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法華経と日蓮 の商品レビュー

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2018/04/10

法華経成立から日蓮にいたる道程を、足早でなく、ほぼ時系列的に骨太に扱っていく。知識の整理と強化につながる。日蓮学の先行文献として必読ではないだろうか。 多彩な著者にもかかわらず、まとまりも見通しもよい。まことに好ましい筆致が隅々まで行き渡っていた。 興味ある内容:二仏並座は生...

法華経成立から日蓮にいたる道程を、足早でなく、ほぼ時系列的に骨太に扱っていく。知識の整理と強化につながる。日蓮学の先行文献として必読ではないだろうか。 多彩な著者にもかかわらず、まとまりも見通しもよい。まことに好ましい筆致が隅々まで行き渡っていた。 興味ある内容:二仏並座は生死の仏、日本の仏法伝来、天台の卓越性、最澄の短命、密教との関わり、芭蕉も一茶も法華経を詠んだ。 特に密教の修辞的なごまかし(?)の数々は何が動機なのだろうか。統一化、抽象化への欲求か。法華密教も含めて。

Posted byブクログ