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タックスヘイヴン Tax Haven の商品レビュー

3.9

53件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    12

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2023/07/22

世界のタックスヘイブンの仕組みや租税回避地などの勉強のために読んだものの、著者のストーリーも面白く400ページ以上あるものの一気に読むことがでしました。なかなかフィクション小説にしては味のある物語でした。闇金や裏社会と政治とのつながりを絡めた物語としてとても面白く読めた本です。

Posted byブクログ

2020/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいて ウキウキしてきました。 シンガポール 行ったことないですが。 昔から 関心があったので 行った気になって 一気読みしました。 スイス銀行の 立場 プライドを うまくついた 恐喝 こう言っては もともこも ありませんが。 でも スカッとしますよね。 金融知識が 追いつくか 心配でしたが なんとか ない頭で 理解しながら 読めました。 次は マネーロンダリング に 挑戦しよと思っています。

Posted byブクログ

2020/05/30

日本、そしてシンガポールをまたにかけた国際金融情報小説。スイスに匿名の秘密口座を持つのは良く知られた手段だが、アメリカの法律によってその手が使えなくなった。代わって登場したのがシンガポール。「税の楽園」となるこの国を舞台に物語は展開する。詳細→http://takeshi3017...

日本、そしてシンガポールをまたにかけた国際金融情報小説。スイスに匿名の秘密口座を持つのは良く知られた手段だが、アメリカの法律によってその手が使えなくなった。代わって登場したのがシンガポール。「税の楽園」となるこの国を舞台に物語は展開する。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou28901.html

Posted byブクログ

2020/02/03

これは、☆3.5ぐらいが気持ちとしては丁度いいかな。 最近読んだ小説の中では新しい類いのものだったからかろうじて4にした感じ。 はじめ、まじめなタックスヘイブンに関する著者かと思って選んだところ、小説だった訳だが(笑)。 ハードボイルドで、それなりに面白いんだけど、ちょっと全体...

これは、☆3.5ぐらいが気持ちとしては丁度いいかな。 最近読んだ小説の中では新しい類いのものだったからかろうじて4にした感じ。 はじめ、まじめなタックスヘイブンに関する著者かと思って選んだところ、小説だった訳だが(笑)。 ハードボイルドで、それなりに面白いんだけど、ちょっと全体的にネガティブ空気のまま終わってしまったのと、超複雑なことのように描かれたものの、実はさほど物事複雑でもなかったのでは?!という気もしてなんかよく分からずだった。 とりあえず、租税逃れはいろんなところで横行してるんだなぁ、と、しみじみ思ったという点では、小説と知る前の好奇心もそこそこ達成~。

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2019/07/30

最後に急ブレーキがかかったように諸々が解決していくところが物語的に惜しく感じたが、最後の最後のオチにまた捻りがあり、どういう感情を抱けばいいのか複雑な思いに取り憑かれた。 金融知識を中心にしたサスペンス・ミステリー要素の濃いエンターテイメント小説 前作『マネーロンダリング』が...

最後に急ブレーキがかかったように諸々が解決していくところが物語的に惜しく感じたが、最後の最後のオチにまた捻りがあり、どういう感情を抱けばいいのか複雑な思いに取り憑かれた。 金融知識を中心にしたサスペンス・ミステリー要素の濃いエンターテイメント小説 前作『マネーロンダリング』が最高傑作過ぎて、比べてしまうと劣るかもしれないが、読むと頭が良くなった気がする感覚と、底辺まで落ち込みたい堕落願望を刺激する良作。

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2019/06/09

★手堅く面白い★壱岐の場面から始まるのが素晴らしい。ハードボイルドな主人公と内気な翻訳家、そしてヒロインという3人の同級生のキャラがはっきりしている。さらに東京とシンガポール、政治家と北朝鮮と外資金融、という舞台装置がきちんとしているのが読ませる仕組みなのだろう。

Posted byブクログ

2018/11/23

プライベートバンカーとシンガポール・東京の国際金融を舞台にしたミステリー ファンドの話や税制についてなどの背景の描写も興味深い 一時的に大金を稼いでも幸福な人生は送れないというストーリーも感慨深い

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2018/10/20

マネーロンダリング、永遠の旅行者からタックス・ヘイブンへ。より複雑に、より国際的になった。シンガポールのスイス系プライベート・バンクから1000億円が消えた。そして一人の日本人のファンド・マネージャが高層マンションから転落して死亡した。相棒のバンカーは行方不明。事故か、自殺か、他...

マネーロンダリング、永遠の旅行者からタックス・ヘイブンへ。より複雑に、より国際的になった。シンガポールのスイス系プライベート・バンクから1000億円が消えた。そして一人の日本人のファンド・マネージャが高層マンションから転落して死亡した。相棒のバンカーは行方不明。事故か、自殺か、他殺か。ファンド・マネージャの妻と高校の同級生二人。この三人がその謎を追う羽目になった。

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2017/05/24

【 #タックスへイヴン 読了】 主人公は探偵ではないものの、いわゆるハードボイルド小説。 簡潔に言えば、かなり面白かった!! ただ、マネーロンダリングや租税回避が物語の軸なので用語がわかりにくいし、 登場人物が多いので、 ちょっと何がなんだかわからなくなる。 (まぁ、読むのに時間...

【 #タックスへイヴン 読了】 主人公は探偵ではないものの、いわゆるハードボイルド小説。 簡潔に言えば、かなり面白かった!! ただ、マネーロンダリングや租税回避が物語の軸なので用語がわかりにくいし、 登場人物が多いので、 ちょっと何がなんだかわからなくなる。 (まぁ、読むのに時間を掛け過ぎたのが一番の原因かも知れないけど。) そんなわけで、この小説は一気読みをオススメします。 用語や登場人物はややこしいですが、 物語自体はとてもシンプルでストレート、スピーディーに進むので一気に読むととても面白いと思います!! またいつか、再読したい作品ですね♪

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2018/03/03

悪徳政治家の錬金術について記載あり、大手建設会社の役員と手を組んで「公共事業」の口利きで裏金をつくる。公共事業の予算が減ると今度は「戦後賠償、経済援助」の名目でその多額の予算から裏金を捻出する。これも下火になると「ODAマネー」予算は紐つきで大手の建設会社が仕事を受注し、口利きを...

悪徳政治家の錬金術について記載あり、大手建設会社の役員と手を組んで「公共事業」の口利きで裏金をつくる。公共事業の予算が減ると今度は「戦後賠償、経済援助」の名目でその多額の予算から裏金を捻出する。これも下火になると「ODAマネー」予算は紐つきで大手の建設会社が仕事を受注し、口利きをした政治家にはキックバックされる仕組みになっているんだとか(P294参照) まったくあほらしい、政治に金がかかるのがいけないってことは誰にで理解はできるが、政治家の利権に群がる人心を無くすことが出来なければ、どんな制約をつくっても悪を断ち切ることはできない。わかっちゃいるが止められないってこと

Posted byブクログ