すかたん の商品レビュー
凄く面白かったが、2人の恋の行方をもっと読みたかった。 あと、時刻の表記などが昔の物なので調べながら読んだ。
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気持ち良いラストまで、心地良い思いで読めた。 仕事とは、働くとは、を考えさせられる。勧善懲悪の痛快さも美味しい料理も大満足。良い話だったなぁと余韻に浸れる。
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生粋の大阪の商人さんの言葉は、そこいらの関西弁の関西人とは違って、品があっていいなと思ってます。江戸っ子もいいけど、大阪商人さんもいいなーって会話の節々から思いました。
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登場人物一人一人、心の内と行動が少しちぐはぐながら、みな人間的に奥深く、慈愛に満ちている。表面的ではない、相手を心から想ってのそれぞれの慈愛が読み手にじんわりと伝わる。 江戸時代の大阪の賑やかさの中で繰り広げられる一連の物語がとてもドラマチックで、終わり方も素晴らしく、大満足の...
登場人物一人一人、心の内と行動が少しちぐはぐながら、みな人間的に奥深く、慈愛に満ちている。表面的ではない、相手を心から想ってのそれぞれの慈愛が読み手にじんわりと伝わる。 江戸時代の大阪の賑やかさの中で繰り広げられる一連の物語がとてもドラマチックで、終わり方も素晴らしく、大満足の読後感。
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この著者の本は昨日読んだ『恋歌』が初めて。 『すかたん』は江戸育ちの主人公が一人で大阪に暮らすことになり、江戸弁をからかわれて何度も寺子屋の雇われ師匠をクビになるところから始まる。 大阪出身の著者だからか、大阪の子供が関東弁をばかにすることをよくご存じなんですね。それと、大阪弁は...
この著者の本は昨日読んだ『恋歌』が初めて。 『すかたん』は江戸育ちの主人公が一人で大阪に暮らすことになり、江戸弁をからかわれて何度も寺子屋の雇われ師匠をクビになるところから始まる。 大阪出身の著者だからか、大阪の子供が関東弁をばかにすることをよくご存じなんですね。それと、大阪弁は人によって全然違うということもきちんと使い分けてはるのが良い。(もちろん江戸時代の設定なので、今とは違う言葉遣いもあるけれど) 私はこちらの話の方が、それぞれの登場人物がよく書き込まれていて魅力的で、ストーリーも経済的なネタがうまく入ってて面白かったです。
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流れるような、それでいて、メリハリがきいた 物語の展開に、夢中でページを繰っていた。 主人公の知里も、お家さんの志乃も、女中のおかねも、 芸妓の小万も、そう、女性陣が、生き生きと動きまわり、 魅力的で、片時も目が離せない。 慣れない大阪の町、慣れない女中奉公の中で、 たくまし...
流れるような、それでいて、メリハリがきいた 物語の展開に、夢中でページを繰っていた。 主人公の知里も、お家さんの志乃も、女中のおかねも、 芸妓の小万も、そう、女性陣が、生き生きと動きまわり、 魅力的で、片時も目が離せない。 慣れない大阪の町、慣れない女中奉公の中で、 たくましく生きていく知里。 「すかたん」と呼ばれる若旦那、清太郎と共に、 青物問屋、河内屋の窮地に立ち向かう。 大阪というエネルギーにあふれる町や商いの 息遣いが肌をさすように迫って来て、 「どんつく、どん」という太鼓の音ともに、 体が弾んできそうだ。 ともかく、面白かった。
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2012年の作品。昔から男女の組み合わせは東男と京女がよいといわれているが、この話は東女と難波男子の組み合わせ。文化の差異に本人の出自の違いも重なり、場面が次々と展開していき一気に読み進められた。江戸中期の設定でものの流通が問屋ー仲買で安定した供給を維持していた歴史が読み取れ、そ...
2012年の作品。昔から男女の組み合わせは東男と京女がよいといわれているが、この話は東女と難波男子の組み合わせ。文化の差異に本人の出自の違いも重なり、場面が次々と展開していき一気に読み進められた。江戸中期の設定でものの流通が問屋ー仲買で安定した供給を維持していた歴史が読み取れ、それに終盤で生産者と市場を結ぶ運搬業者「青田師」まで登場して、今につながる流通の仕組みを知ることができた。それにしても値上がりを期待して思惑買いをして流通が滞るところは今のコメ値上がりに通じるところだと思った。しっかりした時代考証とそんなことないでしょうというお話し部分と織り交ぜて朝井まかてさんのおもろい話でした。
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岩村藩士の夫に先立たれ、江戸に帰る費用を稼ぐ為大坂の青物問屋河内屋の上女中として奉公に出ることになった知里。芸妓遊びに興じ、自由人の若旦那清太郎。二人が違法である野菜の立売を行う富吉と出会ったところから物語は進み出し、清太郎の野菜を売る商人としての真っ直ぐな気持ちを知り恋心が芽生...
岩村藩士の夫に先立たれ、江戸に帰る費用を稼ぐ為大坂の青物問屋河内屋の上女中として奉公に出ることになった知里。芸妓遊びに興じ、自由人の若旦那清太郎。二人が違法である野菜の立売を行う富吉と出会ったところから物語は進み出し、清太郎の野菜を売る商人としての真っ直ぐな気持ちを知り恋心が芽生える知里。 二人の恋の行方、ひそかに野菜問屋仲間を牛耳ようと陰謀を企む伊丹屋をこらしめる勧善懲悪の物語、大坂言葉と商人の生活が詰まったら時代小説です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
びっくりするような展開はないけれど、読後にやにやしちゃう様な、最高な終わり方だった。 清太郎の「江戸のお人っ」とか言っちゃう感じや、知里が清太郎にしっしと思わず雀を追う手つきをした。ってとことか本当好き。
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大坂(大阪の誤字ではないですヨ)特有の野菜="難波野菜"の名前がいろいろ出てきます。 勝間南瓜・天王寺蕪・毛馬胡瓜・鳥飼茄子・玉造黒門越瓜・難波葱などなど。 関西出身の家族に聞いたら、難波野菜はお高いそうです。 江戸出身の主人公が大阪で暮らし、何かにつけ「○...
大坂(大阪の誤字ではないですヨ)特有の野菜="難波野菜"の名前がいろいろ出てきます。 勝間南瓜・天王寺蕪・毛馬胡瓜・鳥飼茄子・玉造黒門越瓜・難波葱などなど。 関西出身の家族に聞いたら、難波野菜はお高いそうです。 江戸出身の主人公が大阪で暮らし、何かにつけ「○○も大坂の勝ちやろ」とか「江戸の○○は食えたもんじゃない」等々。 それに対して主人公がふともらした言葉「大坂の一人相撲なのよねえ」 これ、大坂=京都と書き換えたら今でも使えるんじゃないかなぁと思いましたね。 TV番組で、よく張り合うような言い方してるでしょー。 いいじゃない、関西の食べ物も関東の食べ物も。どっちもおいしいのがあるんだから!
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