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混沌ホテル の商品レビュー

4.3

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

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2026/06/13

コニー・ウィリスの短編集。“THE BEST OF CONNIE WILLIS”と銘打ってあります。 この作者の他の作品は読んだことが無いので、ベストかどうかの判断は付きませんが、意外に面白いです。 タイトル作品の『混沌ホテル』はさ、これはもう・・・。やけに学会に詳しいですね...

コニー・ウィリスの短編集。“THE BEST OF CONNIE WILLIS”と銘打ってあります。 この作者の他の作品は読んだことが無いので、ベストかどうかの判断は付きませんが、意外に面白いです。 タイトル作品の『混沌ホテル』はさ、これはもう・・・。やけに学会に詳しいですね。学会でこんな混乱が起きる事は少ないでしょうけど、起きたら怖いです。 それと最後に収録されている『まれびとこぞりて』。これも、地球外生命体が地球にやってくるという設定の作品は数多ありますが、これは、中々面白い設定です。でも、謎が解けてみると、言われていることはいまの地球人が言われると、厳しいことかも。 この作者の短編集は他にもあるらしいので、読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ

2025/01/23

めちゃくちゃ笑いました。コニー・ウィリス大好きですが、この語り口が仕掛け満載で、どの短編(中編と言っても良いのも有り)も何処に着地するのかとハラハラドキドキ。元気になりたい時におすすめです。

Posted byブクログ

2024/12/30

コニーウィリスのユーモア側の短編集。 コニーウィリスといえば、私は「犬は勘定に入れません」が好きなので、この本がコメディバージョンばっか入ってる短編集と知って読むのをめっちゃ楽しみにしてたんだけど、期待を裏切らず本当に楽しめた。クリスマスに読み始めたので「まれびとこぞりて」からス...

コニーウィリスのユーモア側の短編集。 コニーウィリスといえば、私は「犬は勘定に入れません」が好きなので、この本がコメディバージョンばっか入ってる短編集と知って読むのをめっちゃ楽しみにしてたんだけど、期待を裏切らず本当に楽しめた。クリスマスに読み始めたので「まれびとこぞりて」からスタートしたんだけど、これが面白くて、笑いあり、ドキドキあり、本当に楽しかった。どの話も笑いありでよかった。「魂は〜」は論文形式の話で、註がめっちゃ入ってるんだけど、その註も笑えて、そういうのが大好きな自分はニヤニヤしながら読み終えました。本当によかった。

Posted byブクログ

2022/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目次 ・混沌(カオス)ホテル ・女王様でも ・インサイダー疑惑 ・魂はみずからの社会を選ぶ――侵略と撃退:エミリー・ディキンスンの詩二編の執筆年代再考:ウェルズ的視点 ・まれびとこぞりて 読んでたと思っていたのですが、本屋さんで見かけただけで、読んではいないことに図書館で気が付きました。 これと「空襲警報」どっちも。 でもね、わたしコニー・ウィリスは長編に限ると思っていたんですよ。 だから読んでなかったのかなあ。 『混沌ホテル』を読む。 相変わらず人の話を聞かない人ばっかりの、すれ違い。 予約したホテルに部屋はなく、国際量子物理学会の基調講演や分科会は一体どこでやっているのか。 ホテルのフロントはあてにならない。 そしてエントロピーは増大する。 いかにもコニー・ウィリス的なドタバタで面白いのよ。 でも、やっぱり長編を読みたいかな。 『女王様でも』を読む。 最初は何の話やらちんぷんかんぷんだったけど、あ、その話か、と気づいてからが面白い。 母親がどんなに口うるさく言っても、子どもは「そんなの聞いてないよ」って、脱力。 でも、短編小説って、私にとってはキレ味なのよね。 説得力とはちょっと違う。 『インサイダー疑惑』を読む。 これが一番好き。 オカルトというよりスピリチュアル。 でも、ジャンルで言うとラブコメ? すっごく頭がいいのに懐疑主義的過ぎて鈍い主人公がおっかしいの。 懐疑主義業界の基本法則が三つ。 1.とてつもない主張にはとてつもない証拠が必要 2.現実とは思えないほどすばらしいことは、多分現実ではない 3.自問せよ、向こうはこれでどんな利益を得るか? この3原則で、いかがわしいスピリチュアルやチャネリングなどの欺瞞を暴く雑誌を出版している、主人公のロブ。 社員はというと、とびきり美人で演技派の女優だったキルディ。 おまけに彼女は大金持ちだ。 ならなぜ彼女は、ロブの会社に雇われているのか。 そして今、キルディはひとりのチャネラーの噓を暴くため、ロブを連れまわそうとしている。 キルディの真意は? チャネラーの真実は? ドタバタなのに論理的で、真剣だから笑えてしまう。 この作品だけでも読む価値あり。 短編より長い中編小説 残り2篇も面白かったのですが、やはり中編の『まれびとこぞりて』が良い。 タイトルも上手いし、宇宙人の様子を想像すると面白かわいい。 わたしの脳内でアルタイル人はピクミンでした。 フレドリック・ブラウンの『火星人ゴーホーム』と真逆の話だけど、同じくらいばかばかしくて。(褒めてます) 『混沌ホテル』で量子物理学のとんでもなさに笑ったのに、次の本は深刻に物理学濃度の高めのSF。 もちろん量子物理学もあり。 この振れ幅がSFの醍醐味よね。

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2021/11/18

コニーウィルスお得意の、どたばた感満載の短編集です。続きの「空襲警報」はシリアスな話の短編集とあとがきにありましたので、そちらも読んでみようと思います。?

