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希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話 の商品レビュー

4.4

19件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2026/03/07

大好きな一冊になった。 ポジティブゲーテ、ネガティヴカフカ。 それだけではない2人について深堀したくなるほど愛おしくなった。

Posted byブクログ

2025/12/14

いやぁー、おもしかった。⭐︎6 太陽 と 月 光 と 影 ゲーテとカフカは、ものの見事に対象的だ。 実際に書き方が 右のページは、ゲーテ で 白地に黒文字 左のページは、カフカ で 黒字に白文字 この二人の巨人を、 交互に比較しながら、 どちらの個性も浮き彫りになっていく。 ...

いやぁー、おもしかった。⭐︎6 太陽 と 月 光 と 影 ゲーテとカフカは、ものの見事に対象的だ。 実際に書き方が 右のページは、ゲーテ で 白地に黒文字 左のページは、カフカ で 黒字に白文字 この二人の巨人を、 交互に比較しながら、 どちらの個性も浮き彫りになっていく。 一つの命題に対し、 それぞれがどんな言葉を残したか記す。 ↓ その解説をそれぞれ1ページにまとめられている。 見事な構成だ。 読み進めると、 ゲーテの人生、カフカの人生が 伝記を読んだごとく理解できる。 残した言葉を味わうことができる。 光と影 白く輝いたパズルと 漆黒の黒いパズルを 同時に作っているような読書。 ピースがきれいに埋まっていくような、 気持ちのいい読書で、 毎晩、毎晩楽しめました。 しばらく積読になってしまったりを経ましたが やっと読了。 パズルが埋まったのでした。 が、 これからゲーテの作品 カフカの作品を読み 実は埋まっていないピースを埋めたり、上から書き込んだりして、自分なりのゲーテ絵、カフカ絵に昇華したいと思いました。 栞紐も2本ついていて 白と黒 (当然ですね) ゲーテだけを読む とか 白い栞紐で はさみ カフカだけを読む とか 黒い栞紐で はさみ できるように工夫されてます。 この人の著作は、本当に好きです。 わかりやすく、読んでいると、勇気をもらえます。 なんだか、前向きにさせてくれるんです。 13年間闘病した経験を持つ著者。 人生には、光と影 どちらも必要であり、不可避であり、 影があるから光輝く。 結果、すべてを肯定し、味わう楽しみへ昇華します。 ゲーテを読む楽しみ   (今までは、若きウェルテルの悩みを買っただけ)  (手塚治虫のファウストを読んだことあるだけ) カフカを読む楽しみ  (変身しか読んだことない) 読みたい本は、まっことワクワクしますね。 まえがきからの引用 そんなふうに、絶望から希望をつかもうとしている人、あるいは逆に、希望に満ちていたけど、少し疲れてしまった人。そういう、明暗の途中にいる人こそ、本当はいちばん多いのかもしれません。 そして、そういう「間の本」というのは、ありません。 ポジティブな本と、ネガティブな本だけでは、階段の一段が数メートルもあるようなもので、うまく上がることも下りることもできないかもしれません。 希望と絶望の「間の本」があってもいいのではないかと思いました。 ゲーテが希望を語り、カフカが絶望を語り、読者の皆さんがそれぞれに心に響く言葉を見つけ出すことができる、そんな本が。 後略

Posted byブクログ

2025/09/30

ポジティブすぎるゲーテと、ネガティブすぎるカフカ。両極端な二人の言葉が、対話という形式で紹介されていて面白かった。 ポジティブすぎるゲーテの言葉ばかりだと、陽気パワーに当てられて疲れてしまう。 ネガティブすぎるカフカの言葉ばかりだと、自分も鬱っぽくなってしまう。 両極端な二人の言...

ポジティブすぎるゲーテと、ネガティブすぎるカフカ。両極端な二人の言葉が、対話という形式で紹介されていて面白かった。 ポジティブすぎるゲーテの言葉ばかりだと、陽気パワーに当てられて疲れてしまう。 ネガティブすぎるカフカの言葉ばかりだと、自分も鬱っぽくなってしまう。 両極端な二人の言葉を行ったり来たりするのがちょうどいい。 日によって、どちらの言葉に共感できるかが変わってくるのが、自分事ながらおもしろかった。 自分の気分や精神状態がどちらに偏っているのかを、客観的に見るための本としても使えるかも。

Posted byブクログ

2025/09/25

これでもかってくらいに前向きなゲーテに笑ってしまい、どこまでいくんだっていうくらい後ろ向きなカフカを愛しく思った。 けどゲーテが絶望を知らなかったわけではないし、カフカが希望を捨てきったわけでもない。深い。 1個わかったのはカフカはイケメンだった。

Posted byブクログ

2025/07/21

カフカに興味があり読んでみたらとても面白かったので本棚登録。 ゲーテとカフカの言葉を比較する内容ですが、二人が対極にあるかといえばそうではなく、むしろ二人の共通する部分がよく分かる内容です。 この本の中でカフカがゲーテを尊敬していたことを知って、今度はゲーテにも興味か出てきました...

カフカに興味があり読んでみたらとても面白かったので本棚登録。 ゲーテとカフカの言葉を比較する内容ですが、二人が対極にあるかといえばそうではなく、むしろ二人の共通する部分がよく分かる内容です。 この本の中でカフカがゲーテを尊敬していたことを知って、今度はゲーテにも興味か出てきました。 ずいぶん前に若きウェルテルの悩みを読んだことがあって、ウェルテル悩みすぎやでと思った記憶しかないので、今一度読み返してみたいと思いました。

Posted byブクログ

2024/12/09

2024/12/09 頭木さんにはまっている。希望的に生きるゲーテと絶望的に生きるカフカの名言を対比していく本。最初に2人の似ているところを前書きに記し、最後に対比ではなく共通点について終わって面白かった。また希望のゲーテ、絶望のカフカと著者は書いている(結構有名?)やけれども、...

