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生存者ゼロ の商品レビュー

3.4

351件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    127

  4. 2つ

    43

  5. 1つ

    10

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2014/06/04
  • ネタバレ

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バイオハザート的なものかと思いきやの展開は意外性については評価。ミステリーかと言われると微妙なライン。想像力豊かな人には全くおすすめできない。 ラストはタイトルが伏線になりよかったのでは

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2014/06/04

面白かったが、何となく感情移入がしにくい感じで。 設定、展開は悪くなかったですが、それぞれの登場人物の会話がわざとらしく感じるところがちらほらありました。 ただ、終盤の展開とおとしどころはきっちりしているので、よかったですかね。

Posted byブクログ

2014/06/03

北海道の石油掘削基地で職員全員の遺体が発見されたのをはじめとして、北海道全土で謎のパンデミックが発生する。最初に基地での被害を目撃した陸上自衛官三等陸佐・廻田と、アフリカで感染病の研究をしていた感染症学者・富樫は共に調査をして行く。その調査の中で2人だけに「奇妙な声」が聞こえてく...

北海道の石油掘削基地で職員全員の遺体が発見されたのをはじめとして、北海道全土で謎のパンデミックが発生する。最初に基地での被害を目撃した陸上自衛官三等陸佐・廻田と、アフリカで感染病の研究をしていた感染症学者・富樫は共に調査をして行く。その調査の中で2人だけに「奇妙な声」が聞こえてくるようになる。次第にその声に翻弄されながら、自衛官医務官の伊波・広瀬、昆虫学者の弓削を加えて調査を進める。その調査の先には誰もが予想しない驚くべき事実が待っている。途中の政府の無能さや無責任な対応は読者の怒りを駆り立て、人々が感染し死に至る描写は非常にリアリティで物語に引き込まれることだろう。

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2014/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いわゆるバイオハザード、パンデミックものとして中盤までは進むが、そこから昆虫パニックものに急転回。 話の運びも、クライマックス以降はアクション映画張りのドンパチに結構な紙幅が費やされている。 はっきり言って粗は多いと思う。 序盤からハードボイルド調のセリフ回しに若干白け気味になり、それ故に登場人物たちのやりとりが浅薄に感じられることは否めない。 また、無理やり年頃の女性を物語に割り込ませているようなところも、些か陳腐な印象を与える。 が、惨劇の真相が明らかになるあたりからの加速感がなかなか気持ちよく、いかにもエンターテインメント然とした派手なアクション描写にも、無理なく入り込むことができた。 中盤を過ぎても、例えばなぜヘリが墜落してもあの2人だけがピンピンしているのかとか、彼はシロアリに襲われたのにどうして他の犠牲者たちのように瞬時に絶命しないのかとか、そもそも廻田の脳内に響く声はなんやねん、などといった素朴な疑問はいくつか浮かぶものの、それらを束の間覆い尽くすように没入することができたので、甘めの星4つ。 プロットは面白い。

Posted byブクログ

2014/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パンデミックものの小説。ちょっとミステリー風味。 好きなジャンルだが、正直パッとしない。 感染パニックとしては小規模で地味だし、ネタも現実的な説得力がない。 登場人物も魅力が薄く、共感も尊敬も得られず、一部の衝動的なだけのキャラクター(弓削とか)には嫌悪感さえ感じた。 弓削をして賢者とか言ってるが、こんな感情的なだけの短慮な女のどこが賢者なの?と首を傾げるばかりである。 政治家も、一昔も二昔も前の、責任回避するだけの無能政治家しか出てこない。 いったい何年前の小説だ・・。 いつ描かれたのか知らないが、発行は2014年の2月になっている。 だと言うのに、発想が10年も20年も前の小説のようだ。 東日本大震災を踏まえれば、日本におけるパニックものは新たなゾーンに突入するのではないかと俺は思っていた。 ところが、この小説はそれ以前のものと構想的に大差がない。 そこが残念。 とりあえず、シロアリに攻撃された人間を感染病と勘違いするという設定が荒唐無稽。 まともな想像力があるなら、シロアリに攻撃されて暴れ狂った人間の周囲には、踏み潰され、すりつぶされた大量のシロアリの死体が存在すると想像できるはず。 体内に潜り込んだシロアリが一匹も残らないなんてこともありえない。 ミステリー風味に進めておいて、犯人はシロアリでしたー!誰も気づきませんでしたー!とか馬鹿じゃないかと。 オーソドックスな推理小説で犯人は宇宙人でしたとか言い出すようなもんだ。 これなら最初から、B旧テイスト溢れる語り口で「アリだーーー!」とかやってた方がまだ救いがある。 同じ荒唐無稽なら、突然巨大なエビが人々を襲いだす有川浩の「海の底」の方がよほど面白かった。

