エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守 の商品レビュー
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行動経済学という新たな捜査手法を持ち込み、連続殺人事件の犯人を追う。 目新しい分野なので、薀蓄部分に関しては純粋に楽しめた。説明自体も簡単で分かりやすく、経済分野に疎い私でもそれなりに理解できる。プロファイリング捜査との違いも挙げられており、こういう捜査方法の必要性も理解できた。ただ、結局のところ、誰がどのくらい得するか、ということだけで終始していたのが拍子抜け。これだけだったら、そんなに数式を並べ立てる必要があるのか、ないのか。単なるパフォーマンスで終わってしまっているのが残念。あと、ヒロインの女性刑事のキャラが何とも、、、。ここまでネガティブだと、可愛げもないよね、、、。事件の方も、登場人物の登場の仕方で、早い段階のうちに、怪しいぞ、こいつ、ということになってしまっているので、複雑ではあったけれども、どんでん返し感もなかったかな。 分野的には面白そうだし、期待は持ちたい。続編がある?みたいなところも文章中に読めるし、次作があるなら、行動経済学を更にもっと活かせる事件であってほしい。
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こんなに後ろ向きな刑事も珍しい。刑事としての自覚も乏しいのでは?と思われるところが多々ありイラっとした。上司の言い分も良く分かる。でも、事件を通して前を向けるようになったので、続編が出るのなら期待。 経済学、、、事件に役に立ったのかどうか正直よくわからなかった。。
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まあ、面白かったかな。 経済学のうんちくはなかなか頭に入らなかったけど。 ドラマ化されたら映えそうな感じ。 しかし、登場人物の女性がデキなさすぎてイライラする。
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犯罪捜査と経済学。新しい警察小説です。行動経済学のウンチクが面白かったです。ドラマ化しそうなストーリーでした。
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経済学者が連続殺人事件の解決に挑むミステリ。経済学、っていうとなんとなく難しそうでとっつきにくい気がしますが。読みにくくはなかったです。ほどよく理解しやすく書かれていて、「アンカリング」などというのにはなるほどなあ……と思わされたり。無駄な買い物しなくなるかな(笑)。 ミステリと...
経済学者が連続殺人事件の解決に挑むミステリ。経済学、っていうとなんとなく難しそうでとっつきにくい気がしますが。読みにくくはなかったです。ほどよく理解しやすく書かれていて、「アンカリング」などというのにはなるほどなあ……と思わされたり。無駄な買い物しなくなるかな(笑)。 ミステリとしても充分に楽しめる展開でした。うーむ、そう来るかあ。ちょっと続編に期待したいかも。
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行動経済学を犯罪捜査に持ち込んだところに新味があるので注目されているのかもしれないが、実際には行動経済学もプロファイリングも全く必要とせずに普通の推論で導き出される結論ばかりである。(数式も使っているが、計算するまでもない当たり前の結論が導き出されている。)そのために、かえって行...
行動経済学を犯罪捜査に持ち込んだところに新味があるので注目されているのかもしれないが、実際には行動経済学もプロファイリングも全く必要とせずに普通の推論で導き出される結論ばかりである。(数式も使っているが、計算するまでもない当たり前の結論が導き出されている。)そのために、かえって行動経済学者以外の人たちが当たり前の結論にたどり着けずに、驚いたり怒ったりしているのが滑稽である。文章も当たり前のことを長々と説明したり、表現が幼稚っぽくなったりして稚拙である。心理描写も浅い。 ディテールでも、「特捜本部」と言ったり、神奈川県警の捜査に警視庁から警視正やプロファイラーが送り込まれきたりとおかしなことがたくさんある。離婚の価値にその当事者の生涯収入が含まれているが、離婚は生涯収入に影響しない前提となっているので、これも明らかな間違いである。
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経済学を犯罪捜査に役立てるという視点は面白くとても興味深かったしそのためにこの本を手に取った。しかし著者一作目だからか、そういう趣向の著者なのか、推理小説には欠かせない「あほな質問をする役」であるマヤが非常にうざい。ストーリーや着眼点が面白いだけにそれが本当に残念だ。自分に自信が...
経済学を犯罪捜査に役立てるという視点は面白くとても興味深かったしそのためにこの本を手に取った。しかし著者一作目だからか、そういう趣向の著者なのか、推理小説には欠かせない「あほな質問をする役」であるマヤが非常にうざい。ストーリーや着眼点が面白いだけにそれが本当に残念だ。自分に自信がないのに自意識が過剰。読者の理解が困難な作品ほど探偵役と補佐役との知識などの差はどんどん激しくなるが、いかんせんこの作品はいらいらした。続きが出たとしても買うのはよく考えてから、ブックオフだろう。
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表紙の式を見ただけで軽くげっそり。作品もよくわからないので首を傾げる事も多々あり。経済学捜査員というのを作品に入れる事で新しいミステリーにでもしようとしたのかは不明だがこの経済学捜査員のせいでややこしくなっている感が否めない。
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【ネタバレ】警察の捜査に行動経済学者を参加させるという着眼点はユニークだし、予測しづらいストーリー展開も優秀なんですが、担任や双子とのやりとりで素人の俺でも気付いたとある事実を女性刑事が気付かなかったという設定にはあまりにも無理があってミステリとしては破綻していると思います。道具立て自体は素晴らしいので是非シリーズ化してください。
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普通のミステリー。「動機」を経済学的な「効用」として主人公が説明するあたりが行動経済学的、なんだろうけど用語の置き換えレベルにとどまっており、行動経済学である必然性はない。ミステリーとしても普通。
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