トリガール! の商品レビュー
琵琶湖の鳥人間コンテストを舞台にした、ひたすら軽く明るい青春物語です。ニコニコ笑いながら一気に読了。 特に謝辞など書いてないので判りませんが、どこかの大学をかなり取材したのか人力飛行機の制作過程が結構リアルに描かれています。 主人公は新入生のゆきなと圭と坂場先輩の3人組。3人組と...
琵琶湖の鳥人間コンテストを舞台にした、ひたすら軽く明るい青春物語です。ニコニコ笑いながら一気に読了。 特に謝辞など書いてないので判りませんが、どこかの大学をかなり取材したのか人力飛行機の制作過程が結構リアルに描かれています。 主人公は新入生のゆきなと圭と坂場先輩の3人組。3人組と言えば普通、頭脳派、肉体派、癒し派に分かれます。この本でも肉体派は間違いなく坂場先輩、頭脳派は圭ですが、癒し系は男性の圭とゆきなの二人で担当しているようです。 後に残る事は無いでしょうが、こんな読書も良いものです。
Posted by
エンジョイ&ラブリィなキャンパスライフを送るつもりだった。だけど、…鳥人間コンテストに賭ける大学生の青春小説。 ものづくりものと勝手に勘違いして購入しましたが、パイロット役視点での話でちょっと意表を突かれた感じ。ただ、これはこれでおもしろい。“人力”飛行機を作り上げていくという...
エンジョイ&ラブリィなキャンパスライフを送るつもりだった。だけど、…鳥人間コンテストに賭ける大学生の青春小説。 ものづくりものと勝手に勘違いして購入しましたが、パイロット役視点での話でちょっと意表を突かれた感じ。ただ、これはこれでおもしろい。“人力”飛行機を作り上げていくという作業に、設計時に設定された重量や出力目標を自らを鍛えるという体育会的な形で空を飛ぶために重要な“エンジン”を仕上げていく。“いつか墜ちるってわかってる。でもそれまでは、夢中で漕ぐんだ。”うん、かっこいい。そして、飛ばない豚はただの豚だ! ユーモアがあって思わず笑ってしまうすっきり爽快な素敵な文章でとても読書を楽しめました。 「フライトはもう始まっている ― か。」「おれたちが過程だと思っているものは、結果そのものかもしれない。」(P154)
Posted by
鳥人間コンテストの話。 あぁ…私も出たかった。滑空部門に。ロボコンや鳥人間に憧れたなぁ…。 相変わらず、素敵な文章です。読みやすい爽やかな小説でした。
Posted by