2024/12/09 頭木さんにはまっている。希望的に生きるゲーテと絶望的に生きるカフカの名言を対比していく本。最初に2人の似ているところを前書きに記し、最後に対比ではなく共通点について終わって面白かった。また希望のゲーテ、絶望のカフカと著者は書いている(結構有名?)やけれども、二人とも希望も絶望も必要だと言っていて良かった。 希望は誰にでもある。 何事においても、 絶望するよりは、 希望を持つほうがいい。 先のことなど誰にもわからないのだから。 (ゲーテ) ああ、希望はたっぷりあります。 無限に多くの希望があります。 ーただらぼくらのためには、ないんです。 (カフカ) p41 救世主なやってくるだろう。もはや必要ではなくなったときに。 p94 気分がどうのこうのと言って、なんになる? ぐずぐずしていて、気分がのってくれるわけがない。 今日できないようなら、明日もだめだ。 1日だって無駄にしてはいけない。

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2023/02/01

ゲーテのポジティブさと、カフカのネガティブさに大きなギャップがあって面白かった。 ゲーテにおいては、ここまでプラスな考え事ができて本当にすごいなと思った。身長も187センチあって、身分も高くて、色々な学問に精通していて。現代にいたとしても超モテモテだと思う。 ゲーテの生き方を...

ゲーテのポジティブさと、カフカのネガティブさに大きなギャップがあって面白かった。 ゲーテにおいては、ここまでプラスな考え事ができて本当にすごいなと思った。身長も187センチあって、身分も高くて、色々な学問に精通していて。現代にいたとしても超モテモテだと思う。 ゲーテの生き方をみて、色々なものを手に入れられたら本当に幸せなんだろうかと考えさせられた。 ゲーテは83歳くらいまで生きたらしい。人生の過程で、兄弟や奥さん、親友を亡くすという悲しい出来事を経験している。周りの人が亡くなるのを体験すること以上に悲しくなることはないと思う。だから、人生がある程度順調にいっても、本当に辛いことは誰でも起きるんだなと思った。

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2019/03/31

ポジティブなゲーテとネガティブなカフカの対照的な名言を集めた本。明るさも暗さも突き抜けてるからこそ心地よい。自分の気持ちがどちら側に寄っているかで響くものが違う。人生に立ち止まりたいと感じたら何度も読み返したい一冊

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2017/06/17

「希望であふれているときは希望の言葉を読み、絶望であふれているときは絶望の言葉を読み、両方の間で揺れているときは両方を読む。」 うん、なるほど、人って共感するだけで心の何かが軽くなる気がする。 対比することで、その時々に忘れている感覚に触れる事が出来る気がする。 一気読みでなく...

「希望であふれているときは希望の言葉を読み、絶望であふれているときは絶望の言葉を読み、両方の間で揺れているときは両方を読む。」 うん、なるほど、人って共感するだけで心の何かが軽くなる気がする。 対比することで、その時々に忘れている感覚に触れる事が出来る気がする。 一気読みでなくても、ケース別に言葉が小分けにされているから、ものぐさでも読みやすいです。

Posted byブクログ

2016/02/17

 陰と陽。両極端な二人の狭間から生まれるものは。  作家界の二大巨塔ゲーテとカフカ。かたや25歳にして『若きウェルテルの悩み』が大ヒットした独を代表する文豪。かたや多数の作品を生み出しながらも死後40年あまりも評価がされることがなかった不遇のオーストリア保険局員。そんなポジテ...

 陰と陽。両極端な二人の狭間から生まれるものは。  作家界の二大巨塔ゲーテとカフカ。かたや25歳にして『若きウェルテルの悩み』が大ヒットした独を代表する文豪。かたや多数の作品を生み出しながらも死後40年あまりも評価がされることがなかった不遇のオーストリア保険局員。そんなポジティブとネガティブを象徴させる二人の名言を、テーマごとに対比させてみるという面白い試みをしたのがこの本。  「太陽が輝けば、ちりも輝く」ゲーテ  「暗闇に戻らなければなりませんでした。太陽に耐えられなかったのです」カフカ  偉大なる存在のもとにあって、その恩恵を感じるか自身の小ささを思い知るか。自分がその場に相応しくないと思ったのなら、時には隠れたり逃げたりしながら生活していくことも正しい決断でしょう。  「大地にしっかりと立って、まわりを見渡すのだ」ゲーテ  「ぼくの足の下に、たしかな大地はありません」カフカ  大地が無くてはさすがにどうしようもありませんが、ちゃんと居場所が固まったのなら周りに目を向けたいものです。自分の足元ばかり見つめながら生きていくのはあまりにも大変。  「生きている間は、生き生きしていなさい!」ゲーテ  「静かにしているべきだろう。息ができるというだけで満足して」カフカ  こうまで言われては・・・。それでもこういった考えを持ちながら生きて行っている人々も確かにいるのだという事実は知っているべきだと感じます。たとえどんなに自分が前向きな人間で、こんな思考が理解できないとしても。  落ち込んでいる人には前向きな言葉をかけて励ますことが普通ですが、時として自分の状況を再認識してしまい逆効果になることもあります。むしろ同じ境遇の人を見つけることで安心するという場合もあるのではないでしょうか。  どちらも正しく、どちらも共感を得る。だからこそこの二人の名前は、没後こんなに年月が経過した後でも世界中に知れ渡っているのかもしれません。

Posted byブクログ