アンダスタンド・メイビー(下) の商品レビュー
ここで区切り?!と思うところがあったり、時間が飛び過ぎたような展開に若干読みづらさを感じました。 彌生君に対する態度がどうしても共感しづらかった。
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上巻は本当に切なくて苦しくて、なんで?と思うところもたくさんあった。なんで、なんでそんなに不幸の匂いがする方にばかりいくの?と。 下巻で黒江がなぜそんな生き方しかできないのかが明かされていきますが、ほとんどは上巻と同じような思いで読んでいました(笑) ただ、上巻(地元)と違うのは仁さんがいるということとやりたかったことに突き進んでいること。 その2点が黒江を支えていたと思う。 どんなにダメな方向に進んでも、見守り支えてくれる。 ただそこにいてくれる、在るということ。 現代の宗教の問題にも問いかけるような物語。 正直上巻を読んでいる時は最後に泣かされるとは思っていませんでした。弥生くんはやっぱり神様だったかも。 最後は切なくて苦しくてむず痒い想いを、明るく溶かしてくれました。
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上と同じ 最後こーゆー展開になるとは 本当に紆余曲折あるクロエ 素晴らしい人と出会い、変わろうとしているのが良い クロエのおかげで救われる人もいる 人は知らない所で誰かを元気付けてるというのを感じた
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いやぁ。下巻も重い。 彌生くんに対して身勝手すぎる。 彼に「神様」を求めるのは酷だよなぁ。 後半は黒江がどんどん歪になっていって、仕方ないよねそれだけしんどい思いしたものね、と思う気持ちとそれはないよーという反する気持ちで、読んでいて忙しい。 救いは羽場先輩が幸せになっていたこと...
いやぁ。下巻も重い。 彌生くんに対して身勝手すぎる。 彼に「神様」を求めるのは酷だよなぁ。 後半は黒江がどんどん歪になっていって、仕方ないよねそれだけしんどい思いしたものね、と思う気持ちとそれはないよーという反する気持ちで、読んでいて忙しい。 救いは羽場先輩が幸せになっていたこと。
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下巻も重かった。。 黒江の不安定さに途中ちょっと疲れてきちゃったんだけど、、ずっと疑問だった上巻の写真とか、真相が分かりモヤモヤは少しだけ解消された。 でも、なんていうか、ずっと暗い中をさまよっているようなお話でした。 彌生くんや仁さんもいいんだけど、私はだんぜん羽場先輩でした!...
下巻も重かった。。 黒江の不安定さに途中ちょっと疲れてきちゃったんだけど、、ずっと疑問だった上巻の写真とか、真相が分かりモヤモヤは少しだけ解消された。 でも、なんていうか、ずっと暗い中をさまよっているようなお話でした。 彌生くんや仁さんもいいんだけど、私はだんぜん羽場先輩でした!笑
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こういう、救いのない本に私は救われる。 どこかで絶望を抱えたまま生きてる人もいて、 助けてほしいと思いつつも助けてもらえない 私を許してくれる、私だけの神様が欲しい
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15才から20才までの藤枝黒江の物語。 自分に無関心の母親との2人暮らし 黒江自身も同性の友達と壁を作り人間関係は希薄だ。 思春期を迎え 歪んだ性的関係を繰り返す。 そっちに行ったらダメだよと何度も思ったけど 嫌われたくない一心で すがるように 選んだ行き先は不幸のオンパレード。...
15才から20才までの藤枝黒江の物語。 自分に無関心の母親との2人暮らし 黒江自身も同性の友達と壁を作り人間関係は希薄だ。 思春期を迎え 歪んだ性的関係を繰り返す。 そっちに行ったらダメだよと何度も思ったけど 嫌われたくない一心で すがるように 選んだ行き先は不幸のオンパレード。 でもそんな彼女の周りにも 彼女を見捨てない人がいる。読んでいて 彼女の行動に憂うつになりましたが ほんの一筋の光のような写真家の存在が救いでした。 上下巻 4分の3くらい ツライですけど 最後まで読んでよかった
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私が必要とされる数少ない手段… 愛して。赦して。認めて。受け入れて。どこにもいかないで。いなくならないで。 祈りは切実。 仁さんに出会えて良かった。 帰る場所ができて良かった。
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荒んでいた環境から離れ、見守り支えてくれる人が残り、過去が分かり始めながら、段々色々なことに踏ん切りがつく流れが良くて、最後が心地良い。
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自分の過去と闘った経験のある人の琴線には絶対に触れると思う。 好きな小説です。ただ、主人公の黒江の仁さんに対する気持ちの揺れだけあまり感じ取れなかった。
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