月は怒らない の商品レビュー
本屋でたまたま見かけてあらすじ読んで買ってみました。出だしはすごくよかったです。後半あれあれあれっとなり、結果ううん?という感じでそのときの自分には難しかったみたいです。
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人の心を読めない冷めた人間関係 人格が読めない変わった一人の女性が三人の男と付き合いを始める。それは心の隙間(寂しさ、不安等)を埋める為。人の出会いには必ず別れがつきものだが、この書にはその二人に大きな心の傷を残し構わず去っていく、と言う小説だ。現代、相手の真意を気にせずドライに...
人の心を読めない冷めた人間関係 人格が読めない変わった一人の女性が三人の男と付き合いを始める。それは心の隙間(寂しさ、不安等)を埋める為。人の出会いには必ず別れがつきものだが、この書にはその二人に大きな心の傷を残し構わず去っていく、と言う小説だ。現代、相手の真意を気にせずドライに別れること、振った振られた未練を残さず安易に去れるのは今風なのだろうか。ネット上に生きる情がない生体者には全く問題ないような気もするが、少々寂しい感がする。
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生きていくってことは何かしら抱えていくということで、抱えていくものに共感したり共有出来たりするパートナーがいるのは素敵だなぁ。
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男に頼らず、頼られることも拒絶する恭子 彼女の示した限定条件を承諾して彼女の部屋に通うようになったはずなのに、1人に限定した途端に起きる男達の心の乱れ 老人の宗教的哲学的アドバイス この世の無常を達観しつつ愛を見つける物語
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『月は怒らない』垣根涼介著作品 文庫ではなく、単行本。電子ではなく紙の本で(笑) 表紙が個性的。文庫版と違う。なぜ?! 確かにこれだと、暗すぎる。本の顔は人目を引くために作られたほうが良い。 内容はというと、あまりパッとしない。だらだらと時間つぶし的な感じで書かれている。だから、...
『月は怒らない』垣根涼介著作品 文庫ではなく、単行本。電子ではなく紙の本で(笑) 表紙が個性的。文庫版と違う。なぜ?! 確かにこれだと、暗すぎる。本の顔は人目を引くために作られたほうが良い。 内容はというと、あまりパッとしない。だらだらと時間つぶし的な感じで書かれている。だから、読むほうも暇つぶしぐらいに構えて読む。だけれども、偶然作られた、人と人を結ぶ糸のようなものが感じられ、悪い気はしない。一歩間違えればすぐに切れてしまうような糸であっても、その糸は細くなったり太くなったりする。 例えば、蜘蛛のように口から糸を吐き出さないと、人とかかわることが出来ないのだろうか。でもそうすると、絶えず糸を作り続けなければならない。そうしなければ、孤独になってしまう。
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微妙に揺れるストーリー、人生きていれば何らかの陰があろう。 私の幼年期ではあまり感性が無かった様なので理解が出来ないが、ある出来事での糧は出来ると思う。 しかし、この三人の職は、ストーリーに展開に味が出ていると思う。主人公の女性のイメージはいままであまり見かけないなぁ(笑) 出...
微妙に揺れるストーリー、人生きていれば何らかの陰があろう。 私の幼年期ではあまり感性が無かった様なので理解が出来ないが、ある出来事での糧は出来ると思う。 しかし、この三人の職は、ストーリーに展開に味が出ていると思う。主人公の女性のイメージはいままであまり見かけないなぁ(笑) 出逢っても環境が違うから、ピン
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この本はなんだ?哲学的な恋愛小説か??整った容姿だが地味な役所勤めの恭子は、ある一定の男性を瞬時に虜にしてしまうミステリアスな女。3人の男たちが同時進行で彼女に惚れ、彼女もまた三股状態を維持してしまう。出てくる男たちの思考が、女は女神(恭子)か娼婦(性欲の対象)の2択になっている...
この本はなんだ?哲学的な恋愛小説か??整った容姿だが地味な役所勤めの恭子は、ある一定の男性を瞬時に虜にしてしまうミステリアスな女。3人の男たちが同時進行で彼女に惚れ、彼女もまた三股状態を維持してしまう。出てくる男たちの思考が、女は女神(恭子)か娼婦(性欲の対象)の2択になっているのがいかにも男性的でちょっと萎える。男性読者の目線だと、恭子は魅力的なんだろうか?女の私にはちょっとわかりかねるが、変化球の恋愛小説としてはアリなのかな?感想が難しい一冊だ。
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3人の男性が夢中になっているという設定の主人公ですが、彼女に魅力が感じられませんでした。また、主人公と記憶喪失の老人との間で長々とかわされる会話が観念的・哲学的という感じで、読んでいて退屈しました。
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ひとの救いのない絶望感に焦点を当てて記述し、しかし前向きな希望のある読後感で、もっとこの作者の悩みの産物である作品を味わいたいと思った。
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1708 スタートは筆者らしい暴力的なはじまりだったが、その後の禅問答の様な展開はらしく無い作品。でもジンワリと心に響いて読後もすっきりしました。二人とも前向きに歩んで欲しい!
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