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2021/02/20

《目次》 ・「混沌[カオス]ホテル」 ・「女王様でも」 ・「インサイダー疑惑」 ・「魂はみずからの社会を選ぶ」  ――侵略と撃退:エミリー・ディキンスンの詩二編の執筆年代考:ウェルズ的視点 ・「まれびとこぞりて」

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2019/09/24

ユーモラスなコニー・ウィリスの作品を楽しめる。気軽に読み進められるのが良い。コニー・ウィリス特有の足元がふわふわした感じで展開するストーリーが楽しい。個人的に気に入ったのは、表題作の「混沌ホテル」(量子物理学の学会の現場で物理をネタに笑わせる)と「まれびとこぞりて」(クリスマスキ...

ユーモラスなコニー・ウィリスの作品を楽しめる。気軽に読み進められるのが良い。コニー・ウィリス特有の足元がふわふわした感じで展開するストーリーが楽しい。個人的に気に入ったのは、表題作の「混沌ホテル」(量子物理学の学会の現場で物理をネタに笑わせる)と「まれびとこぞりて」(クリスマスキャロルでエイリアンとのファーストコンタクト)の2作品だ。特に「まれびとこぞりて」は、自分もゴスペルを歌っているので、馴染み深い曲が多くて、自分の行動がエイリアンとのきっかけになるのをリアルに感じられ、余計に楽しく読めた。

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2019/07/31

SFをあまり読んだことのない私のSF小説のイメージは、「近未来・サイバーパンク・宇宙人・ディストピア」だ。しかし、今作に収められている短編は、勿論宇宙人も出てくるが、SFらしくない霊媒師を扱ったもの(インサイダー疑惑)もあり、SFの懐の深さを知った。また、各短編の終わりに筆者のコ...

SFをあまり読んだことのない私のSF小説のイメージは、「近未来・サイバーパンク・宇宙人・ディストピア」だ。しかし、今作に収められている短編は、勿論宇宙人も出てくるが、SFらしくない霊媒師を扱ったもの(インサイダー疑惑)もあり、SFの懐の深さを知った。また、各短編の終わりに筆者のコメントが載っているのだが、皮肉とユーモアに溢れており、そちらも読み応えがある。ユーモラス篇の今作とは別にシリアス篇の短編集もあるみたいなので、是非読んでみたい。

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2019/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『混沌ホテル』ネットに依存した社会でコンピューターに「予約がありません」実にありそうな状況。しかし20年以上前の作品だから受け付けは美女がしている/『魂は自らの…』Eディキンスンのように死後、評価が立ち上がってくる作家は稀。それを死んだ火星人と結びつけるとは/『インサイダー疑惑』死後の霊が存在することを証明はできない。しかし「存在しないこと」を死後の霊の助けなしに証明することもまたできないのだった/『まれびと…』→歌でしかコミュニケーションがとれないエイリアンとの接触小松左京『うるさい!』に似ている

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2018/12/22

S S933 #カオスホテル  量子論がわからないせいか、いまいち楽しめず。 #女王様でも  祖母、母、義母、娘、妹が集まって、「娘」の「サイクリスト協会入会」について喧々囂々。さて、件の「サイクリスト」とは…??? ============ 女性にとって誰しもが悩みの種でも...

S S933 #カオスホテル  量子論がわからないせいか、いまいち楽しめず。 #女王様でも  祖母、母、義母、娘、妹が集まって、「娘」の「サイクリスト協会入会」について喧々囂々。さて、件の「サイクリスト」とは…??? ============ 女性にとって誰しもが悩みの種でもある生理について。薬で完全にコントロールできる未来人にとって、自然のサイクルである生理、とは?呪いか、祝福か。 クスッと笑えるSF。 #インサイダー疑惑 インチキチャネリストを暴くことを仕事にしている懐疑論者の僕と、女優級にゴージャスでデキる女のキルディ。ある日のターゲットは、アリオーラというインチキチャネリスト。取材のため彼女のセミナーに参加するが、そこで妙なことが起こり… ============= インチキチャネリストに筋金入りの懐疑論者・メンケン(死者)が降臨する、という矛盾(笑)がミソ。最後のアリオーラにメンケンが降臨してぶっちゃけるさまが笑える。詐欺にご用心!!!ですよ。 懐疑論者の僕が、ゴージャスな美女に好意を持たれているが「そんなはずない」と否定し続けるさまも微笑ましい。 #まれびとこぞりて 20××年、地球に宇宙人が降り立った。 彼らは「アルタイ人」と名付けられた。 だが、彼らは親睦を深めるためでも、侵略するためでもなく、ただ黙って突っ立ったち、こちらを睨みつけるだけだった。米国のあらゆる叡智が彼らとコミュニケーションを図ろうとしたが、ことごとく失敗。 そこで派遣された私、メアリーは、ある日、クリスマスソングに彼らが微々たる反応を示すことを発見する。 そこで、たまたま知り合った聖歌隊識者のカルヴィンと、アルタイ人の反応するクリスマスソングを探すことになる。 彼らが反応するのはメロディなのか、歌詞なのか、それとも歌の年代なのか、グループなのか、試行錯誤するが… ======================== ひたすらなクリスマスソングの蘊蓄に圧倒される(笑)。 地球にやってきたのは「一致団結」を見たかったせいだと、メアリーが気づき、最後にコーラスを宇宙人にきかせる件は「そうきたか!」的なアハ体験がある。

Posted byブクログ