絶対城先輩の妖怪学講座(四) の商品レビュー
大学に蔓延る新興宗教の真相を暴き立てるという話だったので、あれあれと思ったのだが、これが結構面白い物語に仕上がっている。憑きもの、トウビョウ、ナメラ筋、一つ目小僧、泥田坊、川坊主、ガイラゴ、のっぺらぼうといった妖怪のことが次々に出てくるのだが、非常に上手く物語の全貌に生かしている...
大学に蔓延る新興宗教の真相を暴き立てるという話だったので、あれあれと思ったのだが、これが結構面白い物語に仕上がっている。憑きもの、トウビョウ、ナメラ筋、一つ目小僧、泥田坊、川坊主、ガイラゴ、のっぺらぼうといった妖怪のことが次々に出てくるのだが、非常に上手く物語の全貌に生かしている。南方熊楠も真っ青の粘菌がなんと事件の首謀者だったとは、驚愕の結末だ。
Posted by
居場所も取り戻して平穏な大学生活…のはずが 今、新興宗教が流行っているらしい。 しかも妖怪関係という、乗り出さねばな状態。 乗せられて後出せば、当然付属してくる人…のはずが 片方は今回参戦せず。 その謎も、最後の方にはわかってくるわけですが。 ちょっとドレスアップ状態の二人を...
居場所も取り戻して平穏な大学生活…のはずが 今、新興宗教が流行っているらしい。 しかも妖怪関係という、乗り出さねばな状態。 乗せられて後出せば、当然付属してくる人…のはずが 片方は今回参戦せず。 その謎も、最後の方にはわかってくるわけですが。 ちょっとドレスアップ状態の二人を 見てみたかったです。 想像したくないのは、黒幕。 あまりに大きくなると、ぐにょんぐにょんも 怖いどころではなくなりますし。
Posted by
今までのストーリーに比べると少し異なった内容でしたが、伏線がキレイに回収されて楽しく読めました。 妖怪学を含め民俗学的な要素と生物学的な科学的要素って地続きなんだなあと思いました。
Posted by
今までのと比べると、仕掛けには予想がついたものの、粘菌の可能性に恐れおののきました。絶対城先輩、新しいドレス買ってあげてください
Posted by
あやねと先輩のなかにほっこり。。いい感じになってまいりましたねー。。骨休めーと言わんばかりに1日で読みましたが内容的にもかなりボリューミーでかなり楽しめました。
Posted by
「憑きもの」 特定の家系において祀られ、使役される妖怪の総称。 特殊な技術や体質を有した術者によって使役される、小型の妖怪の総称。 実際に彼の力を見たが、それ以外の知識の浅さや指摘されたものに対する反応が少し気になるな…。 「ナメラ筋」 四国や中国地方に伝わる、神霊や妖怪の通り...
「憑きもの」 特定の家系において祀られ、使役される妖怪の総称。 特殊な技術や体質を有した術者によって使役される、小型の妖怪の総称。 実際に彼の力を見たが、それ以外の知識の浅さや指摘されたものに対する反応が少し気になるな…。 「ナメラ筋」 四国や中国地方に伝わる、神霊や妖怪の通り道のこと。 『ナメラ』の語源については諸説あるが、一般的には蛇を示す方言だとされている。 公にできない事を、妖怪のせいにし子供に伝える事は何気に多いのかもしれないな。 「一つ目小僧」 関東を中心に、本州のほぼ全域に伝わる。 「黙っていよ」と言い消える以上の要素は無く、正確な由来は未だ解明されていない。 常に一緒にいるのが当たり前だったせいで、二人の出会いの話は今覚えば一度も聞いたことがなかったな。 「泥田坊」 妖怪絵本「今昔百鬼拾遺」に、泥田から上半身を突き出した痩身の男性の姿で描かれている妖怪。 夜な夜な田から現れ『田を返せ、田を返せ』と恨み言を述べるとされている。 実際に目の前であの光景を目の当たりにしたら、いくら知り合いに助けられても冷静でいれる気がしないな…。 「ガイラゴ」 山形県などに伝わる正体不明の妖怪。 カエルやナメクジなどに例えられる、正体不明の巨大妖怪。 いくらなんでも、あそこまで派手な事をやってしまったら誤魔化すのも大変だろうな…。 「宝船」 米俵や財宝とともに七福神が乗った帆掛け舟。 年の瀬の縁起物である。 少しずつ距離が縮まってきている二人の今後が気になるな。
Posted by
杵松さん、メインだね!の回。 前回のクラウス先生の背中が大変怖かったせいか、今回、妖怪については心穏やかに読み進められました(笑)
Posted by
『大日本護法息滅会』。東勢大学で最近問題となっている新興宗教団体だ。織口准教授によると、教祖は理工学部のOBだという。傍観を決め込む絶対城だが、教祖が『憑きもの使い』との情報に、早速教団へ妖怪調査に向かう。しかし普段は協力的な杵松が、今回は別行動を取ると言い出した。仕方なく礼音と...
『大日本護法息滅会』。東勢大学で最近問題となっている新興宗教団体だ。織口准教授によると、教祖は理工学部のOBだという。傍観を決め込む絶対城だが、教祖が『憑きもの使い』との情報に、早速教団へ妖怪調査に向かう。しかし普段は協力的な杵松が、今回は別行動を取ると言い出した。仕方なく礼音と二人で訪れた教団で、絶対城は長身痩躯の青年教祖と対峙する。そして教義の矛盾を突き、見事教団の正体を暴いたかに見えたその瞬間、礼音の身体に異変が起こり―?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
憑きもの ナメラ筋 一つ目小僧 泥田坊 ガイラゴ 宝船 漫画化されたんだね。 礼音が教団で水出されて飲んで、そのあと祝直しにいってもんちゃくあったときに、きっとこれはこういう展開にwとか思ったらほんとになった・・・たいがいはずれるのが面白いのに。 謎を解く話はそこに至るまでの経緯も楽しいのであってそれがわかったからってがっかりしたりつまらなくなったりはしないんだけど。 サイドストーリーも楽しめました。 なんだろう、女の子って高校までと大学以上からって容姿も中身も含めて相対評価って変わっていくよなっていう。 しかし、泥田坊って地味なのかぁ、私わりと好きだったんだよね、「田を返せぇぇ」こえー(笑)と思って。 今回は比較的わかりやすいのかなと思ってたけど、考えてみればわりと好きな妖怪がもりもりでてきたからなのかも。南方熊楠も好きだし。
Posted by
だんだんと妖怪学が楽しくなってきたゾ 今回は杵松さんと先輩の「なれそめ」が・・・。 ユーレイとも、またまた近づいた感じ。 次回への期待も大きい。
Posted by
- 1
- 2