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トリガール! の商品レビュー

3.8

33件のお客様レビュー

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2024/08/14

一所懸命な人はとても美しいなと思わせる作品であった。鳥人間コンテストに出場するチームは大所帯であり、一人一人の受け持つ箇所はとても小さなところかもしれない。しかし、一年間を捧げて、進み続けるからこそ生まれる感動があるのだろう。青春の美しさを実感するとともに、一つの物事に全力な人は...

一所懸命な人はとても美しいなと思わせる作品であった。鳥人間コンテストに出場するチームは大所帯であり、一人一人の受け持つ箇所はとても小さなところかもしれない。しかし、一年間を捧げて、進み続けるからこそ生まれる感動があるのだろう。青春の美しさを実感するとともに、一つの物事に全力な人は素晴らしいなと感じた。

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2024/08/07

鳥人間コンテストに青春をかける大学生の話。 二人乗りの機体の一人が主人公のゆきな。 人力飛行に青春をかける大学生の大変さが伝わる。

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2024/07/23

久しぶりに再読。 臨場感が伝わってきて、読みながら心臓ドキドキ。 青春のあの感じを思い出し、自分ももう一度走りたくなる。(元陸上部) 目標に向かってみんなで頑張るあの頃がなつかしくなった。 部活を頑張ってる人に読んでほしい〜!

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2023/11/18

鳥人間コンテストが舞台の青春小説 練習はめちゃくちゃきつそう。 だけどそれを乗り越えた飛ぶ瞬間は格別なんだろうな〜 誰でも経験できることじゃないし これから鳥人間コンテスト見る上で参考になりそう。 ただ物語の展開としてはド定番な感じ。

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2023/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鳥山ゆきな 一浪して工業大学の機械工学科に入る。 島村和美 高橋圭 一学年上の先輩。パイロット班。 坂場大志 パイロット班。 古沢 部長。 ペラ夫 院生。OB。 シュウ 副部長。

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2022/08/22

鳥人間コンテストにかける熱い想いを、この小説を通じて知ることができて嬉しかった。同じ機械工として、自分のやりたいことをとことん追い詰めている彼らが羨ましくかっこよかった。もう少し心情や機微などを精緻に書いてあったらより面白かった。

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2022/04/17

湖畔の学校で鳥人間観せられて、授業なくなって嬉しかったくらいしか記憶が無い。小学生には早すぎたんだろうね。ものづくりの視点で見るにしても、チーム競技の視点で見るにしても。

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2021/11/26

なんとなく都内の工業大学に合格して入学した鳥山ゆきなは、友達の和美の誘いでTSL、鳥人間コンテストに挑戦するサークルについ入ってしまった。しかし、特にやることもなかったため迷っていると、パイロットチームに入れられてしまった。足漕ぎでプロペラを回して飛ぶ飛行機を飛ばすには、体力が必...

なんとなく都内の工業大学に合格して入学した鳥山ゆきなは、友達の和美の誘いでTSL、鳥人間コンテストに挑戦するサークルについ入ってしまった。しかし、特にやることもなかったため迷っていると、パイロットチームに入れられてしまった。足漕ぎでプロペラを回して飛ぶ飛行機を飛ばすには、体力が必要で…。 軽い筆致で若い人に人気の有りそうな中村航なので、1ページめを開いたところからいきなり物語は走り始めており、そこに一度乗っかってしまえば、あとは最後まで読み切ってしまう、そういう作品である。 最初はモチベーションも体力もなかったゆきなが、同じくパイロット志望の圭にそそのかされるままロードレーサーの自転車を買い、パイロットになるべく突き進むが、軽い挫折が何度も有り、その後には急展開が有りという、ジェットコースターというほどでもなく、長めのローラー滑り台程度のスピード感であろう。個人的に楽しかったのは、前に読んだ同作家作品ではロックの曲の細かい話だったように、どうでもいい固有名詞が大量に出てくることで、話のリアリティや肉付けがうまく出来ているところだ。長嶋有や中村航の作品の好きな部分である。 視点もパイロットチームのゆきなの部分からしか描かれない、ライトノベル的な描き方によって、プロペラの設計に関わる積分を使った計算であるとか、機体を設計して軽量化するといった本作に重要そうな、技術関係の部分は大幅に省略されている。 映画化したということなので、そちらではそれなりに別チームを描く必要があったはずなので、かなり大変だったのではないかと思う。 結末も、まあ想像の範囲内にあるものなので、オチがどうとかいう野暮な話にはならない。中高生でも軽く読める作品であり、まあまあおすすめだ。 ただ、最後に漫画が付いてるんだけど、これがまったく自分の想像の中のゆきなでも圭でも坂場でもないという散々なもので、ないほうが良かったので減点☆1。 (追記: イラスト版の表紙のものを買ったのだが、映画タイアップ版の表紙ひでえなこれ。これだったら☆もう一個減らす)

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2021/04/11

青春だな。鳥人間コンテストって異次元の世界だったけど、よくよく考えたら僕と同じ人間がやっているんだよな。そこには色々な積み重ねがあって想いがあって、とてつもなく大きな世界なんだなと感じた。 最後の飛ぶ瞬間はドキドキした。そして坂場先輩の告白は緊張と緩和で面白かった。いやーーー良か...

青春だな。鳥人間コンテストって異次元の世界だったけど、よくよく考えたら僕と同じ人間がやっているんだよな。そこには色々な積み重ねがあって想いがあって、とてつもなく大きな世界なんだなと感じた。 最後の飛ぶ瞬間はドキドキした。そして坂場先輩の告白は緊張と緩和で面白かった。いやーーー良かったな。

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2020/05/18

鳥人間コンテストにかける青春物語。 たった一度のフライトのためにそれぞれが自分の持ち場で最大限に努力する。 このフライトはみんなの思いが詰まったものだ。 そしてかつてこの部に青春を捧げた人の思いや努力も乗せている。読みながら泣けた。何かに夢中になるってすごいことだ。

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