ケモノの城 の商品レビュー

誉田哲也(著者)

2014/08/03

ある街で起きた監禁事件。保護された少女の証言に警察は翻弄される。そんな中、少女が監禁されていたマンションの浴室から何人もの血痕が見つかった-。圧倒的な描写力で迫るミステリー。

スプラッター系、グロ小説が苦手な人、食事中の人は読まない方が賢明という作品。ミステリアスな雰囲気で、どういうオチがつくのだろうと最後まで読ませるが、グイグイ引っ張った割にこの結末は…。
（Ｃ）

2021/04/27

マンション内での描写がエグすぎて、リタイヤしそうになった。
そこさえ、なんとか乗り越えれば、ストーリーは面白かった。
サイコパスとか、マインドコントロールとか、やはり理解に苦しむわ。
いずれにしても、読み返したくはないな。

2014/08/03

2014.8.2
なんだか違和感があると思った。
実際の事件が元になってたとは、知らなかった。
惨すぎる。

2014/08/01

ドキュメントの家族喰いを読んだのですが、まさにそのまんまの展開でした。小説にすることで、よりリアルに感じることができました。お薦めです。

2014/08/01

しんどかった。気分が悪かった。
読み終えての感想が思い浮かばない。実際に起きた事件を題材にしてるっていうのがまた気分をめいらせる。
それにしても北九州の事件より、今となっては尼崎の事件を思い浮かべてしまう。結局本にある通り『ヨシオ』は伝染しどこにでもいるということなのかな。

そして昔に読んだ「新堂冬樹の小説『殺し合う家族』」も思い出した。

2014/07/30

20140730読了
北九州連続監禁殺人事件がモデルになっているような、とにかく気持ち悪い、でも実際に起きた事件だと思うと嫌な気持ちになった。
この本自体はフィクションで結末は実際の事件とは異なる。
実際の事件の犯人の男は死刑が確定して2014年現在、福岡拘置所で執行待ちのようです。

2014/07/28

北九州で実際に起きた事件を題材にしていると思われる．と言うかそのまま．何か最後もすっきりしないし．不快なものを求めるなら読んでも良いと思う．

2014/07/25

小説として読んだら、こんな事ありえないと思ってしまうが、現実に似たような事件が起こっているので、どうしてこんな事に、、、と考える一つの答えがここにある。それにしても救いのない、また答えもない物語だ。

2014/07/23

やぁ～本当にすごい。実際にあった事件がモデルと聞くと本当に怖い。「梅木ヨシオという人格は、何かこう、感染力みたいなものを持っているのかね」梅木ヨシオは存在したのか。

2014/07/17

現実にも起こった、異様すぎる監禁暴行殺人事件。常軌を逸した人間心理が凄まじいまでの情景描写とともに綴られるミステリ。
とにかくすべてがえげつなく凄まじく、こういう残酷なのが苦手な人は要注意。フィクションだとわかりきっていればいいのだけれど、実際にあったんだよねこういう事件。それがを思うとさらに恐ろしさに拍車がかかります。
ミステリ的なひねりはあって、むしろ現実の事件よりは「物語」として納得できるかもしれません。しかしそれにしても、人間ってどこまで残酷になれるものなのか……。