人類は衰退しました 新装版(9) の商品レビュー
衰退した世界に示す「自分らしさ」とは 人類は衰退しましたシリーズ最終巻。思えば年末から読み進めたので1ヶ月でシリーズ九巻読破という働いている中ではフルスピードで楽しめた作品であった。 世界の仕組みが解き明かされる最終巻、読み手のわたしが感じたのは衰退していくという、いわば緩や...
衰退した世界に示す「自分らしさ」とは 人類は衰退しましたシリーズ最終巻。思えば年末から読み進めたので1ヶ月でシリーズ九巻読破という働いている中ではフルスピードで楽しめた作品であった。 世界の仕組みが解き明かされる最終巻、読み手のわたしが感じたのは衰退していくという、いわば緩やかな死に向かう世界において、「今」を生きるには、そして「未来」を生きていくために必要な「自分らしさ」の確立であると思った。 自分は特段優れているわけではない、そういった感情はどの人も心の中に持ち合わせている。ただ、我々も不確定な世界の未来を生きていくためには「生きてきた意味」を祝福し。「生きている意味」を自らの中に持ち、「生きていく意味」を覚悟として示し続ける必要がある。 少しでも得意なことがあれば、それを生きていくために使えばよい、苦手なことがあれば人と手を取り合いながら生きていけばよい、苦手に見えることも見方や常識、囚われを変えれば、外せば、それは得意に、よさになるかもしれない。 生きていく中で一番大切なのは明日への希望、生きるために必要なその瞬間への喜び、そして生きてきた自分たちを信じる思い、そういった「生に対する熱量」を私たち読み手も何気ない日々に感謝、何気ない関わりに感謝しながら、「人間らしく」生きていきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白かった。 昔アニメを見ていた記憶があって、十数年越しに結末がどうなったのか読みたくなって手を出し、見事にハマってしまった。 ゆるっとした童話のような世界観から繰り出される少しブラックで、サブカルチックなコメディはやっぱり面白かった。特に友人Yが暴走する回はどれも個人的にお気に入り。そして、後半で明かされる世界の全容には、物語の設定的な面白さだけに留まらない、人類に対する作者の哲学も含まれているように感じた。 終盤、その設定の部分でキーワードになっていた「光」という概念は一体なんだったんだろう。それは妖精さん達が憧れる人類だけが持つ心の光とも、それがこの世界の推進力となっているとも語られていた。 これは読んだ人によって感じるところが変わる部分だと思うが、個人的には、精神的な困難を乗り越える人間の心の強さじゃないかと感じた。 作品全巻を通してのわたしちゃんの行動はまさにそれを体現していて、困難な課題に直面して孤独や無力感を感じた時でも、調べ、行動し、時には周囲の力を頼って課題を解決してきた。 そんな活動を通してわたしちゃんが成長していく姿に心を打たれたし、人類の底力を信じて自分自身も頑張ってやろうと励まされている気がした。
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『人類は衰退しました』第9巻、本編の最終巻。 『妖精さんたちの、ちきゅう'』 月へ向かった往還シャトルとの連絡が途絶えたことを受け、参加していた祖父の親族である"わたし"に届いた訃報。「祖父はまだ生きているはず」と、"わたし"は...
『人類は衰退しました』第9巻、本編の最終巻。 『妖精さんたちの、ちきゅう'』 月へ向かった往還シャトルとの連絡が途絶えたことを受け、参加していた祖父の親族である"わたし"に届いた訃報。「祖父はまだ生きているはず」と、"わたし"は妖精さんの力を借りて月へ行くことを決意。その道程で知ることとなる、人類と妖精さんの歴史―――。 ようやく明かされる、人類の衰退と妖精さん台頭の歴史と、この世界の真相。決まり文句として毎巻、裏表紙に書かれている「わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は"妖精さん"のものだったりします。」という一文。作品紹介として当然のように書かれているのだが、本編を読み進めてもどうにも違和感が拭えなかった・・・が、本書完結編でばっちり氷解!なるほどなー!いやー、ロミオらしいSF設定だった! 次巻以降は後日談のSS集になるのかな?あと少し、「人退」の緩くてハードな世界に浸らせてもらおう。
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最終巻。 遭難したお祖父さんを救出するために月まで行っちゃう話。 初めの方で一瞬だけ宇宙に行った展開ってなかったっけ? (すぐに戻りましたが) 妖精さんの歴史は読んでて楽しかったです。 そうですよね、昔から今みたいに自由自在じゃないですよね。 シリーズは全体的に緩く、それで...
