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正しい家計管理 の商品レビュー

3.9

57件のお客様レビュー

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2022/06/01

経営コンサルや会計システムの設計を仕事とする著者が、家計管理についての基本的な考え方、具体的なシステム構築の仕方を丁寧にわかりやすく書いてくれた本です。 ツイッターでおすすめされているのを見て、衝動的にポチッて読んだ本です。 結論から言うと、本当に読んでよかったです。 1300...

経営コンサルや会計システムの設計を仕事とする著者が、家計管理についての基本的な考え方、具体的なシステム構築の仕方を丁寧にわかりやすく書いてくれた本です。 ツイッターでおすすめされているのを見て、衝動的にポチッて読んだ本です。 結論から言うと、本当に読んでよかったです。 1300円の本ですが、その何十倍、何百倍の価値ある本でした。 よくある、主婦向け雑誌などの家計管理法と違うのは ・家計の支出システムを構築するまでに9割労力をさく ・逆に、システムを構築してしまえば、あとはどんぶり勘定でもお金が貯まっていく ・それぞれの家庭、個人の収入や資産、価値観に合わせてシステムを構築する という点です。 それぞれの価値観、人生に合わせてお金の使い方を考える。決める。 そのために、まずは自分の収入と支出をきちんと把握する。 このような、“一般化せず、その人に合わせたやり方“を導入すると言う点では、一世を風靡したこんまりさんの“ときめきお片付け“との共通点を感じました。 システム構築の仕方は、著者が丁寧に段階を踏んで書いてくれているので、わかりやすく実践できました。 自分達のことなのに、家計や貯金を、意外と把握できていなかったことに驚きました。 システム構築までが本当に大変(我が家は半年かかりました)ですが、やる価値ありです。

Posted byブクログ

2021/04/30

この本は、「家計簿」のつけ方に関するハウツー本ではなく、「家計管理」の哲学と実践を説く本です。 この本の最大の特徴は、家計管理の具体的なノウハウ以前に、(他人の評価や世間体ではなく)自分の価値観やお金の使い方を家計管理に反映し、自分が幸せになれる仕組みを設計することの重要性を説...

この本は、「家計簿」のつけ方に関するハウツー本ではなく、「家計管理」の哲学と実践を説く本です。 この本の最大の特徴は、家計管理の具体的なノウハウ以前に、(他人の評価や世間体ではなく)自分の価値観やお金の使い方を家計管理に反映し、自分が幸せになれる仕組みを設計することの重要性を説いている点です。 本来、幸せのあり方は個人や家族によって違い、どのようなことに、どれくらいのお金をかけるべきかの答えはひとつではないはず。 にもかかわらず、多くの家計管理本やFPによる記事では、「住居費は収入の25%まで」や「食費は4人家族で月々5万円を目安に」など、標準的なケースを踏まえた節約や予算管理ノウハウに終始しています。 これでは、お金を管理するうちに、気付けばお金(を得る&増やすこと)が目的化しかねません(実際、そうなっている人は多いと思います)。 本書はそうではなく、自分や家族にとって、なぜ・どれくらいのお金が必要か、という「そもそも」論に立ち返り、本当の意味での家族の価値観を家計管理に反映させることで、限られた資源を使って人生の満足感・幸福感を最大化する考え方を提示しています。順序が逆なんですね。 家計管理の具体的なノウハウを勉強する前に、まず読みたい一冊です。

Posted byブクログ

2021/04/05

家計管理の仕方について一から丁寧に解説してくれている。 ノートを2冊準備し、「財産目録」「家計簿」に分けて家計管理を行う。 具体的なノートの書き方も書かれているので実際にやってみたい!という気持ちが湧いてくる。 家計簿が続かない、家計簿をつけているけれどイマイチ家計が改善しないと...

家計管理の仕方について一から丁寧に解説してくれている。 ノートを2冊準備し、「財産目録」「家計簿」に分けて家計管理を行う。 具体的なノートの書き方も書かれているので実際にやってみたい!という気持ちが湧いてくる。 家計簿が続かない、家計簿をつけているけれどイマイチ家計が改善しないという方にオススメの1冊。

Posted byブクログ

2021/02/24

表紙の感じから、とても難しい内容で、何だか怒られるような気がしていたのですが、読んでみてとても参考になりました。 今の自分が優先したい予算は何かが分かってきて、それにどのくらい必要なのかも、だんだんと意識して生活できるようになってきました。 (口座の分け方など、本の通りにはできて...