Posted byブクログ

2014/05/30
  • ネタバレ

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本作はパンデミックの原因を知ったときの印象が、そのまま作品の印象に直結しそうな気がします。 「なんと!」と驚いたら高評価。 「は?」と思ったら微妙な評価。 自分は正直なところ後者でした。序盤はとても惹き込まれた分、落胆が大きかったかも。 これが単なる災害ではなくて人為的に操作された事象だったら、もしくは災害に巻き込まれた人々がどのように行動するかにスポットをあてた群像劇だったら、印象は違っていたと思います。前者であれば敵側陣営との戦略バトルが、後者であれば人間ドラマ的な形で作品を楽しめたかな、と。 最終的な事態の解決方法も主人公達の行動の結果ではなく、結局は自然淘汰でそれを待つという内容が個人的には好みではなかったです。危機的状況の解決は登場人物たちが必死に努力し、行動した結果であってほしいという、とても個人的で我侭な願望がありまして、本作はそれから外れていたように感じました。

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2014/05/28

細菌や軍事、政治等の専門用語だったりが多く、するすると読みやすいとは言い難い本ではあった。 まぁ当初思っていた展開と違い、後半の勢いは凄く、ページ数もあり読み応えがあるものではあった。 ただ、やはりミステリーとは違い、今回は趣向が違ったかなという認識。 だがキャラクターの魅力は...

細菌や軍事、政治等の専門用語だったりが多く、するすると読みやすいとは言い難い本ではあった。 まぁ当初思っていた展開と違い、後半の勢いは凄く、ページ数もあり読み応えがあるものではあった。 ただ、やはりミステリーとは違い、今回は趣向が違ったかなという認識。 だがキャラクターの魅力は凄い。 1人1人がちゃんと確立されていた。

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2014/05/24

黙示録とか言われても……って感じで 最後の最後まで違和感が拭えなかった。 パンデミックだったり、 実はこっちが…って展開はなかなか面白かったけど、 「ジェノサイドのような」と言われて期待して読むものではなかったなあ。 すごく分かりにくい。 この本のおかげでまたジェノサイド読み直...

黙示録とか言われても……って感じで 最後の最後まで違和感が拭えなかった。 パンデミックだったり、 実はこっちが…って展開はなかなか面白かったけど、 「ジェノサイドのような」と言われて期待して読むものではなかったなあ。 すごく分かりにくい。 この本のおかげでまたジェノサイド読み直したくなりました。

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2014/05/24

専門用語の羅列、必要以上に死傷するがその描写の陳腐さ。 総理大臣、その他権力者を非常に無能な存在として描く。ぼくはそういう左巻きの思想は好きじゃない。

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2014/05/21

文庫で買って一気読みしました。面白かったー 後半の悲惨な状況を想像しながらヒィィってなった。 これは映像で見たくはないなぁ。 首相をはじめ政治家たちが気持ちのいいくらい無能だったので、もう少し悲惨な末路をたどるカタルシスがあっても良かったかも(笑) 終章以降結局どうなったのかよ...

文庫で買って一気読みしました。面白かったー 後半の悲惨な状況を想像しながらヒィィってなった。 これは映像で見たくはないなぁ。 首相をはじめ政治家たちが気持ちのいいくらい無能だったので、もう少し悲惨な末路をたどるカタルシスがあっても良かったかも(笑) 終章以降結局どうなったのかよく分からなかったのも消化不良

Posted byブクログ