最終巻。 遭難したお祖父さんを救出するために月まで行っちゃう話。 初めの方で一瞬だけ宇宙に行った展開ってなかったっけ? (すぐに戻りましたが) 妖精さんの歴史は読んでて楽しかったです。 そうですよね、昔から今みたいに自由自在じゃないですよね。 シリーズは全体的に緩く、それでも最後は少し締めて楽しく読めました。
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最高だった。 真実を知り、全ての意味がひっくり返る作品。 今までの全てが伏線に感じる。 読み返すと、発見ばかりだ。特に2巻のスプーンの話など、今読むとはっとする。 SFとして抜群に面白い。 それでいて、ライトノベルの長所であるユーモアや読みやすさ、キャラの良さも維持している...
最高だった。 真実を知り、全ての意味がひっくり返る作品。 今までの全てが伏線に感じる。 読み返すと、発見ばかりだ。特に2巻のスプーンの話など、今読むとはっとする。 SFとして抜群に面白い。 それでいて、ライトノベルの長所であるユーモアや読みやすさ、キャラの良さも維持している。 この作品に触れられて、よかった。 ちなみに読破後、アニメ版のエンディング「ユメのなかノわたしのユメ」を聞くと、また違った感覚が味わえるため、おすすめ。
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9巻で完結です。今回はブラックユーモアはあまりなく、妖精さんや「私」の謎がSF的に解き明かされていきます。人間の存在や「意識」とは何か、考えさせられました。?
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シリーズ最終巻。 月旅行プロジェクトに参加したおじいさんが地球に帰還できなくなってしまい、主人公の少女はおじいさんの救出に向かうことを決意します。そんな彼女に妖精からフリー・パスが手わたされ、それによって彼女は、かつて栄えていた人間たちによる文明の歴史をかいま見ることになります...
シリーズ最終巻。 月旅行プロジェクトに参加したおじいさんが地球に帰還できなくなってしまい、主人公の少女はおじいさんの救出に向かうことを決意します。そんな彼女に妖精からフリー・パスが手わたされ、それによって彼女は、かつて栄えていた人間たちによる文明の歴史をかいま見ることになります。その後、Yたちの反対を振り切って少女は月へと旅立ち、おじいさんのもとにたどり着きます。 最後におじいさんから出された「宿題」にかんしても、どこかに伏線が用意されていたのでしょうか。もう一度最初から読みなおしてみたいという気持ちもありますが、全体を通して細かいネタが少々肌にあわない感じがあったので、しばらくは再読の機会はないかもしれません。
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おじいさんは自由に生きた人でしたね。 そしてこれからも自由にやっていくのでしょう。 全部分かったのかと言えば、分かってない。
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本編完結 いっけん続けようと思えばいくらでも続けられそうでもあるが 作者のかきかたからして 登場人物の変化がお話を推進しているため 停滞した日常は合わないのかもしれない 全体に雑なところ粗い仕上がりに感じるところも多いが 主人公と妖精さんたちの舞台世界を支配する全体の結構がとても...
本編完結 いっけん続けようと思えばいくらでも続けられそうでもあるが 作者のかきかたからして 登場人物の変化がお話を推進しているため 停滞した日常は合わないのかもしれない 全体に雑なところ粗い仕上がりに感じるところも多いが 主人公と妖精さんたちの舞台世界を支配する全体の結構がとても面白いお話だった
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ようやく最終巻読みました。ずーっと放置してしまいました。 しっかり伏線も回収されて気持ちよくおわりです。 これってまるで田中ロミオ、或いは山田一のゲームみたいですね。10年以上振りか。
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