行行き始めて、その所感が随所にあふれてるからかなあ。

Posted byブクログ

2025/08/25

小学生ぶりに向田邦子さんの本を手に取りました お父さん、すごいなぁ、、、笑 昔読んだ時よりも違和感を感じるのは時代が令和になったからなのだろうな 『父の詫び状』も再読したくなります 今作に収録されている『ヒコーキ』を読んで、なんとも言えない悲しい気分になりました

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2025/03/14

 「夜中の薔薇」で向田邦子氏のエッセイが大好きになったその後、ベストエッセイ、父の詫び状という順で読んできた身からすると、少し物足りないような、あとひと押し、あと一文欲しいような感覚で終わる一節が多い印象だった。  しかし、読み進めて後半に入った頃に、本書のタイトルと向かい合って...

 「夜中の薔薇」で向田邦子氏のエッセイが大好きになったその後、ベストエッセイ、父の詫び状という順で読んできた身からすると、少し物足りないような、あとひと押し、あと一文欲しいような感覚で終わる一節が多い印象だった。  しかし、読み進めて後半に入った頃に、本書のタイトルと向かい合ってみて、あ、そうかなるほどな、と、すとんと落ちてくるものがあり、そこからは肌馴染み良く早かった。  向田邦子の、鋭いけれど温かい切り口で人間臭さが描かれていて、これはまた少しあたためてから再読したい。

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2024/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安全地帯、安全ピン、安全保障条約。“安全”と付くと油断してしまう。うさん臭く信用できない話。私の感覚では飛行機ではなくヒコーキ。最近の”飛行機”はだんだん怪獣に似てきた。顔つきが怖くなった。これぞ向田節。奇しくも「ヒコーキ」ではなく「飛行機」で最後を遂げた向田さん。運命の数奇さを感じる。

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2024/03/27

せっかちで気にしい、辛辣なところにとても共感した。お父さんの話にはやはりイライラしてしまう。狭間の時代をとても感じられた。

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2024/03/08

人間というのは滑稽で、ちょっと悲しい生き物だ。 そして、なんて愛おしいのだろう。 このエッセイは40年以上前に書かれたもので、昭和の暮らしぶりが伺える。 向田さんが幼少期の頃のエピソードもある。 生活スタイルは随分違う気がするが、人間の中身はあまり変わっていないようだ。 ...

人間というのは滑稽で、ちょっと悲しい生き物だ。 そして、なんて愛おしいのだろう。 このエッセイは40年以上前に書かれたもので、昭和の暮らしぶりが伺える。 向田さんが幼少期の頃のエピソードもある。 生活スタイルは随分違う気がするが、人間の中身はあまり変わっていないようだ。 全52篇の中から少し紹介すると… 「寸劇」 来客の抱えている風呂敷包みの中身が気になって仕方ない。 決まり文句をいい、月並みな挨拶を繰り返しながらの名演技。 向田さん、うまいこと言うなぁ。 クスッと笑える。 「浮気」 大きなスーパーで買った食材を持って、馴染みの店の前を通る後ろめたさ。 美容院の浮気… 分かる、分かる。共感。 「泣き虫」 お父様が亡くなった時のエピソード。 たった数行の文章に泣かされてしまった。 向田さんの観察力はすごいなぁ。 ユーモアに溢れる軽快な文章は、時折読み返したくなる一冊。 こちらの作品は、shukawabestさんのレビューを読ませて頂き、素敵なエッセイだなぁと手に取りました。 ありがとうございます!!

Posted byブクログ

2024/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いい。 僕の親の世代、僕が子供の頃、今、そして、不透明で先が読めない未来を照らしてくれているようなエッセイ。 僕より40年近く上の世代で、40年以上前に書かれている。 時代は移り変わろうと、変わらない「人の頭の中」というのもある、ということを、向田邦子さんは自身の苦い体験や失敗談をもって、読む人を笑わせたり、なるほど、と唸らせたりしてくれている。 昨日(元旦)から読み始めたこのエッセイ。 これからの僕に光を与えてくれる気がする。 このエッセイは、向田さんが飛行機事故で亡くなってから1ヶ月後に刊行された。 生きていたら、その先もどんなに素晴らしい脚本やエッセイを生み出せたことだろう。 とても地味だが、それぞれが普遍的な光を放つエッセイ集。

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2023/09/23

蒸して塩を少々、至ってシンプル。 優しい噛み心地なのにケモノ臭さを感じる複雑な旨みの骨付肉 って感じの内容。 しかし文体は夏の着物。籐の椅子。 さっぱり心地いい。 登場人物はその瞬間の主役。 矛盾を含んだ魅力的な人ばかり。 感情、匂い、肌触り、雰囲気、時代の空気までが文字に閉...

蒸して塩を少々、至ってシンプル。 優しい噛み心地なのにケモノ臭さを感じる複雑な旨みの骨付肉 って感じの内容。 しかし文体は夏の着物。籐の椅子。 さっぱり心地いい。 登場人物はその瞬間の主役。 矛盾を含んだ魅力的な人ばかり。 感情、匂い、肌触り、雰囲気、時代の空気までが文字に閉じ込められていて、読むとそれらがぱーっと立ち上る。 飛び出す絵本、いや、口の中でパチパチはじける駄菓子みたい。 どれも上質のエッセイだけど「浮気」「声変わり」が好き。

Posted byブクログ

2023/08/30

昭和40年代に子供時代を過ごした私にはすり鉢を押さえるお手伝いなど懐かしく思い出されることも多かったです。言葉遣いが丁寧で、ご自身の考えがあり、とても頭の回転が速い方という印象です。「安全ピン」の件は笑ってしまいました。確かに!

Posted byブクログ