とでんか(7) の商品レビュー
何よりも、行政が都市伝説をモチーフに起きた事件を解決していく“都市伝説課(東京都庁・都市伝説専門苦情窓口)というアイデアが面白い。民俗学者である大塚英志先生が原作のため都市伝説が都市伝説にまでなっていくまでの過程のリアリティに凄みを感じた。中でも、カプグラ症候群、FOF(フレンド...
何よりも、行政が都市伝説をモチーフに起きた事件を解決していく“都市伝説課(東京都庁・都市伝説専門苦情窓口)というアイデアが面白い。民俗学者である大塚英志先生が原作のため都市伝説が都市伝説にまでなっていくまでの過程のリアリティに凄みを感じた。中でも、カプグラ症候群、FOF(フレンドオブフレンド。都市伝説の意。)、マクガフィンという用語らに知的欲求を刺激された。作中の“電子政府システム(SNSなどを使ったWEBのコミュニケーションを用いて意思決定する政治システム。人々の不安や恐怖が物語として短期間に集中して伝わることで“話”として生成される都市伝説から世論システムを作ろうとした試み。)”が近年のネット選挙戦略に近しいものがあって興味深かった。その描写も予見されていたものとして見つかり、いつか『とでんか』自体が都市伝説化したら更に面白くなりそうだ。
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キャラの名前はともかく、それぞれの個性をうまく出して民俗学とかと結びつける大塚さんらしい作品でした。 木島日記とか好きなら読んでみてください。(あれよりは全体的に明るいです。)
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