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トリガール! の商品レビュー

3.8

33件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2017/07/03

一浪して工業大学に入学した主人公。理系分野に興味があるわけではなく、建築学科に入学したかったのだが悉く不合格。結果として特に興味も無かった大学に入学し、友人に流されて人力飛行機サークルに入部することになった。重大な事を任されて、徐々に気持ちが移ろいゆく心情、一つの目標に向かってひ...

一浪して工業大学に入学した主人公。理系分野に興味があるわけではなく、建築学科に入学したかったのだが悉く不合格。結果として特に興味も無かった大学に入学し、友人に流されて人力飛行機サークルに入部することになった。重大な事を任されて、徐々に気持ちが移ろいゆく心情、一つの目標に向かってひたすら走り続ける描写は青春そのものだろう。結末は読者に委ねられている。

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2017/04/23

読みやすくておもしろかった! 青春もの。熱中もの。 登場人物のまっすぐに、全力でがんばる姿に涙がこぼれた。 がんばれ!!!と、手に汗握る時間をありがとう。

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2016/07/24

鳥人間コンテストを目指すサークルでのお話。個人的には工学系の学科だったので、「こういうサークルあったなー」とか思いながら読み進めました。単位は??と思うところは正直あるけど、青春もののお話としては面白いと思う。

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2015/11/23

鳥人間コンテスト。 私はあんまり興味がなかったので技術的な描写や筋トレの場面は流し読み。 みんなでひとつの目標に向かって進んでいく様子は読んでいても楽しいはずだけど、ちょっとそうでもなかった。

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2015/06/24

ゆきなの努力に胸が熱くなりました。常に自分の限界に挑み続けて絶えることのない最大級の努力をする。その姿は私を強く突き動かしました。 私には夢があります。ゆきなが努力を始めたシーンを読んですぐに、私も習慣を変えました。もっと頑張る。現状に満足しない。限界に挑む。これほど影響を受けた...

ゆきなの努力に胸が熱くなりました。常に自分の限界に挑み続けて絶えることのない最大級の努力をする。その姿は私を強く突き動かしました。 私には夢があります。ゆきなが努力を始めたシーンを読んですぐに、私も習慣を変えました。もっと頑張る。現状に満足しない。限界に挑む。これほど影響を受けた本は他にありません。ゆきなと一緒ならどこまでも頑張れる気がしたんです。 私のフライトも始まっている。だから、これからもっと、もっともっと努力して、夢を叶えます。

Posted byブクログ

2015/06/12

面白かった。 とにかく読みやすかった。 会話のリズムもストレスなく、 ほどよくスポコンでよかった。 最近見たことないけど、鳥人間コンテストの舞台がとても感じることができてよかったですね。

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2015/05/03

鳥人間コンテストを題材にした青春ストーリー。 まあベタなんだけど、中村氏の巧みな人物描写で王道的な楽しい作品でした。

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2015/04/05

どうにもあっさりしていた印象。主人公が飛行機に乗ることになってからがこの物語のメインストーリーだと思うけれど、そこから物語が一直線で紆余曲折みたいなものが描かれてなかったような気がする。

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2014/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誰かそのうち書くだろうとは思っていたけど鳥人間コンテストを題材にした青春小説です。 大学に入学したゆきなは友人に誘われて鳥人間サークルに入部する事に。 設計班、フェアリング班、電装班、数あるチームの中で、いつのまにかパイロットを目指すことになっていた。 テストフライトでの事故、冴えないし良くわからない先輩、青春エンジョイするはずの学生生活がトレーニングの毎日に。 一年に一回、琵琶湖で飛ぶ。それだけのために100人以上の部員が心を一つにする。 琵琶湖の上を飛ぶ景色は、パイロットにしかわからない。 鳥人間サークルで100人越えの大所帯ですかぁ。いいなぁ。作者は芝浦工大だし、大所帯なんでしょうねぇ。 10年前の俺がやってた頃の鳥科は20人いたかどうかでしたよ。 さて、鳥人間。やってた人間、しかも滑空部門でやってたから人力部門のことなどようわからん。 そしてなにより青春なんてものは全く無かったぞ。 まだサークルとして認可されてなかったから部室もなく、大学の狭い地下通路を占拠して作業していた、あの頃。 初出場の機体は150mほど飛び、落ちて飛んでを繰り返し、いつの間にかサークルはだんだん大きくなって、地下通路から閉店後の食堂、久喜校舎、使わなくなった研究室の実験室と場所が変わっていく。 今では女子も多い立派にでかいサークルのようです。ツイッター見る限り。 俺たちのほうが頭おかしかったし、楽しかったし、てか製作班こそが中心だし。 かつて琵琶湖を目指した鳥人間たちに、それぞれのドラマがあると思う。 そんなあのころを、ふと思い出したのだった。

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2014/07/11

工学系の大学に入学したゆきなが主人公。 最初は、いわゆる女の子らしいキャンパスライフを送るつもりだったのだが、 友達の勢いに流されて、鳥人間コンテストに出場するサークル『T.S.L』に入る。 さらにはパイロット班に入ることになり、消極的ながらも活動を続ける。 そのうち様々なきっか...

工学系の大学に入学したゆきなが主人公。 最初は、いわゆる女の子らしいキャンパスライフを送るつもりだったのだが、 友達の勢いに流されて、鳥人間コンテストに出場するサークル『T.S.L』に入る。 さらにはパイロット班に入ることになり、消極的ながらも活動を続ける。 そのうち様々なきっかけで、何が何でも飛んでやる!という気持ちになって… という、王道の青春物語。 だんだん積極的になっていく過程の心情変化やそのきっかけ、 せっかく積極的になったのに立ち塞がる難関・トラブルなどの 描写があまりなくすんなり進んでしまうため、クライマックスが弱い。 達成感、共感、感動が薄くなってしまったのがちょっと残念でした。

Posted byブクログ