表紙の感じから、とても難しい内容で、何だか怒られるような気がしていたのですが、読んでみてとても参考になりました。 今の自分が優先したい予算は何かが分かってきて、それにどのくらい必要なのかも、だんだんと意識して生活できるようになってきました。 (口座の分け方など、本の通りにはできていないところもあります

Posted byブクログ

2021/01/12

家計管理のイメージは、家計簿をつける(大変)、節約(つらい)、自由が奪われるイメージから、嫌になって、どんぶり勘定に戻ってしまいがちなところですが、本書のアプローチは違います。 著者の管理会計(会社経営)の本がわかりやすかったので、他の書籍を辿ってみたところ、本書に巡り合いまし...

家計管理のイメージは、家計簿をつける(大変)、節約(つらい)、自由が奪われるイメージから、嫌になって、どんぶり勘定に戻ってしまいがちなところですが、本書のアプローチは違います。 著者の管理会計(会社経営)の本がわかりやすかったので、他の書籍を辿ってみたところ、本書に巡り合いました。 そう会社経営からの家計アプローチなのです。 これだけだと聞くと大変そう、と思いがちですが、むしろ他の家計管理より優しいです。 他の家計管理との違いは、 ・節約ではなく、価値のあるものにお金を使う ・削るのではなく、価値をゼロから作り上げる です。 「したいこと」の実現するための予算化で、ワクワクアプローチの楽しい家計管理。家族が求める「価値観」を定義して、価値観のメガネをかけ替えられる。 そして「黒字システム」を作ることを目指す。 システムといっても小難しいわけではなく、自分の財産が1円でも増え続けるための仕組み作り。 「減らす」より「やめる」。サプリ、定期便、ウォーターサーバー、化粧品のブランド、ランチ、飲み会。価値を見直して、やりたいことと照らし合わせて考える。 とにかくやるべき事がシンプルで、前向きなので、辛くないです。 助かります。

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2020/04/29

財産目録、収支予算で記録、入金と支出口座を分けるとシンプルにすべき事を書いてあるので、分かり易い。管理管理節約節約とマイナスイメージの家計管理ではなく、企業活動に置き換えてドラッカーの言葉を引用したり、価値ある支出と支出を前向きに捉えている。これなら家計管理というと身構える夫も話...

財産目録、収支予算で記録、入金と支出口座を分けるとシンプルにすべき事を書いてあるので、分かり易い。管理管理節約節約とマイナスイメージの家計管理ではなく、企業活動に置き換えてドラッカーの言葉を引用したり、価値ある支出と支出を前向きに捉えている。これなら家計管理というと身構える夫も話し合いの席に付きやすくなるのでは?(笑) ノート主義、現金主義は流石に古い気もする。まぁ、そこはアレンジで!

Posted byブクログ

2020/04/14

どんぶり勘定の恐ろしさがこの一冊でよくわかりました。預金はできるときにやるものではなく「義務」だということも。これらの意味がよく分からない人は読んでおいたほうがいいかも。

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2020/03/29

「どんぶり勘定は低収入よりおそろしい」 というコピーにヒヤッとして真剣に読みました。笑 これを読んで家計簿つけはじめ、収支を明らかにするだけで無駄がなくなった。

Posted byブクログ

2020/03/27

預金は「義務」である。 家計管理の目的は、ひとつ。 自分と家族が、現在も未来も幸せに暮らすこと。 限られたお金を予算に割り振るのではなく、まず行動計画ありき。それを予算化する。 ガツンと頭を殴られた気分になりました。手元に置いておきたい一冊。 図書館蔵書。

Posted byブクログ

2019/11/09

正しい家計管理のポイントは、次の2つ。1つは、節約ではなく、価値あるものにお金を使うということ。2つめは、削るのではなく、価値をゼロから作り上げるということ。著者が推奨していたのは、ノートを2冊用意し、手書きする。クレジットカードは使わない。封筒にお金を入れて、出費があるときは、...

正しい家計管理のポイントは、次の2つ。1つは、節約ではなく、価値あるものにお金を使うということ。2つめは、削るのではなく、価値をゼロから作り上げるということ。著者が推奨していたのは、ノートを2冊用意し、手書きする。クレジットカードは使わない。封筒にお金を入れて、出費があるときは、ここからお金を出すことなど。この通りに行なえば、正しく家計が管理できるのかもしれないが、ネットでお金を管理している私には不向きだと感じた。

Posted byブクログ