1,800円以上の注文で送料無料

地図のない場所で眠りたい の商品レビュー

3.8

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/10/23

ファンブックに近いモノだと思いますが、著者2人の本を読んでいて、魅力を感じているなら後悔することはないはずです。サクッと読めちゃいますし。 逆に言うと、片方だけしか知らないと楽しみきれないんじゃないかなぁ。 高野さんと角幡さん、私がそれぞれの本に出会ったキッカケは全く違うものな...

ファンブックに近いモノだと思いますが、著者2人の本を読んでいて、魅力を感じているなら後悔することはないはずです。サクッと読めちゃいますし。 逆に言うと、片方だけしか知らないと楽しみきれないんじゃないかなぁ。 高野さんと角幡さん、私がそれぞれの本に出会ったキッカケは全く違うものなのですが、2人の共通点としてノンフィクション作家をされているということと、早大探検部の出身(高野さんが10年ほど先輩)ということがあるようで。 まぁしかし、文中でも認めていたようにそれ以外は共通点の無いお2人ですね(笑 たとえ同じ年代だったとしても、一緒に探検に繰り出す感じではなさそう。2人のあとがきは、それぞれ別の場所で書かれているのがやっぱり、という感じ。作家として作品を創るくだりが、一番「あるある!」があったような。 生い立ちから学生時代、その後の冒険やそれぞれの本に触れ…と、ほぼほぼ語りつくしたのではと思う内容でした。 この2人の文章を今後もどこかで追っかけてくだろうなぁ、と思います。

Posted byブクログ

2015/11/10

本書は現在、日本で一番のノンフィクション作家として輝いている二人が 本音を語り尽くした対談本。 早稲田大学探検部の先輩と後輩二人による、探検話あり、 執筆の方法論あり、さらに探検ノンフィクションとはなんだと、色んな方面から語る。 読んでいて感じるのは、居酒屋で二人の会話を傍で...

本書は現在、日本で一番のノンフィクション作家として輝いている二人が 本音を語り尽くした対談本。 早稲田大学探検部の先輩と後輩二人による、探検話あり、 執筆の方法論あり、さらに探検ノンフィクションとはなんだと、色んな方面から語る。 読んでいて感じるのは、居酒屋で二人の会話を傍で聴いているオヤジになった気分。 「あ~。それオレもそう思うわ」とか 「そうそう、いるよなあ、そんなヤツ」とか自然に返事している自分に驚く。 対談する二人は共通点が以外にない。 角幡は命がけで冒険、探検を行い、その行為によって自分の内面で何が起きて、 どう対応していくか、真剣に対峙するタイプ。 一方、高野は未知なる場所や謎のモノが大好きで、まだ誰も行ったこと無い場所を 自分の眼で見て確かめたい男である。 現地の民族や珍しい風物に興味があっても、自分の内面には興味がない。 だから、対談は成立するのかもしれない。 これからも、この二人からは目を離せないであろう。

Posted byブクログ

2015/05/19

角幡はともかく、高野が結構まじめ何で驚いた。 2015.5.19

Posted byブクログ

2015/05/17

謎の独立国家ソマリランドとアグルーカの行方、どちらも読みたいな〜と思いつつまだ読んでない、そんな中でこの対談集はとても興味があったのですが、やっぱり2人の著作を読んでからのほうが楽しめるのでは?と買ってからすこし置いてあったのですがちょうど旅行中に読むのに良いボリュームだったので...

謎の独立国家ソマリランドとアグルーカの行方、どちらも読みたいな〜と思いつつまだ読んでない、そんな中でこの対談集はとても興味があったのですが、やっぱり2人の著作を読んでからのほうが楽しめるのでは?と買ってからすこし置いてあったのですがちょうど旅行中に読むのに良いボリュームだったのでやっぱりこちらから読むことに。 印象に残ったところは、自ら望んでメインストリームから外れているのにかかわらず、本道からも評価されたい・・・というひねくれたところ。なんだかすごく分かる気がします。

Posted byブクログ

2015/05/03

2人とも僕が好きなエンタメノンフの著者だ 同じ海外で冒険を繰り広げ本にしている著者たち だが対談することで立ち位置の違いが明らかになり 面白い こんなことを考えながら冒険して本を書いているんだな と興味をそそられる

Posted byブクログ

2015/01/01

早稲田大学探検部の先輩と後輩にあたる高野さんと角幡さんの対談。探検をすること、それを著作物として世に出すことの苦労、舞台裏について語られる。二人の本を多数読んでいる人には面白い本。

Posted byブクログ

2014/12/25

それを知ったからといって どうなるものではない それを見たからといって どうなるものではない それは聴いたからといって どうなるものではない でも それを知ったからこそ それを見たからこそ それを聴いたからこそ 自分の中の「容れ物」が ぐぅんと 膨らんだ気がする 私たちができな...

それを知ったからといって どうなるものではない それを見たからといって どうなるものではない それは聴いたからといって どうなるものではない でも それを知ったからこそ それを見たからこそ それを聴いたからこそ 自分の中の「容れ物」が ぐぅんと 膨らんだ気がする 私たちができないことを してくれる「探検家」がちゃんといる そんな国に暮らしていることに ひとまず 感謝 探検家が探検家であり続ける社会でありたい。

Posted byブクログ

2014/12/05

探検家2人の対談集。歳は離れているが、どちらも早大探検部のOBということで、「探検部あるある話」も色々と語られている。 角幡氏のことは知らなかったが、本を読んでみたくなった。

Posted byブクログ

2014/09/23

 話題のノンフィクション作家の対談である。二人とも早大探検部OBという共通点があり、探検というフィールドは同じものの、文体、考え方、行動様式、など異なるところの方が多いが、それは本書でもより明確になった。それは、あとがきにも記されているように本人たちがいちばん分かっているのだろう...

 話題のノンフィクション作家の対談である。二人とも早大探検部OBという共通点があり、探検というフィールドは同じものの、文体、考え方、行動様式、など異なるところの方が多いが、それは本書でもより明確になった。それは、あとがきにも記されているように本人たちがいちばん分かっているのだろう。  書名は内容とは何ら関係なく、最初から最後まで対談である。けっこうまじめな文学論というかノンフィクション論である。  本書は、ふたりのファンのための書である。ファン以外には退屈かもしれないだろうし、ファンにとってはだいたいは知っていることまたは想像通りで、驚くようなことは少ないと思う。

Posted byブクログ

2014/09/06

探検・冒険ライターであり、早大探検部の先輩後輩でもあるふたりの対談集。高野秀行の「謎の独立国家ソマリランド」を読んだとき、この人を動かしているのは間違えてもジャーナリストとしての使命感ではないな、と思ったが、やっぱり探検なんだな。だから悪いわけでも、良いわけでもないが。 ただし、...

探検・冒険ライターであり、早大探検部の先輩後輩でもあるふたりの対談集。高野秀行の「謎の独立国家ソマリランド」を読んだとき、この人を動かしているのは間違えてもジャーナリストとしての使命感ではないな、と思ったが、やっぱり探検なんだな。だから悪いわけでも、良いわけでもないが。 ただし、二人の対談を読んで、なるほどだから二人は探検にこだわるんだ、と思うかは微妙。ガンダムオタクの対談集を読んだら、ガンダムの魅力が理解できる、わけではない。

Posted byブクログ