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夜とコンクリート の商品レビュー

4.4

43件のお客様レビュー

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2020/07/23

眠れない建築士が変わった能力のある男と出会ったり、大学生たちがアウトドアな遊びをしてたらSFな目にあったり、存在しない場所を見る子供の話など、主に日常を舞台としたちょっと変わった出来事の短編集。線の細い、簡略化されたようなイラストも個性的で、ひとコマごとを眺めるように読むのも楽し...

眠れない建築士が変わった能力のある男と出会ったり、大学生たちがアウトドアな遊びをしてたらSFな目にあったり、存在しない場所を見る子供の話など、主に日常を舞台としたちょっと変わった出来事の短編集。線の細い、簡略化されたようなイラストも個性的で、ひとコマごとを眺めるように読むのも楽しい。

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2020/05/21

余白がとても良い。モノクロという言葉より、白と黒と言うのがとても合う。もう少し大人になって読んだらまた感想が変わりそうだ。

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2019/11/27

何年か前に試し読みを読んでいた。 本屋でたまたま、平置きされていて、残り一冊で、気付けばそのままレジに持っていっていた。出会うというのはこういう感じだなと久々に思い出した。 いい話、とか悪い話、みたいな、ひとくくりにできない物語が四つ、夜に浮かんでいた。いつか経験したことがあるよ...

何年か前に試し読みを読んでいた。 本屋でたまたま、平置きされていて、残り一冊で、気付けばそのままレジに持っていっていた。出会うというのはこういう感じだなと久々に思い出した。 いい話、とか悪い話、みたいな、ひとくくりにできない物語が四つ、夜に浮かんでいた。いつか経験したことがあるようなないような。不思議な気持ちにさせる本だった。空白が愛おしい。 好きなひとにおすすめするのなら、これがいいなと思うまんがだった。

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2019/11/05

町田洋氏の作品『夜とコンクリート(2014)』を読了。 今年の9月14日に読んだ・・・前作「惑星9の休日(2013年)」を読んで大好きな作品だったので 町田洋氏の他の作品も読んでみた。 今回も大好きだ… 特に”青いサイダー”がGood!! 

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2019/01/23

無駄な余白をコマにする。 空白の作り方。 交差する二つのこと。 実はアレとアレが同じだったのか、感。 リアリティというよりもシズル感。

Posted byブクログ

2022/04/05

町田洋 まず今まで知らなかった事を恥じた これはちょっと凄い ネームの切り方、構成、セリフ運び、空間の切り取り方、演出、ストーリー、オリジナリティ、センス、あらゆる面で抜きん出てる 作品というか作家としての完成度が非常に高い どんなルートを辿ったらこんなもの産めるんだ いっ...

町田洋 まず今まで知らなかった事を恥じた これはちょっと凄い ネームの切り方、構成、セリフ運び、空間の切り取り方、演出、ストーリー、オリジナリティ、センス、あらゆる面で抜きん出てる 作品というか作家としての完成度が非常に高い どんなルートを辿ったらこんなもの産めるんだ いっそ脅威的ですらある 多分何度も読み返すし手放さない作品リストにリスインすると思う そんでやっぱ寡作なんだね 生まれてくれてありがとう

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2018/01/04

ブクログの談話室で知りました。 第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作『夏休みの町』収録の短編集。 絵もお話もよく知らず表紙の感じとタイトルだけで買ったのですがよかったです。 シンプルで簡潔なのに暖かみのある絵。ジャンルは日常SFかな。 表題作の『夜とコンクリート』...

ブクログの談話室で知りました。 第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作『夏休みの町』収録の短編集。 絵もお話もよく知らず表紙の感じとタイトルだけで買ったのですがよかったです。 シンプルで簡潔なのに暖かみのある絵。ジャンルは日常SFかな。 表題作の『夜とコンクリート』 不眠症の主人公は我が家への帰り道、酔っぱらった同僚とその連れに出会う。 ああほんのちょっと視点が変わるだけで世界はこんなにも穏やかな表情をみせるものか、と思った。 『夏休みの町』 夏、ソウは公園で大破した戦闘機と倒れている老人に出会う。老人はライトセイバーみたいなものを持っていて.. .。 小説、漫画読みには痛いかも。タイトルと絵柄が大島弓子さんを思い起こさせる。 『青いサイダー』 心の中に、ヤシの木のはえた小さな島‘シマさん’がいる僕。いつも話しかけてくれた‘シマさん’が話しかけてくれなくなって三ヶ月。僕が住むマンションの屋上に‘センニン’と呼ばれるおじさんを見つける。 ‘僕’と両親、‘センニン’との関係が‘僕‘に変化をもたらしていく。センニンの「僕のすることは間違いだらけな気がする」の言葉に友人の「俺のやることなんて間違いしかない」が良い。こんな優しさをもった返しができたらなー。 『発泡酒』 超短編。あの日あのときの‘真実’なんて発泡酒の泡みたいにシュワシュワ消えてしまうのかな。ぬるく苦い後味。

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2016/09/26

独特のもの悲しさを内包した作品。細かい書き込みや構図がないので非常にシンプル。また登場人物も少なく、キャラクターに起伏が少ないのも特徴。 不思議と何度も手にとって読み返してしまう。

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2016/07/14

不思議な話。ぱっと開けたページは線がカクカクしてて、どうかなぁ読めるかなぁって思ったけど、他のは普通の線だった。むしろ細々としてて好きだった。買ってよかった。

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2016/03/08

短編集 ふわっとした絵柄なのにメッセージがしっかりしている 特に「夏休みの町」の急に現実に戻されるラストが切なくていい じぶんは大学生だけど、今しかできないこと、しておきたいなぁ

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